柿傳ギャラリーブログ
釋永 維 展 ー浮遊ー ご報告
平成29年8月4日(金)
平成29年7月25日(火)~ 7月31日(月)に開催いたしました
釋永 維 展 ー浮遊ー のご報告となります。
陶芸家の釋永由紀夫先生を父に持つ維先生。
ご兄姉も陶芸をされている中
ただ一人金工作家として、富山で制作に打ち込んでらっしゃいます。
今回はそんな維先生の、弊廊初となる個展を開催しました。
壁を飾るパネル型のオブジェは銅で出来ています。
銅板に無数の穴をあけ、火であぶりながら形に立体感をつけるのだそう。
上から錫を焼きつけたり、硫黄を使うことで色味の変化も出ています。
〔鼓動〕
こちらは中央に対になるよう飾られていた作品です。
金属というと硬く力強い印象を持ちますが、
維先生は金属の脆さや儚さに美を感じるのだそうです。
〔浮遊〕
〔円環〕
とても安定感があり、
蓋置として使えるよう計算して作られています。
今回の第二展示室には、白い展示台も出現しました。
照明の当たりで出来る影がまた素敵なので
是非、実際に見て頂きたいところです。
会期中にはなんと維先生のお誕生日もありました。
サプライズでケーキを用意し
スタッフ内でささやかなお祝いをしました。
本当におめでとうございます。
今回も沢山の方にご来廊頂きまして、ありがとうございました。
次回は8月5日(土)より 髙垣 篤 陶展 が始まります。
また皆さまどうぞ足をお運びくださいませ。
スタッフ一同、心よりお待ちしております。