細川護光 陶展
Hosokawa Morimitsu Ceramic Solo Exhibition
会期 Schedule |
令和6年12月11日(水)~12月17日(火) December 11 - December 17, 2024 |
開廊時間 Opening Hours | 午前11時~午後7時まで[最終日12月17日(火)は午後5時まで] 会期中無休 Open daily 11 am to 7 pm except for December 17, when the gallery will close at 5 pm. |
出品作家 Artist | 細川護光 Hosokawa Morimitsu |
ご紹介文 Introduction |
皆様は、熊本というと何を思い浮かべますでしょうか。 熊本城、阿蘇山、くまもん、辛子蓮根、馬刺し、台湾TSMC、水前寺公園、そして、細川のお殿様・・・。 今回、ご紹介する細川護光さんは、肥後細川家の19代目の御当主であり、この熊本の地で懸命に作陶に挑んでおられます。 楽茶碗、楽の茶入や花入と器、井戸茶碗に加えて、信楽手の作品も作られています。 ご案内状用にとお送り頂いた最新作の赤楽茶碗↑は、品格と風格ある一碗で私はとても嬉しくなりました。
霜月なのに未だ陽光眩しい一日、熊本に飛びました。 熊本空港から西へレンタカーを走らせ、熊本市内の細川邸へ。邸宅に着くと、満面の笑みをたたえた護光先生がいらっしゃいました。 お屋敷内の庭を望む縁側で、二人で本展の作戦会議です。 この庭の向こうには、細川幽斎公や、三斎公が眠る泰勝寺があり、まさに細川家の清らかな歴史を感じ、背筋も伸びます。
昨今、彼は神職の資格を取られ、水前寺公園内にある出水(いずみ)神社の宮司として、多忙を極められています。 出水神社のご祭神は、歴代細川家の皆様との事で、護光さんが出水神社の宮司を務められることは、ご先祖様たちはさぞお喜びのことでしょう。 東京目白にある永青文庫の理事長職も務められ、頭が下がります。 畏れ多い事に、弊社が主催する茶の湯の研究実践団体「茶の湯同好会」の会長職も五年前からお務め頂き、感謝の気持ちで一杯です。
細川邸を辞去した後、件の出水神社まで足を伸ばしました。 初めて水前寺公園に伺ったのですが、その美しい景色に感嘆し、ほどなく歩くと出水神社が見えて来ました。 凛とする静謐な空気が流れる中、私も参拝をさせて頂きました。 可愛い池の鯉や立派な松を愛でつつ、さらに園内を奥に進むと、幽斎公の立派な銅像があり、この銅像が護光さんにそっくりで嬉しくなりました。
さて、弊廊で七回目を迎える本展では、赤楽や黒楽、井戸などの茶陶を中心に酒器や食器を発表致します。 年の瀬のお忙しい中、恐縮ですが、ご清覧を頂ければ幸いです。
店主 安田尚史(茶の湯同好会 事務局長) |
略歴 Biography | 昭和47年生まれ 三重県土楽窯、神奈川県湯河原不東庵を経て、平成17年熊本にて開窯。 以降、全国各地で個展開催 |
作家在廊日 Date Artist in Gallery | 12月11日(水) 終日 12月12日(木) 終日 12月13日(金) 終日 12月14日(土) 11〜15時 12月16日(月) 13〜19時 12月17日(火) 15〜17時 上記は予定です。 |
出品作品 Exhibited Works | 茶碗、酒器など |
DM | この展覧会のDMを見る(PDF) |
弊廊での 展覧会実績 Exhibition Archives |
販売方法につきまして
- ・
- DMや当サイトに掲載している作品は、会期が始まる前の事前予約を承っております。
- ・
- 実際に弊廊にお出かけ頂けない方には、お電話やメールでのご注文も喜んで承ります。
- ・
- 皆様からのお問い合わせを心よりお待ち申し上げております。