柿傳ギャラリーブログ

大角幸枝(人間国宝) × 前田正博 茶の湯のかたち展 Ⅱ ご報告

平成30年11月17日(土)

 

11月12日(月)より開催しております

大角幸枝(人間国宝) × 前田正博 茶の湯のかたち展 Ⅱ のご報告です。

 

重要無形文化財「鍛金」の保持者である大角先生。

鍛金と彫金の技術を駆使し、風格のある作品を作られています。

一枚の金属から出来上がったとは思えないような造形や、

雲や波などをモチーフにした、繊細な模様に是非ご注目ください。

 

前田正博先生は色絵磁器の作品を作ってらっしゃいます。

はっと目を引く色が緻密に重ねられており、一見磁器とは思えないような力強さを感じます。

実際ご覧になったお客様からは、

「こちらも金属の作品ですか?」「それとも漆器?」といったご質問も多いほどです。

 

今回はそんなお二人の先生による展示のご紹介です。

 

色茶盌

内銀張錫鋺

 

合作香爐「行雲」

前田先生の作られた香炉に、大角先生が蓋を誂えられた作品です。

 

 

こちらは会期2日目に開催された、「立冬の茶会」のご様子です。

お茶席では両先生が席主を務められ、

お道具について詳しくご説明してくださいました。

 

こちらは大角先生の師事された、鹿島先生の彫金額です。

寄付にて飾らせて頂いておりました。

お茶会にご参加頂いた皆様、誠にありがとうございました。

 

大角幸枝(人間国宝) × 前田正博 茶の湯のかたち展 Ⅱは

11月18日(日)17時までの開催となっております。

この機会に是非お立ち寄りくださいませ。

スタッフ一同、心よりお待ちしております。