留守玲展と市岡真治の擬態 【WEB限定】
会期 Schedule |
令和2年4月22日(水)~5月7日(木) April 22 - May 7, 2020 |
開廊時間 Opening Hours | 先ほどの政府の緊急事態宣言を受け、申し訳ございませんが、本展は延期させて頂きました。 お楽しみ頂いていたお客様におかれましては、どうかお許しを頂ければと存じます。 弊廊も臨時休業と致しましたので、恐れながら、店舗での展観はせず、弊廊HPと弊廊公式SNSの【オンライン展示】として、作品を発表させて頂きます。 ご希望の作品がございましたら、↓の販売方法に記載の通り、どうぞお気軽に、当HPのお問い合わせページか、弊廊宛のメール[gallery@kakiden.com]までお問い合わせを頂ければ幸いです。 追ってご返信させて頂きます。 皆様からのお問い合わせを心よりお待ち申し上げております。 |
ご紹介文 Introduction |
留守・市岡夫妻の作品は、どちらも作家自身の深部を表現しているようで、気持ちいい。 その要因は、確かな技術もさることながら、素材と向き合う二人の姿勢にあるように思う。
留守のオブジェは、鉄の棒を細かい炎で熔断、熔接して仕上げていく中で、発見しながら派生していく形である。 この仕事は、作るというよりも素材と戯れるといった方が近いという。 親密に素材と交感することで、心のセンサーが機敏に作動し、形が生まれるのである。 今展には、その熔接とは異なる、鉄の薄板を契ったり破ったりして張り付けた鉄の動きを探った筒状の花瓶や鉄板を絞り椀状に仕上げた鉄鉢、水滴や熔紋なども出品される。
一方市岡は、これまでの茶入の概念を打ち破って、名物茶入の擬態に挑戦する。 銅で茶入の形を構築し、銀と錫で模様を表現する。 それは、鍛金(たんきん)という技法でなければ表現できない造形美であり、市岡が目指すところの純粋自己表現(アート)でもある。
森 孝一(美術評論家・日本陶磁協会 常任理事) |
略歴 Biography | □留守 玲 Rusu Aki 昭和51年 宮城県生まれ 平成15年 第11回 日本現代藝術奨励賞 平成19年 工芸の力−21世紀の展望(東京国立近代美術館工芸館) 平成24年 「留守玲の茶室 さびのけしき」(山口県立萩美術館・浦上記念館) 平成28年 第2回 菊池寛実賞(智美術館)、第27回タカシマヤ美術賞 平成29年 第34回 淡水翁賞 最優秀賞 □市岡真治 Ichioka Shinji 昭和51年 広島県生まれ 平成14年 多摩美術大学大学院美術研究科 修了 以降、各地で個展・グループ展開催 神奈川県小田原市にて鍛金による作品を制作 |
出品作品 Exhibited Works | 留守:鉢、花入、オブジェなど 市岡:茶器、おけ、小筒、匙など |
DM | この展覧会のDMを見る(PDF) |
お知らせ Notice | ■オンラインの販売方法につきまして【送料無料 & 送金手数料無料】 1 以下の情報を、当HPのお問い合わせページか、弊廊宛のメール[gallery@kakiden.com]までお聞かせ下さいませ。 ・ご希望の作品番号(↓に記載のNo.) ・お名前 ・お届け先のご住所と電話番号 2 誠に恐縮ですが、作品代金を弊廊の銀行口座までご送金頂きます。 ・弊廊の銀行口座につきましては、メールでお知らせ致します。 ・送金手数料は弊廊が負担致します。 ・現在、弊廊HP上でのクレジットカード払の対応を進めているところですが、恐れながら、現段階では間に合っておりません。 3 ご送金が確認出来次第、速やかに、作品を発送させて頂きますので、どうぞお楽しみ頂ければ幸いです。 ・WEB展では、送料は頂きません。送料無料でお届け致します。 ・箱が後日の作品につきましては、申し訳ありませんが、箱の制作にかかるお時間(最大1ヶ月程度)を頂きます。この場合は、もちろん、先に作品だけお届けする事も出来ます。 ・お届けの日時につきましては、メールでご希望をお伺い致します。 4 ちょっと気になる作品だけど、大きさや色が違う、ここがこうあって欲しいなど、↓の作品とお好みが違う場合もお知らせ頂ければ幸いです。 作家にお客様のご希望に近い作品があるかどうか問い合わせてみます。 ↓の作品で、別な角度の写真をご希望の場合は、すぐに撮影してお送り致します。 どうぞお気軽に、何なりとお申し付けくださいませ。 |
主な出品作品 Main Exhibited Works |
|
販売方法につきまして
- ・
- DMや当サイトに掲載している作品は、会期が始まる前の事前予約を承っております。
- ・
- 実際に弊廊にお出かけ頂けない方には、お電話やメールでのご注文も喜んで承ります。
- ・
- 皆様からのお問い合わせを心よりお待ち申し上げております。