今後の展覧会

安洞雅彦 豆向付1000客 展 ー愛情出品 安藤友紀ー

Ando Masahiko 1000 Mame-Mukozuke(tiny dish) Exhibition with Ando Yuki

安洞雅彦 豆向付1000客 展 ー愛情出品 安藤友紀ー 令和5年6月23日(金)~6月28日(水)/柿傳ギャラリー

会期
Schedule
令和5年6月23日(金)~6月28日(水)
June 23 - June 28, 2023
開廊時間
Opening Hours
午前11時~午後7時まで(最終日の6月28日は午後5時まで)
会期中無休
Open daily 11 am to 7 pm except for June 28, when the gallery will close at 5 pm.
出品作家
Artist
安洞雅彦 Ando Masahiko
安藤友紀 Ando Yuki
ご紹介文
Introduction

安洞雅彦といえば豆向付、豆向付といえば安洞雅彦、と作家のシグネチャーになってきた感のある小さな向付。制作を始めてから約12年、意匠は589種まで増えた。そこまで読んで、疑問が湧きはしないだろうか。自らの発想の趣くままにつくるのであれば、約600種に12年も要することはないだろうにと。これら豆向付はすべて、本歌である桃山時代のオリジナルをはっきり特定できる、探究と再創造の営みから生まれてきたもの。能などの伝統芸能が、「型」を完全に消化した先に、身一つの個人では到達し得ない自由を見出すように、安洞は桃山の型に己を埋めてきた。窯址を見つめる考古学者のように冷静な眼と、400年前の陶工を憑依させるがごとき没入の精神、という両輪が噛み合うことで、安洞の孤独な疾走は、ますますその速度を増している。

橋本麻里(小田原文化財団 甘橘山美術館準備室 室長、金沢工業大学 客員教授)

略歴
Biography
▶︎ 安洞雅彦
Ando Masahiko
昭和48年 名古屋の古美術商の家に生まれる
平成14年 独学でやきものを始める
平成16年 瀬戸市陣屋に工房を移す
平成19年 多治見市廿原町に工房を移す
平成21年 薪窯をつくる
令和元年 上海で個展

▶︎ 安藤友紀
Ando Yuki
愛知県名古屋市生まれ
平成9年 愛知県立瀬戸窯業高校 陶芸専攻科卒
平成14年 名古屋市に築窯
平成19年  岐阜県多治見市に移転、安南焼に出会う。安洞雅彦と結婚
作家在廊日
Date Artist
in Gallery
・安洞雅彦 会期中、全日在廊予定
・安藤友紀 5月23日(金)、25日(日)在廊予定
出品作品
Exhibited Works
雅彦:豆向付など
友紀:安南手の茶碗や皿など
DMこの展覧会のDMを見る(PDF)
弊廊での
展覧会実績
Exhibition
Archives
平成31年2月14日(木)~2月20日(水)

販売方法につきまして

DMや当サイトに掲載している作品は、会期が始まる前の事前予約を承っております。
実際に弊廊にお出かけ頂けない方には、お電話やメールでのご注文も喜んで承ります。
皆様からのお問い合わせを心よりお待ち申し上げております。