七人展 日本陶磁協会 現代陶芸奨励賞 九州・沖縄展 審査員特別賞 受賞記念
Seven Ceramic Artists Exhibition Japan Ceramic Society Encouragement Prize, Kyushu and Okinawa Exhibition Award Commemoration
会期 Schedule |
令和6年9月13日(金)~9月19日(木) September 13 - September 19, 2024 |
開廊時間 Opening Hours | 午前11時~午後7時まで[最終日9月19日(木)は午後5時まで] 会期中無休 Open daily 11 am to 7 pm except for September 19, when the gallery will close at 5 pm. |
出品作家 Artist | 青木昌勝 Aoki Masakatsu [審査員特別賞/唐澤昌宏 選] 森山寛二郎 Moriyama Kanjiro [審査員特別賞/黑田耕治 選] 明石朋実 Akashi Tomomi [審査員特別賞/鈴田由紀夫 選] 三藤るい Mito Rui [審査員特別賞/瀬津 勲 選] 松田優人 Matsuda Yuuto [審査員特別賞/大長智広 選] 松形恭知 Matsukata Kimitomo [審査員特別賞/高木崇雄 選] 中里月度務 Nakazato Tsutomu [審査員特別賞/森 達也 選] |
ご紹介文 Introduction |
現代陶芸奨励賞の九州・沖縄展で審査をさせていただいたが、受賞作8点のうち3点を占めた沖縄勢の活躍ぶりが印象深い。
沖縄と言えば壺屋焼が知られているが、奨励賞の鈴木まこと氏の艶黒陶壺は産地のイメージとかけ離れた独創的な作品である(9/24~9/29柿傳ギャラリーで個展開催)。 明石朋実氏の作品は、磁器産地のイメージのなかった沖縄からの出品であり、産地を超える時代の傾向が示されている。 松田優人氏のシーサーは、オブジェ的な現代版シーサーとして評価された。
長崎県の三川内は江戸前期から続く磁器産地であり、多様な特殊技法が大切に継承されている。 中里月度務氏の作品は、伝統的な技法や文様を用いながらモダンな作品に仕上げられており、三川内の底力が感じられる。
佐賀県大川内の青木昌勝、唐津の三藤るい、福岡県小石原の森山寛二郎、宮崎県の松形恭知の各氏も、それぞれの産地の風土と伝統を生かしながら、魅力的な作品を生み出している。
鈴田由紀夫(佐賀県立九州陶磁文化館 館長)
▶ 現代陶芸奨励賞 やきものを通して地方のやきものを振興し、つくり手・作家を発掘することを目的として開催される公募展です。 開催地域を区切り、その地域ごとに公募を行い受賞者を決定し奨励いたします。 |
略歴 Biography | ▶ 青木昌勝(あおき まさかつ) 昭和53年 佐賀県伊万里市生まれ 平成14年 大川内山の窯元に入窯。中村清六氏、村島雪山氏に薫陶を受ける 平成28年 有田国際陶磁展(平成27年〜令和元年、令和3年、令和4年 入選・入賞) 平成29年 日本伝統工芸展入選(平成30年〜令和5年) 平成30年 田部美術館大賞茶の湯の造形展入選(令和元年〜令和4年) 青木陶房を開窯し独立 令和4年 有田国際陶磁展 経済産業大臣賞 西部伝統工芸展 朝日新聞社大賞 ▶ 松形恭知(まつかた きみとも) 昭和26年 東京都生まれ 平成9年 国展入選 平成10年 益子陶芸展 審査員特別賞 平成11年 日本陶芸展入選 平成12年 日本民藝館展入選 以後、国展、益子陶芸展、日本陶芸展、日本民藝館展などに入選、入賞 平成18年 国画会工芸部準会員推挙 宮崎に築窯 平成28年 国画会工芸部会員 ▶ 明石朋実(あかし ともみ) 平成2年 愛知県名古屋市生まれ 平成27年 愛知県立芸術大学大学院博士前期課程陶磁領域修了 平成29年 現代茶陶展入選(令和3年入選) 平成30年 瀬戸染付工芸館修了 令和3年 笠間陶芸大賞展 審査員特別賞 日本伝統工芸展入選(令和5年入選) 菊池ビエンナーレ入選 ▶ 松田優人(まつだ ゆうと) 平成元年生まれ 令和元年 10年間勤めた調理師を辞め、読谷村「やちむん家」 新垣光雄氏に弟子入り。シーサー職人となる 令和2年 沖展入選 令和5年 沖展 みんなの一点賞 ▶ 中里月度務(なかざと つとむ) 昭和42年 長崎県佐世保市生まれ 昭和63年 佐賀県立有田窯業大学校卒業、陶香堂の吉岡速雄氏に師事 平成3年 平戸染付を父・平戸松山氏に師事、ロクロ成形を上野光久氏に師事 日匠展大賞、長崎陶磁展入賞、九州山口陶磁展入賞 平成15年 ながさき陶磁展入賞 九州・山口陶磁展入賞 平成25年 経済産業大臣指定、伝統工芸士認定 ▶ 三藤るい(みとう るい) 昭和53年 福岡県福岡市生まれ 学校を卒業後、会社勤務 平成18年 佐賀県立有田窯業大学ロクロ科卒業 唐津にて川上清美氏に師事 平成21年 唐津市に「三藤窯」を築窯し独立 ▶ 森山寛二郎(もりやま かんじろう) 昭和59年 福岡県小石原村(現 東峰村)生まれ 平成19年 佐賀大学文化教育学部美術工芸課程卒業 佐賀県展 佐賀県知事賞 朝日陶芸展 グランプリ 平成20年 小石原に戻り、父・元實氏に師事 平成25年 国際現代陶芸コンクールファエンツァ(イタリア)入選 平成28年 陶美展 日本陶芸美術協会賞 有田国際陶磁展 文部科学大臣賞(’23年入選) 令和元年 菊池ビエンナーレ 優秀賞(平成27年、平成29年、令和3年 入選) |
作家在廊日 Date Artist in Gallery | 青木昌勝:13日(金)~16日(月) ※初日は14時頃より在廊予定。 森山寛二郎:13日(金)~15日(日) ※15日は14時頃まで在廊予定。 明石朋実:13日(金)~16日(月) 松田優人:13日(金)~15日(日) ※15日は13時頃まで在廊予定。 |
出品作品 Exhibited Works | 茶碗、平茶碗、花入、掛花入、水指、香合、蓋置、振出、扁壺、壺、徳利、片口、ぐい吞、盃、鉢、皿、小皿、面シーサー、コップ、オブジェなど |
DM | この展覧会のDMを見る(PDF) |
展示風景動画 Exhibition Scenery Video | |
展示風景写真 Exhibition Scenery Photo | |
主な出品作品 Main Exhibited Works |
|
No.1ご売約済 Sold Out
作家名 | 三藤るい |
作品名 | 唐津茶碗 【審査員特別賞 受賞作品】 |
価格 | 税別12万円 (税込132,000 円) |
箱 | 桐箱付(後日) |
寸法 | W 12.3 × D 11.4 × H 7.6(㎝) |
No.7ご売約済 Sold Out
作家名 | 松田優人 |
作品名 | 面シーサー~空海~ |
価格 | 税別12万円 (税込132,000 円) |
箱 | 箱無し |
寸法 | [左] W 17.0 × D 9.0 × H 19.8(㎝) [右] W 17.3 × D 9.0 × H 20.2(㎝) |
No.16
作家名 | 森山寛二郎 |
作品名 | 切り継ぎ 片口 |
価格 | 各 税別3万5千円 (税込38,500 円) |
箱 | 桐箱付(後日) |
寸法 | [左] W 15.5 × D 11.5 × H 8.7(㎝) [右] W 19.4 × D 14.6 × H 8.7(㎝) |
No.17
作家名 | 明石朋実 |
作品名 | [左] 香合 【ご売約済】 [中] 振出 ーみなもー【ご売約済】 [右] 蓋置 |
価格 | 税別1万8千円 (税込19,800 円) 税別2万円 (税込22,000 円) 税別1万8千円 (税込19,800 円) |
箱 | 桐箱付(後日) 箱無し 桐箱付(後日) |
寸法 | Φ 7.7 × H 3.3(㎝) Φ 6.5 × H 12.0(㎝) Φ 6.4 × H 4.1(㎝) |
No.19
作家名 | 松形恭知 |
作品名 | [左] 筒描手付壷 [右] 灰釉灰釉掛分手付壷 |
価格 | 税別1万8千円 (税込19,800 円) 税別2万3千円 (税込25,300 円) |
箱 | 箱無し |
寸法 | Φ 10.5 × H 20.5(㎝) W 15.0 × D 14.0 × H 20.0(㎝) |
No.23
作品名 | [左] 青木昌勝 / 青瓷ぐい呑【ご売約済】 [中] 三藤るい / 唐津徳利 [右] 明石朋実 / 釉はじき染付酒杯【ご売約済】 |
価格 | [左] 税別1万4千円 (税込15,400 円) [中] 税別2万2千円 (税込24,200 円) [右] 税別1万7千円 (税込18,700 円) |
箱 | [左] 桐箱付 [中] 桐箱付(後日) [右] 桐箱付(後日) |
寸法 | [左] Φ 7.0 × H 5.7(㎝) [中] Φ 9.8 × H 12.5(㎝) [右] Φ 6.3 × H 10.0(㎝) |
No.24
作品名 | [左] 三藤るい / 柿の蔕ぐい呑【ご売約済】 [中] 中里月度務 / 陰刻手青海波(市松) 瓶 [右] 森山寛二郎 / 切り継ぎ ぐい呑 |
価格 | [左] 税別1万2千円 (税込13,200 円) [中] 税別14万円 (税込154,000 円) [右] 税別2万円 (税込22,000 円) |
箱 | 桐箱付(後日) |
寸法 | [左] Φ 8.5 × H 3.9(㎝) [中] Φ 8.0 × H 12.5(㎝) [右] W 9.3 × D 7.0 × H 6.4(㎝) |
販売方法につきまして
- ・
- DMや当サイトに掲載している作品は、会期が始まる前の事前予約を承っております。
- ・
- 実際に弊廊にお出かけ頂けない方には、お電話やメールでのご注文も喜んで承ります。
- ・
- 皆様からのお問い合わせを心よりお待ち申し上げております。