過去の展覧会

信樂 ー土の賦 十二人展 Ⅱ

Shigaraki -Twelve Pottery Ceramic Art Exhibition Ⅱ

会期
Schedule
令和3年5月7日(金)~5月13日(木)
May 7 - May 13, 2021
開廊時間
Opening hours
5月7日(金)〜11日(火) WEB限定のオンライン展示
5月12日(水) 11:00〜19:00
5月13日(木) 11:00〜17:00

誠に恐縮ですが、緊急事態宣言の休業協力中[5/7(金)〜11(火)]は、WEB限定のオンライン展示(※)とさせて頂きます。
5/12(水)〜13(木)は実際に↑の時間で開廊致します。

※ WEB限定のオンライン展示は、作家一人あたり5点の出品作品について、その詳細をご案内しております。
お手数ですが、弊廊トップページにある「開催中の展覧会」の各ページをご覧下さい。
出品作家
Artist
青木寿美子、大西左朗、奥田陶生、神崎秀策、小牧鉄平、迫 能弘、篠原 希、髙橋楽斎、髙間智子、谷 穹、津守愛香、古谷和也(五十音順)
ご紹介文
Introduction

「信樂 ー土の賦(ふ) 十二人展 Ⅱ」 に寄せて

 

古稀を迎えて、改めて初心ということを考えるようになった。

世阿弥は、能楽の芸術論ともいうべき『花鏡』の中で「是非の初心忘るべからず。時々の初心忘るべからず。老後の初心忘るべからず」と書いている。

「是非の初心」とは未熟だった頃の初心で、「時々の初心」とは年齢ごとの段階的な初心である。

七十になって少しは文章を書けるようになったが、若い時のように徹夜をしてまで書くことはなくなった。肉体は否応なく老いてゆくのだ。

 

しかし、この年になっても、まだ仕事があるということは有り難いことで、いまは「老後の初心」を愉しんでいる。

能は花がなければ面白くない。人生も同じで、だから「心の花」が大切なのであろう。

能は肉眼ではなく、心眼で見るものだという。これは、どの芸術にも通じることではないかと思う。

花のない人生は退屈であり、作品もまた然りである。

 

青木寿美子は、織部と黄瀬戸が大好きだという。名古屋から信楽に移住しても、その想いは変わらない。

青木の絵付けは、今まで見てきた景色、モノ、コト、感情などが入り混じって、抽象的に即興で描いたものだ。

この《きせとの壺》は、その抽象的な絵付けを織部風に描いたもので、赤貝の緋色がいいアクセントになって、青木独自のスタイルを確立している。

 

大西左朗の《信楽捏ネズ茶盌》は、銘のごとく彼の「新たなる」挑戦である。

用に合わせた土作りではなく、様々な特徴を持った原土をそのまま組み合わせることで、土本来の特徴を生かしている。

そのため白土、粗い土、細かい土、密なるもの、鉄分などが筋状に入り交じり単味にはない表情が生まれる。

茶碗の内側には、水漏れを防ぐため釉薬が施されている。

 

奥田陶生の《信楽茶碗》は、恐らく奥田が憧れる山茶碗が根底にあるのではないかと思う。

試行錯誤の末に自分の生き様、精神の発露として、この茶碗に辿り着いたのであろう。

奥田は、初心に帰って自分にしか出来ない、古の武士のような風格のある茶碗を作りたいという。

「一剣を持して起つ」とは、そういう意味の籠った言葉であるようだ。

 

神﨑秀策は、伝統を受け継ぎつつも古いものを目指すのではなく時代に即した作品、作家として未来に残る作品を作りたいという。

その想いから生まれたのが、火色の美しい《信楽水指》である。

世阿弥は「時分の花」に安住することを戒めている。「真の花」こそ大切であるからだ。

その「真の花」を求めての神﨑の挑戦は、すでに始まっているようだ。

 

小牧鉄平は、これまで信楽古窯を再現した半地下式穴窯で独自の造形表現を追求してきたが、自己表現する時には幾何学文様を用いるという。

いま住んでいる信楽町多羅尾は、信楽の中でも一番標高が高く、そこから毎日外を眺めていると、ふっと「古代想起」を想うことがあるという。

《炭化幾何文注器》は、そんな想いから生まれた夢のある作品である。

 

迫 能弘は、信楽の薪窯とは別に、年に一度は穴窯での炭化焼成にも取り組んでいるという。

その理由は、信楽の地に来る前に、能登半島の珠洲焼に出合ったからだ。

今回の《炭化しのぎ茶碗》は、大胆なしのぎに変化を付けて、独特な茶碗に仕立てている。

しっかりとした造形と上品な炭化の黒が、この茶碗の魅力である。

 

篠原 希は、口造りは違うが、前回も《窯変壷》を出品した。

この作家の作品は、焼締めを基軸に、土と灰が噛みつき合うように溶けた景色が印象的である。

篠原は、信楽の白く長石を含む土の面白さと、その土の可能性を追求して止まない。

この《窯変壷》は、表面の変化に富んだ表情に比べると、裏面は火色の走る地肌に幾筋もの釉流れが美しい。

 

髙橋楽斎の《七宝透鉢》は、火の神様からの贈り物ではないかと思う。

計算して窯詰めしていても、こんな上品な火色の作品はなかなか取れない。

運だけでなく、長い経験と勘がモノをいうのであろう。

この《七宝透鉢》は、籠花入をイメージしたもので、小さな花瓶が付いている。

ベテランにして、初々しい作品である。

 

髙間智子の積層彩磁は、何種類もの色の磁土を何層にも重ね、模様を削り出すという独特な技法を駆使した作品である。

これまでの作品は、比較的彫りのはっきりしたものであったが、この《積層彩磁-花器-》は境界線が曖昧で、積み重なる記憶や感情が薄れていくことで、逆に想いが地層のように自分の中にかたちを残しているという。

 

谷 穹の《信楽 蹲》は、これまでの信楽の概念を打ち破る白い壺である。

やきものの歴史は、大雑把に捉えれば、白いやきものを求めての展開であったのかも知れない。

そう考えると、白い信楽があっても不思議ではない。

やらないで後悔するよりも、やって反省することが大切だというが、谷の大胆な挑戦を、仲間と温かく見守りたいと思う。

 

津守愛香の《ピアニカ飛天》は、雲上で奏楽する飛天をモチーフにした作品だが、四月から小学校に通う愛娘がモデルになっている。

津守にとって愛娘は、まさに天使のような存在なのであろう。

作品からは、母である津守の初々しい慈愛が感じられる。これは、いまの津守にしか作れない作品である。

物を作るとは、そういういまの積み重ねなのであろう。

 

古谷和也の作品には、不思議な魅力がある。

才能の99%は努力だという。その努力があって、1%の才能が輝くのである。

この《信楽混成花入》は、手捻りで成形した後、器の表面に原土を貼付けて整え焼成したもので、豪快な口造りが見どころである。

ダイレクトメールの表紙(↑の写真)は花入を真上から覗いたものである。

内側に掛けられた淡い緑釉が美しい。

 

森 孝一(美術評論家・日本陶磁協会 常任理事)

略歴
Biography
■青木寿美子
Aoki Sumiko
[共感を探る試みを ヤキモノを始めてから 旅の様に続けています]
愛知県名古屋市生まれ
愛知県立芸術大学 美術研究科 大学院 陶磁科専攻 修了
平成8年 信楽にて作陶をはじめる
平成11年 信楽陶芸展 入選
平成12年 築窯、国際クラフト展伊丹 入選
平成14年 国際陶磁器展美濃 入選
平成20年 国際陶磁器展美濃 入選
平成25年 長三賞陶業展 長三金賞(グランプリ)
平成26年 第25回 秀明文化基金賞

■大西左朗
Onishi Satoki
[粘土って、とても魅力有る存在 
時には期待を大きく裏切る事もあるし 宝物を手にいれて喜んでる自分がいる時もある 
どう扱って良いか悩み考えていると 
闘争心が芽生えたり 新たなる道へと誘ってくれたり 突然の出会いもある 
一期一会なんだと思う]
昭和39年 滋賀県信楽町生まれ
昭和63年 東洋大学 社会学部 応用社会学科 卒業
平成5年 京都府立陶工高等技術専門校 図案科 修了
平成18年 第17回 秀明文化基金賞
平成19年 現在形の陶芸 萩大賞展(山口県立萩美術館)
平成20年 第1回 いまどき、しがらき、かやりき展 大賞
平成25年 信楽焼伝統工芸士(総合部門)認定
平成30年 第11回 現代茶陶展 入選、第3回 日本陶磁協会奨励賞 関西展 入選

■奥田陶生
Okuda Sueo
[一剣を持して起つ]
昭和41年 滋賀県信楽町生まれ
昭和62年 京都府立陶工職業訓練校 成形科 修了
平成6年 ギャラリー陶園(信楽)個展
平成18年 ギャラリー陶園(信楽)個展
平成25年 ギャラリー陶園(信楽)個展
平成30年 ギャラリー悠(静岡)個展
令和元年 第30回 秀明文化基金賞、通のうつわ五人展(織部、名古屋)
令和2年 第30回 秀明文化基金賞 受賞記念展(ギャラリー陶園、信楽)
その他、関西各地でグループ展に出展

■神﨑秀策
Kanzaki Shusaku
[伝統を受け継ぎつつも古いものを目指さない。
時代に即した作品を。
信楽焼としてではなく、作家としての作品を。
現代の、そして未来に残る作品を生み出していきたい。]
昭和58年 滋賀県信楽町生まれ
平成16年 京都府立 陶工高等技術専門校 修了
平成24年 第59回 日本伝統工芸展 入選
平成25年 第60回 日本伝統工芸展 入選
平成26年 第2回 陶美展 入選
平成27年 第44回 日本伝統工芸近畿展 新人奨励賞、第62回 日本伝統工芸展 入選
平成28年 第27回 秀明文化基金賞
平成29年 第5回 陶美展 入選
平成30年 現代形の陶芸 萩大賞Ⅳ 入選、第65回 日本伝統工芸展 入選、第3回 日本陶磁協会奨励賞 関西展 入選
令和2年 第67回 日本伝統工芸展 入選
日本工芸会正会員

■小牧鉄平
Komaki Teppei
[「古代想起」をテーマに 幾何学文様を焼締に写す。]
昭和46年 茨城県生まれ
平成6年 京都精華大学 陶芸専攻科 卒業 信楽に移り製陶会社勤務
平成15年 高島屋京都店美術工芸サロンにて個展(同、平成19年)
平成17年 信楽町多羅尾に移り独立 一基目の穴窯を築窯
平成18年 日本伝統工芸近畿展 入選 以降、入選12回
平成21年 第23回 萬古陶磁器コンペ準グランプリ
平成22年 第4回 現代茶陶展 入選
平成23年 二基目の半地下式穴窯を築窯、日本伝統工芸近畿展 新人奨励賞、第22回 秀明文化基金賞
令和2年 陶美展 奨励賞 21入選、第67回 日本伝統工芸展 入選

■迫 能弘
Sako Yoshihiro
[信楽の白い土が、薪の炎をあび、窯からでてきたその色の変化に魅せられ、信楽の地に来ましたが、道中、能登半島で、珠洲焼に出会い、今では、信楽の窯とは別に、年に一度、穴窯での炭火焼成にもとりくんでいます。]
昭和46年 奈良県桜井市三輪生まれ
平成4年 辻 清明氏に師事 やきものを志す
平成7年 石川県立九谷焼技術研究所 卒業 信楽にて修行
平成12年 信楽にて独立
平成21年 第56回 日本伝統工芸展 入選
平成22年 穴窯築窯
平成27年 第62回 日本伝統工芸展 入選
平成29年 台湾国立台南芸術大学でワークショップ、第64回 日本伝統工芸展 入選
平成30年 第29回 秀明文化基金賞、第3回 日本陶磁協会奨励賞 関西展 奨励賞
令和2年 第67回 日本伝統工芸展 入選、日本工芸会 正会員 認定

■篠原 希
Shinohara Nozomu
[信楽の白く長石を多く含む土の面白さ。
いったいどこまで焼くことができるのか。
そしてまだ見たこともない色がこの土なら出ると思っている。
この土の可能性の広がりに取り憑かれています。]
昭和47年 大阪府生まれ
平成3年 信楽 古谷信男氏に師事
平成10年 信楽窯業技術試験場 釉薬科 修了
平成11年 信楽町黄瀬にて独立作陶
平成16年 伊賀に新たに穴窯を築く
平成19年 信楽焼伝統工芸士に認定される
平成24年 第23回 秀明文化基金賞
平成26年 講談社モーニング連載「へうげもの」破れ登場回での作画協力
平成29年 アメリカ ヘイスタック(MI) ペンランド(NC)での制作(アメリカ) シーグローブ訪問(NC)
令和元年 Stanford University、Utah State UniversityにてWSとトレインキルン窯焚きに参加
日本伝統工芸近畿展 入選など ほか各地でグループ展など多数

■髙橋楽斎
Takahashi Rakusai
[窯出しをしていると、時々、“これだ”と言う作品が、焼き上がります。
次の窯で、同じ様に焼きますが、旨くいきません。
しかしこの繰り返しが、この仕事の面白さの一つと思っています。]
昭和29年 滋賀県信楽町生まれ
昭和50年 滋賀県立信楽窯業試験場 卒業
昭和52年 荒川豊蔵先生のもとに互窯会結成
平成4年 柿傳ギャラリーにて個展(9回)
以降、日本橋三越本店、福岡三越、大阪高島屋、JR名古屋高島屋、京都高島屋、山口井筒屋にて個展
平成22年 五代 髙橋楽斎 襲名
令和3年「信楽に生きる 髙橋楽斎 髙橋美子 田尾 晃 三人展」(柿傳ギャラリー)

■髙間智子
Takama Tomoko
[積み重なる記憶 薄れていく記憶
積み重なる感情 薄れていく感情
積み重ねては薄れ、想いは地層のように自分の中にカタチを残していく。
うつわに施された剥ぐように彫る装飾は言いようのない衝動と感情に繋っていく。]
平成17年 大阪芸術大学大学院 芸術制作研究科 修士課程造形表現 修了
平成19年 京都高島屋6階工芸サロンにて個展(平成26年、29年、令和2年)
平成23年 滋賀県立陶芸の森スタジオアーティスト、大阪高島屋6階NEXTギャラリー(平成25年)
平成25年 新時代の「やきもの」への挑戦!あれもやきものこれもやきもの(滋賀県立陶芸の森)
平成26年 日本伝統工芸近畿展 新人奨励賞、第25回 秀明文化基金賞
平成29年 アートフェア東京2017(東京国際フォーラム)、華やぎの陶(銀座和光ホール)
平成30年 第3回 日本陶磁協会奨励賞 関西展 入選
その他個展、企画展多数

■谷 穹
Tani Q
[「おいしそう!」って思う感覚に華飾はない
長い長い旅において大きな指標のひとつになる
手のなかのそれは未来への乗り物かのようだ
信楽の「意識」を新たに構築するために
マッサージをしよう]
昭和52年 滋賀県信楽 谷清右衛門窯に生まれる
平成19年 中世信楽に多く見られる双胴式穴窯を築窯
平成24年 単室式穴窯築窯
平成26年 信楽大壺がポートランド美術館(アメリカ)に収蔵される
平成27年 「ロローロロ」未来の途中プロジェクトの一環として、ギャラリー@KCUA(京都)個展
平成29年 「これからの、未来の途中-美術・工芸・デザインの新鋭11人展」(京都工芸繊維大学 美術工芸資料館)
令和元年 「Air」 NOTA_SHOP(滋賀)、「火色」 翫粋(京都)
令和2年 「健在する日本の陶芸-不如意の先へ-」 益子陶芸美術館(栃木)
令和3年 「No Man's Land-陶芸の未来、未だ見ぬ地平の先-」 兵庫陶芸美術館(兵庫)

■津守愛香
Tsumori Aiko
[今はピアニカを鍵盤ハーモニカとよぶらしいです。天上の音楽。]
昭和54年 滋賀県生まれ
平成14年 京都市立芸術大学 卒業、朝日陶芸展 入選(以後、平成15、17、18年)
平成15年 女流陶芸展 新人賞
平成19年 長三賞陶芸ビエンナーレ 奨励賞
平成23年 滋賀県立陶芸の森 陶芸館ギャラリー「津守愛香‐ちょっとシニカルでゆかいな仲間たち」
平成27年 第6回 菊池ビエンナーレ 優秀賞
平成29年 平成28年度平和堂財団芸術奨励賞、第28回 秀明文化基金賞、第7回 菊池ビエンナーレ 優秀賞
平成30年 第43回 滋賀県文化奨励賞

■古谷和也
Furutani Kazuya
[土・炎という自然の力を借り、いかに自分を表現するか。
生まれ育った信楽の地で、日々自問自答しながら自分の作品をつくる。
そんな日常も自分も自然の一部だと感じてきた。]
昭和51年 滋賀県信楽町生まれ
平成10年 京都府立陶工技術専門校 卒業 父、古谷道生に師事
平成14年 穴窯築窯
平成15年 日本伝統工芸近畿展 入選(以降10回入選)、池袋東武百貨店にて初個展(以降隔年個展)
平成21年 阿曾美術にて個展(以降隔年個展)
平成25年 名古屋栄三越にて個展(以降隔年個展)
平成26年 大阪高島屋にて個展(以降隔年個展)
平成27年 第26回 秀明文化基金賞
令和元年 日本伝統工芸近畿展 新人奨励賞

※1 作家名(英文表記)の下にあるコメントは、各作家が、土の賦(ふ)としての自身の仕事や、信楽焼などについて、自ら語ったものです。

※2 以下の「主な出品作品」覧の作品名の下に書かれているコメントは、各作家が、その作品について自ら語ったものです。
作家在廊日
Date artist
in gallery
奥田陶生 5月12日(水)14:00頃〜19:00、5月13日(木)11:00〜17:00
髙橋楽斎 5月12日(水)14:00頃〜19:00、5月13日(木)11:00〜17:00
※ コロナ禍の影響で、恐れ入りますが、当初の作家在廊予定から変更になっております。
出品作品
Exhibited works
茶碗、水指、茶器、花入、振出、壺、オブジェ、ぐい吞、徳利、片口、皿、向付
DMこの展覧会のDMを見る(PDF)
展示風景動画
Exhibition
scenery video
お知らせ
Notice
■オンライン展示の販売方法
・会期初日5/7(金)の開廊時刻11時から、お電話にて、ご注文をお受け致します。
・受付順の正確性を保つため、お電話のみの受付とさせて頂き、恐れながら、メールやFAXではお受けできかねます。
・会期二日目となる5/8(土)以降は、メールやFAXでのご注文もお受け致します。
・お求め頂いた作品は、桐箱などのご準備が整うまで、一旦弊廊でお預かり致します。桐箱が到着し、お届けのご準備が整い次第、改めて、弊廊からお支払とご配送方法につきまして、ご連絡申し上げます。
・お支払は、いずれ弊廊にお出かけ頂けるお客様は、店頭で、現金かクレジットカード(VISAとマスターカードのみ)にて。ご配送のお客様は恐れながら、弊廊銀行口座(三井住友銀行)への銀行振込でお願い申し上げます。なお、本展のオンライン展示中は、弊廊口座へのご送金手数料は無料と致します。
・ご配送は、ご指定の場所へ、JP日本郵便のゆうパックにてお届け致します。恐れながら、20,000円未満(税込)のお買い上げについては、送料を別途、頂いており、20,000円以上(税込)のお買い上げについては、日本全国、無料でお届け致します。
・現在、本HPに掲載しているオンライン展示中の作品以外で、ご希望の作品がございましたら、作家に在庫の有無を問い合わせます。どうぞ何なりとお申し付けください。

皆様からのお問い合わせを心よりお待ち申し上げております。


■コロナ禍による開催内容の変更の可能性[4/22時点]
恐れながら、コロナ禍の状況で、さらなる営業自粛を要請された場合などは、会期と営業時間の変更や、最悪の場合オンライン展示のみの可能性もございます。どうかご理解を頂ければ幸いに存じます。
お手間をおかけして恐縮ですが、最新情報は、このホームページにて発信致しますので、此方をご確認頂ければ幸いです。


■新型コロナウィルス感染予防対策[4/22時点]
ご来廊される皆様に、弊廊でのひとときをより安心してお楽しみいただけますよう、下記の新型コロナウィルス感染予防対策を実施しております。恐れ入りますが、お客様のご理解とご協力を頂けますよう、よろしくお願い申し上げます。

1 大切なお客様へのお願い
・弊廊入口とビル入口に、アルコール消毒液を設置しております。ご来廊の際は、恐縮ですが、手指の消毒をお願い申し上げます。
・お出かけの際は、マスクのご着用をお願い申し上げます。
・現在、発熱がある場合や体調がすぐれない方は、申し訳ありませんが、ご来廊を見合わせて頂きますよう、お願い申し上げます。
・過去2週間以内に、発熱や風邪で受診や服薬等をした方、および海外への訪問歴のある方は、ご来廊をお見合わせ頂きますよう、お願い申し上げます。
・店内の混雑緩和のため、出来る限り、少人数でのご来店をお願い申し上げます。
・コロナ禍までは、お客様にお出ししていた玉露などの呈茶のサービスを、申し訳ありませんが、当面の間、控えさせて頂きます。

2 弊廊として取り組んでいる事
・弊廊内に高機能換気システム「ロスナイ」(三菱電機製)を令和3年1月6日に導入致しました。
 この新しく強力な換気設備により、15〜20分に一回は、弊廊内の全ての空気が入れ替わる事になります。
・加えて、入口ドアは常時開放し、一層の換気に務めております。
・カウンター上に、この4月2日より二酸化炭素濃度計を新設致しています。
 概ね、弊廊の二酸化炭素濃度計は450〜550ppmを指し示していますので(室内はおおよそ1,000ppmが二酸化炭素濃度の目安です)、どうかご安心して弊廊での一時をお楽しみ頂ければと存じます。
・手指消毒用のアルコールは、資生堂SHISEIDOさんの消毒液を使用しています。
 手に優しい保湿成分配合との事で、皆様からご好評を頂いております。
・日常清掃をより強化致します。
・お客樣やスタッフが頻繁に手を触れる、エレベーターのボタン、テーブルと椅子、入口ドアとトイレの取っ手、筆・ペンなどのアルコール除菌を営業中にも定期的に行います。
・弊廊内が多くのお客様で混雑し、密になると判断すれば、弊廊への入場制限をお願いする場合もあります。
・弊廊スタッフはマスクを着用し、検温や体調管理、アルコールによる手指消毒を徹底して、接客に務めさせて頂きます。
・令和3年3月30日、スタッフ全員のPCR検査(にしたんクリニック)を行い、全員、問題ありませんでした。
 なお、今後も四季折々にPCR検査を実施してまいります。

皆様のご来廊を心よりお待ち申し上げております。
主な出品作品
Main exhibited
works
展覧会期間中に展示した主な作品を以下にご紹介致します。
価格は、税別か税込の記載が無い場合は、展覧会開催時点の消費税込みの金額です。
画像をクリックすると拡大写真がご覧になれます。
これらの作品以外にも多数の作品がございます。お客様のお好みをお電話かメールにてお聞かせ頂ければ、より詳細な画像を撮影して、メールにてご案内させて頂きます。
展覧会終了後は、申し訳ありませんが、作品の在庫をお調べするためのお時間を頂ければ幸いです。

作品サムネイル

No.1

作家名青木寿美子
作品名きせとの壺
のっぽに手びねりで形成された壷には、どこの者かわからないような風が吹く、形と絵付けを施しました。
どこかのだれかが見ても、どこかなつかしくどこか新しく、思ってもらえますように。
価格税別17万円 (税込187,000 円)
箱無し
寸法W 18.5 × D 18.5 × H 40.0(㎝)

作品サムネイル

No.2ご売約済 Sold Out

作家名大西左朗
作品名信楽 捏ネズ茶盌 銘「新たなる」
この粘土の産した信楽町江田地区は昔から粘土が掘られていた土地、今も粘土会社が集まる。工事現場から粘土が出ていると聞いて、掘らせていただいた。層が薄く、赤土や白土・粗い砂分も筋状に混じる。練って色々と作ってみたものの、粗くて焼き締まらず水漏れはするし、全く面白くない表情の物しか出来なかった。諦めようかと思ったが、掘った土をスライスした表情が美しく、この表情を作品に織り込もうと粘土塊をくり抜いたり鎬いだりもしてみた。行き着いたのは様々な表情の粘土塊を寄せ集めてのスライス。いわゆるタタラ製法だが普通は粘土の均一さを求めるタタラなのに、人手ではとても及ばない自然な紋様の美しさをあえて生かすために捏ねる事はしてない。表情は偶然の産物だが、この姿は粘土が生成された250万年ほど前そのもの。この姿を見せたいと思い茶盌作りを始めた。堅、柔、粗、密、粘土、砂、手探りで確かめながら、手起こしで形を造っていった。穴窯で焼成すると緋色と紋様の濃淡も自然だ、しかし予想通り粗くて水漏れする。内側に釉薬を施し裂を埋めて漏れを塞ごうと灯油窯で再焼成を重ねる内に、土と釉が絡み合い溶け出してきて焼き物の焼成の面白さも実感した。私にとってはこの粘土が一期一会で新たなる出会いになったと思っている。
穴窯焼成の後、いくつかのひび割れが見つかった。普通なら失敗で終わりだが、ここまでは想定済みでここから作品へと仕上げて行く。ひび割れに灰釉を詰め込み、その流れを想定してひびが埋まるように角度を考慮して斜めの状態で灯油窯で焼成をしている。それが想定以上に高台廻りの景色に繋がった。この作は付け高台にしてあるが、釉が不自然さを自然へと導いてくれたように思う。写真正面に選んだ場所に竜が登っているように見える景色が見える。
偶然と狙いが不思議と噛み合った作品だと思えてきた。
価格税別7万円 (税込77,000 円)
桐箱付(後日)
寸法W 11.9 × D 11.3 × H 9.5(㎝)

作品サムネイル

No.3

作家名奥田陶生
作品名信楽茶碗
一剣を持して起つ
価格税別9万円 (税込99,000 円)
桐箱付(後日)
寸法W 17.0 × D 16.7 × H 6.5(㎝)

作品サムネイル

No.4ご売約済 Sold Out

作家名神﨑秀策
作品名信楽水指
価格税別5万円 (税込55,000 円)
桐箱付(後日)
寸法W 20.0 × D 20.0 × H 17.5(㎝)

作品サムネイル

No.5

作家名小牧鉄平
作品名炭化幾何文注器
価格税別2万4千円 (税込26,400 円)
桐箱付(後日)
寸法W 11.5 × D 10.2 × H 10.5(㎝)

作品サムネイル

No.6ご売約済 Sold Out

作家名迫 能弘
作品名炭化しのぎ茶碗
価格税別5万円 (税込55,000 円)
桐箱付(後日)
寸法W 14.5 × D 14.0 × H 8.5(㎝)

作品サムネイル

No.7

作家名篠原 希
作品名窯変壷
価格税別16万円 (税込176,000 円)
桐箱付(後日)
寸法φ 30.0 × H 34.0(㎝)

作品サムネイル

No.8

作家名髙橋楽斎
作品名七宝透鉢
価格税別15万円 (税込165,000 円)
桐箱付(後日)
寸法W 21.0 × D 20.0 × H 12.5(㎝)

作品サムネイル

No.9

作家名髙間智子
作品名積層彩磁-花器-
香りがどこからともなく匂う卯の花のように
価格税別12万円 (税込132,000 円)
桐箱付(後日)
寸法W 19.5 × D 19.5 × H 22.0(㎝)

作品サムネイル

No.10

作家名谷 穹
作品名信楽 蹲
価格税別15万円 (税込165,000 円)
桐箱付(後日)
寸法W 18.8 × D 18.8 × H 18.8(㎝)

作品サムネイル

No.11

作家名津守愛香
作品名ピアニカ飛天
雲上で奏楽する飛天。今はピアニカは鍵盤ハーモニカと呼ぶようです。
価格税別17万円 (税込187,000 円)
箱無し
寸法W 29.0 × D 14.0 × H 26.0(㎝)

作品サムネイル

No.12

作家名古谷和也
作品名信楽混成花入
【ご検討中のお客様がいらっしゃいます】
原土を器肌に張り付け焼成し、土の質感に合わせた口づくりに仕上げてました。
価格税別13万円 (税込143,000 円)
桐箱付(後日)
寸法φ 17.8 × H 26.8(㎝)

販売方法につきまして

DMや当サイトに掲載している作品は、会期が始まる前の事前予約を承っております。概ね、会期初日の二十日前頃にお客様へDMを発送し、ほぼ同時期に当サイトに情報をアップしております。
実際に弊廊にお出かけ頂けない方には、お電話やメールでのご注文も喜んで承ります。
皆様からのお問い合わせを心よりお待ち申し上げております。