高島聡平 陶展 ー備前よりー
会期 Schedule |
令和6年10月16日(水)~10月21日(月) October 16 - October 21, 2024 |
開廊時間 Opening Hours | 午前11時~午後7時まで[最終日10月21日(月)は午後5時まで] 会期中無休 Open daily 11 am to 7 pm except for October 21, when the gallery will close at 5 pm. |
出品作家 Artist | 高島聡平 Takashima Sohei |
ご紹介文 Introduction |
残暑厳しき葉月の一日、新進気鋭の備前焼の陶工、高島聡平さんに逢うため、瀬戸内市に向かいました。 岡山空港からレンタカーで約一時間、山深い人里離れた場所に彼の工房はありました。 出迎えてくれた人懐っこい笑顔に、長旅のけだるさも癒されます。
高島さんは、備前焼の人間国宝である伊勢﨑淳氏の門を叩き、独立後、「現代陶芸奨励賞 中国・四国」展の「茶陶部門」で、はれて奨励賞を受賞されました。 その栄誉を讃え、令和4年に弊廊で人生初個展と相成ったのですが、風格ある焼き味の作品が人気を博し、また丁寧な接客振りに愛陶家の皆様からも喝采を頂きました。
一基のロクロと製作中の作品がところ狭しと並ぶ小さな工房では、色んな話に花が咲きました。 穴窯と灯油窯を駆使した焼成へのこだわり、最新作への挑戦、工房に現れる鹿と猪、そして嫁取り、、、。 まだ33歳と若いのに、強い信念を持つ前向きな作陶姿勢に私は強く共感を抱きました。 本展について「最高の作品を出品できる様、がんばります!」とおっしゃって頂き、感無量であり、小さな工房には高島さんの意欲が満ち満ちていて、再訪したくなる居心地の良い所でした。
さて、本展では、茶陶を中心に、酒器やうつわなど約150点を出品致します。 上の茶碗は、今年の「現代茶陶展」の入選作品で、美しい景色の茶味ある一盌でした。 皆様のご清覧をお待ち申し上げておりますので、若き陶工に忌憚のないご批評を頂ければ幸甚です。
店主 安田尚史 |
略歴 Biography | 平成3年 北海道釧路市に生まれる 平成26年 道都大学(現 星槎道都大学)デザイン学科 卒業 伊勢﨑 淳に師事 平成28年 岡山県美術展覧会 入選(平成30年、令和元年)、奨励賞 (平成29年) 平成29年 第34 回 田部美術館「茶の湯の造形展」入選 (令和2、3、4年) 平成30年 第5 回 陶美展 奨励賞、日本伝統工芸展 中国支部展 入選 令和元年 第12 回 現代茶陶展 入選 (令和2、4、5、6年)、現在形の陶芸 萩大賞展 V 佳作 令和2年 日本陶磁協会 現代陶芸奨励賞 中国・四国 展 奨励賞 令和4年 日本陶磁協会 現代陶芸奨励賞 中国・四国 展受賞記念 個展(柿傳ギャラリー) 現在、岡山県 瀬戸内市 牛窓町長浜にて制作 |
作家在廊日 Date Artist in Gallery | 10月19日(土)〜21(月) 在廊予定 |
弊廊での 展覧会実績 Exhibition Archives |
販売方法につきまして
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- DMや当サイトに掲載している作品は、会期が始まる前の事前予約を承っております。
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- 実際に弊廊にお出かけ頂けない方には、お電話やメールでのご注文も喜んで承ります。
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- 皆様からのお問い合わせを心よりお待ち申し上げております。