今後の展覧会

下沢敏也 陶展 ー北の大地よりⅡー

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会期 令和2年2月4日(火)~2月10日(月)
開廊時間午前11時~午後7時まで(最終日の2月10日は午後5時まで)
会期中無休
略歴昭和35年 北海道札幌市生まれ 故 下澤 土泡氏に師事
平成9年 ニューヨーク Parsons School of Design(北海道文化財団芸術家海外研修) 
平成20年 A MUSE LAND TOMORROW 2010 (道立近代美術館)
平成21年 札幌文化奨励賞 受賞  平成23年 北海道文化奨励賞 受賞
平成23年 folding cosmos展(ニューヨーク・イギリス・ドイツ)
平成24年 「交差する視点とかたち」Vol.5記念展(札幌芸術の森美術館)
平成27年 HOPE REPORT展(Park Soo Keun Museum/韓国)
平成29年 下沢敏也展 −Re-birth−風化から再生へ− (LIXIL・GINZA・東京)
平成30年 「北の美術家群像」(北海道立近代美術館・札幌) 
作家在廊日会期中、全日、在廊予定
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下沢敏也は北海道を代表する陶芸家である。
彼は、これまでRe-birth<風化から再生>をテーマに、北の大地の原土を用いて作品を制作している。
Re-birthとは<再生>という意味だが、 下沢は「風化から再生へ向かう力、見た目はもう既に風化していっている、そんな質感を出来るだけ強調したい」という。

 

最近の平面作品も、その延長線上にあるもので、陶土に粘着剤と酸化鉱物を用いて、表面をバーナーワークで仕上げるという独自の技法により表現している。
北の大地の壮大な時間の流れの中から、生命(いのち)の記憶を探り出そうとするその制作姿勢は、まさにアバンギャルドである。

 

その一方で、茶碗や陶筥といった茶陶にも挑戦している。
本展には、新たに築窯した穴窯で焼いた粉引、織部、焼締など初窯作品が出品される。

 

下沢は自由で造形性豊かな織部焼に魅かれるという。
オブジェであろうと、器であろうと、下沢の作品には北の大地の生命が吹き込ま れている。
だから、下沢の作品は人の心を魅了して止まないのであろう。

 

森 孝一(美術評論家・日本陶磁協会常任理事)