柿傳ギャラリーブログ

中里花子展のご報告です

平成23年12月2日(金)

昨年、アメリカのメイン州に築窯され、唐津と合わせて二つの拠点を持たれることになった花子先生…オリジナルブランドの“mono hanako”にも、姉妹ブランドの “mono hanako west”を設立。

 

今回は、昨年から作りためた、“mono hanako west”の作品達を一挙公開して下さいました。

 

アメリカの土で窯で作られた食器は、表面のツヤや色目がこれまでの作品と異なり、エッジ部分もどことなく、強度を増して見えました。

また、あらたな展開を迎えられたようです。

 

 

第二室は、先生のパートナー、プレイリーさん作の写真を額に、お茶のしつらえを作って下さいました。

ギザギザの水指に瓢花入れ、かわいらしいドングリ形の掛け花も新鮮です。

茶碗は無かったのですが、見立てて使用できる飯椀や青磁色のVbowlがあり、皆さん喜こんでいらっしゃいました。

 

二種類の大きなパスタ皿は、凹凸の質感が気持ちの良いhakeme pasta bowlと、お日様のようなカットが鮮やかな白に映えるstar pasta bowl…型を使わずにカットするというのにほとんど違いがわからないくらい!見事です!

 

また、ギャラリー内のモニターでは、新しい作品の映像と共に、メイン州の秋の自然、ボタン色に紅葉したブルーベリーや、海岸線を見渡す風景、そして、のびのびとした毎日を送られる花子先生の様子をご紹介しています。(kk)