渋谷英一 展 ーはぎ× HAGIー
会期 Schedule |
令和2年1月26日(日)~2月1日(土) January 26 - February 1, 2020 |
開廊時間 Opening Hours | 午前11時~午後7時まで(最終日の2月1日は午後5時まで) 会期中無休 |
ご紹介文 Introduction |
はぎ×HAGI −現在形の渋谷英一
渋谷英一は、萩焼づくりの基礎基本を忠実に伝統の作陶道を邁進する職人気質の陶工であり、また同時に、複雑多様な現代人の感性を自分流に突き抜けた陶造形で表現できないか模索する野心的作家である。
その押さえがたい創作衝動が充満する工房で、かれは日々、萩焼づくりには稀な粘土紐輪積み成形で陶土と格闘している。 この始原的な成形術に同時代的感性を自己のかたちに探りはじめてからすでに約十年の歳月が過ぎ、近年はこの技法によって立ち上がるうねりを打った動勢が、自己の内奥にあるポテンシャリティと密接な関係にあることを確信したという。
いまの渋谷は、器の「容れる」とか「注ぐ」といった、限定的な機能から派生するイメージを(必ずしも実用的とは呼べない)別のかたちに再構築することで、同時代的感性のリアリティを表現しようとしている。 いわば、機能性の有無のあわいに浮かび上がってくるかたちの変化をすくい上げて、多義的なイメージを喚起しようというものだ。
器とオブジェという現代陶芸の形式的境界をあえて攪乱する拡張的なこの方向性を、現代における「萩の七化け」として注視している。
石﨑泰之(山口県立萩美術館・浦上記念館副館長) |
略歴 Biography | 昭和54年 山口県萩市生まれ 平成23年 長三賞 第30回記念大賞 平成28年「現在形の陶芸」萩大賞Ⅳ 大賞 平成30年 第5回 陶美展 最高賞(日本陶芸美術協会賞)、山口県芸術文化振興奨励賞 |
作家在廊日 Date Artist in Gallery | 会期中、全日在廊予定 |
DM | この展覧会のDMを見る(PDF) |
主な出品作品 Main Exhibited Works |
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No.17
作家名 | 渋谷 英一 |
作品名 | 【左端から】 ぐい吞 注器 【ご売約済み】 |
価格 | 11,000 円 13,200 円 |
寸法 | Φ 7.5 × H 6.2 (㎝) W 16.8 × D 8.5 × H 8.5 (㎝) |
No.18
作家名 | 渋谷 英一 |
作品名 | 【左端から】 ぐい吞 【ご売約済み】 注器 |
価格 | 16,500 円 9,900 円 |
寸法 | Φ 7.0 × H 5.5 W 15.2 × D 10.0 × H 7.0 (㎝) |
No.20
作家名 | 渋谷 英一 |
作品名 | 茶器揃え(3点) 【ご売約済み】 |
価格 | 27,500 円 |
寸法 | 急須 :W 13.5 × D 10.5 × H 11.0 (㎝) 湯呑 :Φ 8.5 × H 8.8 (㎝) 小皿 :Φ 14.5 × H 1.5 (㎝) |
販売方法につきまして
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- DMや当サイトに掲載している作品は、会期が始まる前の事前予約を承っております。
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- 実際に弊廊にお出かけ頂けない方には、お電話やメールでのご注文も喜んで承ります。
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- 皆様からのお問い合わせを心よりお待ち申し上げております。