開催中の展覧会

とりあはせ 松原 賢と仲間達 九人展

Assortment ーMatsubara Ken and his friends 9 people art exhibition

サムネイル

会期 令和2年10月22日(木)~10月28日(水)
October 22 - October 28, 2020
開廊時間午前11時~午後7時まで(最終日の10月28日は午後5時まで)
会期中無休
Open daily 11 am to 7 pm except for October 28, when the gallery will close at 5 pm.
出品作家松原 賢[絵画] Matsubara Ken
川原隆邦[和紙]Kawahara Takakuni
小島有香子[ガラス]Kojima Yukako
五島彰二[陶芸]Goto Shoji
椎名 勇[陶芸]Shiina Isamu
中澤恒夫[金工]Nakazawa Tsuneo
藤村 圭[木工]Fujimura Kei
宮澤 章[陶芸]Miyazawa Akira
宮原楓翠[漆芸]Miyahara Fusui
ご紹介文

柿傳ギャラリー店主の安田尚史さんから「今度の展覧会は『松原賢と仲間展』で行きませんか?」と提案があり、親交のある人達の顔が十人程浮かんだ。

そのうち柿傳ギャラリーで発表していない八人の方々にお声掛けし、皆さんに快諾して頂きました。

 

益子の宮澤 章さんとは、平成元年、私が那須に居を移してまもなく「遊クラフト」の山口さんの紹介で知り合いました。

その作品「積化象嵌」に心惹かれ作品交換をお願いしたところ承諾して頂き、互いに共感し合えて…片想いでなかったことを嬉しく思いました。

因みに彼は土への片想いをずーっと続けています。

 

富山の友人、五島彰二さんとの出逢いは富山でお世話になった「新桜町ぎゃらりー」でした。

お仲間の陶芸家との三人展だったと思います。

当番で在廊していた彼が「僕の作品どれか解りますか?」

テストです!

土味のきいた焼締めの大皿に賢治の詩が…「これでしょ。同じ顔をしている。」

合格!

 

藤村 圭さんは私と同じ頃の那須への移住組。脱サラで奥さんと一緒に木工の道に。

独立後ほぼ同時に漆器も手がけはじめ、我が家で長年使っている鉄媒染のお椀は透明感と艶を増し美しく育っています。

そのほか私が請け負ったホテルや施設のアートワークの仕事で彼方此方、我が儘な私に同行してくれています。

 

椎名 勇さんとも同時期に、やはり「遊クラフト」の山口さんの紹介でした。

その頃は地元ホテルの施設の陶芸教室で教えながら自作品もそこで制作していました。

ヒット作の獣形鍋もそこで生まれ、その一つが我が家にあります。

その後自宅に窯を作り自身の世界を深めていきます。

穏やかで生真面目な性格がそのまま作品に繋がっています。

 

宮原楓翠さんの仕事は漆芸の中でも今は手がける人の少ない乾漆です。

乾漆は非常に高度な技術を要する造形手法です。

国宝 興福寺 阿修羅像は奈良時代を代表する乾漆仏の傑作で、日本の造形技術の根源的な礎のひとつと言われています。

作品を手にすると見た目から想像出来ないほど軽いのですが、その強度は驚歎に値します。

 

中澤恒夫さんの屋号は『鍛冶工房 かぬちあ』といいます。

『かぬち』とは古事記や日本書紀にも出てくる鍛冶師のことです。

武蔵野美術大学の造形学部を経て長野の工房を出発点にドイツ、スイス、イタリア、チェコなどで鍛造修行。

その後、那須に工房を構え、ヨーロッパの技術で日本の家屋に合った門扉、木工作家の奥さんとのコラボで椅子やテーブルなどの調度を制作しています。

 

小島有香子さん。林屋晴三先生が日本陶磁協会 富山支部主催の茶会で富山在住又は出身の作家達の作品の取り合わせで茶会を催されることになり、その琵琶床を飾ったのが「第4回 現代ガラス大賞展」で大賞を受賞した彼女の作品でした。

積層された板硝子を削り出すそのフォルムと角度が生み出す光だまりの美しさは神秘です。

 

川原隆邦さん。先に知り合ったのは奥さんで、柿傳ギャラリーでの紹介作家、陶芸家の釋永陽さんです。

彼女が結婚するというので「お相手は?」

「絶滅危惧種のような人」

「へー何者?」

彼は絶えそうになった蛭谷和紙唯一の継承者。

米丘寅吉 氏に師事、孤軍奮闘。様々な分野に和紙の可能性を広げています。

今回は私のシリコン型で和紙のレリーフを制作して貰いました。

 

林屋先生のお導きで茶の湯の様々な空間と深く拘わることが出来ました。

茶席の室礼は見立てと取り合わせの呼応が生み出す日本の美意識の総合と想っております。

この度は友人達の作品との『とりあはせ』を楽しんで頂けたら幸甚に存じます。

私もあの残月の床(↑の画像)にどんな室礼が出来るだろうかと空想を楽しんでおります。

 

令和二年秋 松原 賢

略歴松原 賢
Matsubara Ken
昭和23年 富山県上市町生まれ
昭和48年 独立美術(東京都美術館)
昭和51年 井上三綱に師事
昭和52年 第一美術展(東京都美術館)第一美術賞
昭和62年 上野の森美術館絵画大賞展(上野の森美術館) 特別優秀賞
平成20年  「松原 賢-生々流転」(主催・富山近代美術館/富山県)
平成23年 林屋晴三氏より茶会の床掛けを1年間(6席)依頼され、水音をテーマに制作
令和元年 フィラデルフィア美術館 襖絵「日月空海図」収蔵
 
川原隆邦
Kawahara Takakuni
 昭和56年生まれ
平成15年 蛭谷和紙唯一の継承者 伝統工芸師 米丘寅吉 氏に師事
平成18年 富山県伝統的工芸品コンクール 銀賞
平成22年 富山テレビ ACTクラブ 個人の部 優秀賞
平成27年 TOYAMA キラリ 2階3階 壁面(隈研吾建築都市設計事務所)
平成28年 TOYAMA ADC 準グランプリ・ADC賞・会員審査賞・審査員特別賞
     日本青年会議所 人間力大賞 内閣総理大臣奨励賞・経済産業大臣奨励賞
平成29年 U-50 国際北陸工芸アワード 最優秀賞
 
小島有香子
Kojima Yukako
昭和54年生まれ 千葉県出身
平成13年 多摩美術大学立体デザイン専攻クラフトデザイン専修ガラスコース卒業
平成17年 Glass Art Society 2005国際学生展in Adelaide 奨励賞(オーストラリア)、第45回 富山県デザイン展 グランプリ
平成18年 富山ガラス造形研究所 研究科 修了
平成19年 国際ガラス展 金沢 2007 第10回展記念特別賞、第54回 日本伝統工芸展 高松宮記念賞
平成20年 第3回 現代ガラス大賞展 富山2008 特別賞
平成23年 第4回 現代ガラス大賞展 富山2011 大賞
平成27年 工芸都市高岡2015クラフトコンペティション ファクトリークラフト 優秀賞
平成30年 富山ガラス大賞展2018 銀賞
 
五島彰二
Goto Shoji
昭和27年 富山県魚津市生まれ
昭和45年 京都 朝日焼窯元にて修業
昭和50年 陶芸家 松山祐利氏に師事
昭和55年 魚津市に築窯
平成6 有磯窯と命名する、日本工芸会 富山支部賞
平成19年 秋篠宮様富山ご来訪の折、有磯窯 白磁「ホタルイカ」箸置を献上
全国各地にて個展・グループ展など多数
 
椎名 勇
Shiina Isamu
昭和43年 神奈川県川崎市生まれ
平成6年 東京藝術大学 大学院 陶芸専攻 修了
平成11年 栃木県那須町に築窯
平成13年 朝日現代クラフト展 奨励賞
平成21年 東日本伝統工芸展 東京都知事賞
平成30年 東日本伝統工芸展 日本工芸会賞
現在、日本工芸会 正会員、日本陶芸美術協会 会員
 
中澤恒夫
Nakazawa Tsuneo
昭和48年 東京都生まれ
平成10年 武蔵野美術大学 卒業
平成11年 日本、ドイツ、スイス、イタリア、チェコなどで鍛造修行
平成15年 帰国、栃木県那須町にて独立、制作活動を始める
              関東を中心に個展、グループ展に参加
 
藤村 圭
Fujimura Kei
昭和33年 東京都生まれ
平成10年 WoodWorker[fu:]工房設立
平成18年 「ギャラリー間」個展、 他、グループ展多数
 
宮澤 章
Miyazawa Akira
昭和25年 秋田県生まれ
昭和47年 秋田大学 教育学部 美術科 卒業、旭製陶(尾張旭市)に入所
昭和51年 北益子にて独立
昭和62年 第9回 日本陶芸展 入選
平成2年以降、個展を中心に作陶活動を始める
平成5年 日本橋 眦膕阿砲童津
平成6年 '94朝日現代クラフト展 招待出品
令和元年 「土と抽象」益子陶芸美術館 出品
 
宮原楓翠
Miyahara Fusui
昭和48年 栃木県宇都宮市生まれ
平成7年 第16回 宇都宮市民芸術祭 市民芸術祭賞
平成9年 第14回 日本伝統漆芸展 入選、石川県立 輪島漆芸技術研修所 卒業、栃木県芸術祭美術展 準芸術祭賞
平成10年 第38回 伝統工芸新作展 入選
平成11年 第16回 日本伝統漆芸展 入選
平成24年 京都造形芸術大学 非常勤講師
平成29年 レクサス ニュー 匠 プロジェクト2017 選出、第71回 栃木県芸術祭美術展 招待出品
作家在廊日松原 賢[絵画] 10月22日〜28日
川原隆邦[和紙] 10月22日〜23日
小島有香子[ガラス] 10月22日
五島彰二[陶芸] 10月22日
椎名 勇[陶芸] 10月24日〜25日
中澤恒夫[金工] 10月22日、28日
藤村 圭[木工] 10月22日、28日
宮澤 章[陶芸] 10月22日
宮原楓翠[漆芸] 10月22日、25日、28日
※ 恐れながら、コロナ禍の影響により、在廊予定が変わる可能性がございます。
出品作品絵画、茶碗、釜、花入、オブジェ、筺など
お知らせ■新型コロナウィルス感染予防対策
ご来廊される皆様に、より安心してお楽しみいただけますよう、下記の新型コロナウィルス感染予防対策を徹底致します。
恐れ入りますが、お客様のご理解とご協力を頂けますよう、よろしくお願い申し上げます。

1 大切なお客様へのお願い
・弊廊入口とビル入口に、アルコール消毒液を設置しております。ご来廊の際は、恐縮ですが、手指の消毒をお願い申し上げます。
・お出かけの際は、出来る限り、マスクのご着用をお願い申し上げます。
・現在、発熱がある場合や体調がすぐれない方は、恐れ入りますが、ご来廊をお見合わせ頂きますよう、お願い申し上げます。
・過去2週間以内に、発熱や風邪で受診や服薬等をした方、および海外への訪問歴のある方は、ご来廊をお見合わせ頂きますよう、お願い申し上げます。
・店内の混雑緩和のため、出来る限り、少人数でのご来店をお願い申し上げます。
・通常、お客様にお出ししていた玉露などの呈茶のサービスを、申し訳ありませんが、当面の間、控えさせて頂きます。

2 弊廊として取り組む事
・弊廊内の換気をより徹底致します。換気扇による換気に加え、入口ドアを常時開放します。
・日常清掃をより強化致します。
・お客樣やスタッフが頻繁に手を触れる、エレベーターのボタン、テーブルと椅子、入口ドアとトイレの取っ手、筆・ペンなどのアルコール除菌を営業中にも定期的に行います。
・弊廊内が多くのお客様で混雑し、三密状態になったと判断すれば、弊廊への入場制限をお願いする場合もあります。
・弊廊スタッフはマスクを着用し(マスクの下は笑顔です(^^))、検温や体調管理を徹底し、接客に務めさせて頂きます。

皆様のご来廊を心よりお待ち申し上げております。


■コロナ禍による開催内容の変更の可能性
恐れながら、コロナ禍の状況で、さらなる営業自粛を要請された場合などは、会期と営業時間の変更や、最悪の場合オンライン展示のみの可能性もございます。どうかご理解を頂ければ幸いに存じます。
お手間をおかけして恐縮ですが、最新情報は、このホームページにて発信致しますので、此方をご確認頂ければ幸いです。
主な出品作品
展覧会期間中に展示した主な作品を以下にご紹介致します。
価格は、税別か税込の記載が無い場合は、展覧会開催時点の消費税込みの金額です。
画像をクリックすると拡大写真がご覧になれます。
これらの作品以外にも多数の作品がございます。お客様のお好みをお電話かメールにてお聞かせ頂ければ、より詳細な画像を撮影して、メールにてご案内させて頂きます。
展覧会終了後は、申し訳ありませんが、作品の在庫をお調べするためのお時間を頂ければ幸いです。

作品サムネイル

No.1

作家名松原 賢
Matsubara Ken
作品名月聲
価格税別45万円 (税込495,000 円)
寸法W 50.0 × D 70.0 (㎝)

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No.2

作家名川原隆邦
Kawahara Takakuni
作品名
価格税別38万円 (税込418,000 円)
寸法Φ 99.5 × H 3.4 (㎝)

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No.3

作家名小島有香子
Kojima Yukako
作品名積層硝子皿「月華」
価格税別40万円 (税込440,000 円)
桐箱付(後日)
寸法Φ 35.0 × H 6.5 (㎝)

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No.4

作家名五島彰二
Goto Shoji
作品名土炎花器
価格税別10万円 (税込110,000 円)
桐箱付(後日)
寸法W 11.0 × D 10.2 × H 28.8 (㎝)

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No.5

作家名椎名 勇
Shiina Isamu
作品名白金・銀彩線刻文茶碗
価格税別6万円 (税込66,000 円)
桐箱付(後日)
寸法W 13.2 × D 12.0 × H 9.1 (㎝)

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No.6

作家名中澤恒夫
Nakazawa Tsuneo
作品名黒鉄炎筒釜【ご売約済】
価格税別9万円 (税込99,000 円)
桐箱付(後日)
寸法W 17.0 × D 14.0 × H 20.0 (㎝)

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No.7

作家名藤村 圭
Fujimura Kei
作品名拭き漆 掛け花入
左黒【ご売約済】
価格各 税別2万6千円 (税込28,600 円)
布袋付
寸法左 W 2.5 × D 2.5 × H 41.6(㎝)
右 W 2.5 × D 2.5 × H 44.5(㎝)

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No.8

作家名宮澤 章
Miyazawa Akira
作品名積化花生
価格税別27万円 (税込297,000 円)
桐箱付(後日)
寸法W 36.5 × D 36.5 × H 12.0 (㎝)

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No.9

作家名宮原楓翠
Miyahara Fusui
作品名弁当箱【ご売約済】
価格税別3万円 (税込33,000 円)
箱無し
寸法W 19.0 × D 10.0 × H 6.0 (㎝)

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No.10

作家名松原 賢
作品名
価格税別80万円 (税込880,000 円)
寸法W 91.0 × D 73.0 (㎝)

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No.11

作家名松原 賢
作品名閘[和紙レリーフ・制作協力 川原隆邦]
価格税別8万5千円 (税込93,500 円)
別途額代 12,000円(税込)
寸法W 32.0 × D 4.5 × H 92.0 (㎝)

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No.12

作家名小島有香子
作品名Layers of Light -Moon-
価格税別45万円 (税込495,000 円)
桐箱付(後日)
寸法Φ 29.5 × H 4.5 (㎝)

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No.13

作家名五島彰二
作品名井戸茶碗
価格税別10万円 (税込110,000 円)
桐箱付(後日)
寸法W 16.0 × D 15.0 × H 9.5 (㎝)

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No.14

作家名椎名 勇
作品名白金彩線刻文器
価格税別6万円 (税込66,000 円)
桐箱付(後日)
寸法W 15.5 × D 14.5 × H 23.6 (㎝)

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No.15

作家名中澤恒夫
作品名野花燭
価格税別3万円 (税込33,000 円)
箱無し
寸法W 18.0 × D 13.5 × H 33.5 (㎝)

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No.16

作家名藤村 圭
作品名拭き漆 藤村碗
価格各 税別6千円 (税込6,600 円)
箱無し
寸法各 Φ 13.0 × H 8.2 (㎝)

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No.17

作家名宮澤 章
作品名積化一輪花生【右 ご売約済】
価格【左端から】
税別1万1千円 (税込12,100 円)
税別1万4千円 (税込15,400 円)
箱無し
寸法Φ 7.5 × H 14.8 (㎝)
Φ 9.0 × H 17.5 (㎝)

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No.18

作家名宮原楓翠
作品名螺鈿卵殻棗
価格税別13万円 (税込143,000 円)
桐箱付(後日)
寸法Φ 8.0 × H 7.0 (㎝)

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No.19

作家名松原 賢
作品名殷   水指(鉄)中澤恒夫と合作
価格税別25万円 (税込275,000 円)
寸法Φ 14.0 × H 25.0 (㎝)

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No.20

作品名松原 賢/昃【ご売約済】
藤村 圭/掛け床
価格昃:税別6万円 (税込66,000 円)
掛け床:税別2万円 (税込22,000 円)
箱無し
寸法W 10.0 × D 1.5 × H 26.0 (㎝)
W 13.5 × D 13.5 × H 54.8 (㎝)

販売方法につきまして

DMや当サイトに掲載している作品は、会期が始まる前の事前予約を承っております。概ね、会期初日の二十日前頃にお客様へDMを発送し、ほぼ同時期に当サイトに情報をアップしております。
実際に弊廊にお出かけ頂けない方には、お電話やメールでのご注文も喜んで承ります。
皆様からのお問い合わせを心よりお待ち申し上げております。