矢野直人 展 唐津 名護屋よりII
会期 Schedule |
令和2年1月16日(木)~1月22日(水) January 16 - January 22, 2020 |
開廊時間 Opening Hours | 午前11時~午後7時まで(最終日の1月22日は午後5時まで) 会期中無休 |
ご紹介文 Introduction |
皆様は大河ドラマの「独眼竜政宗」はご覧になっていましたでしょうか。 私は伊達政宗はともかく、勝新太郎演ずる太閤秀吉の怪演に魅せられていました。 とりわけ「セキレイの花押」の回にはしびれました。 今回ご紹介する唐津の矢野直人さんは、その「伊達政宗陣跡」という交差点近くに住む前途洋々たる若き陶工です。 秀吉が朝鮮出兵のために築いた名護屋城も近く、往時は全国の諸大名がこの地に居を構えたそうです。
霜月のとある一日、矢野陶房を訪ね、久々の再会を祝しました。 登り窯を昨今、作り変えたそうで、鳥がさえずり、緑に囲まれたその窯を、愛くるしいネコ達が我がもの顔で闊歩する、そんな微笑ましい窯場です。 昨今は、古唐津である奥高麗茶碗への憧れがますます強くなり、地元への愛着も一層増していますと熱く語る矢野さん。 眼下の名護屋湾の陽光を受け、キラキラと輝くまっすぐな目がとても素敵な好青年です。 陶房で拝見した最新作は、釉調も美しく、高台周りの土味も見事で、私は嬉しくなりました。
弊廊で二回目となる本展では、最新作の茶陶、食器、酒器など約150点を発表します。 愛陶家の皆様、古の唐津に、新の唐津の息吹を吹き込もうと懸命に挑む若き陶工に、忌憚の無いご指導を賜れれば幸いです。
さて、ご近所様である政宗公が矢野茶碗で一服の茶を喫したら何とおっしゃるでしょう。 さぞご満悦なお顔が目に浮かびます・・・。 店主 安田尚史 |
略歴 Biography | 昭和51年 唐津市に生まれる 平成6年 五年間アメリカ留学 平成14年 佐賀県立有田窯業大学校卒業 平成15年 佐賀県立有田窯業大学校嘱託講師 平成16年 自宅殿山窯にて作陶始める 平成20年 韓国蔚山にて六ヶ月作陶 平成27年 割竹式登窯築窯 |
作家在廊日 Date Artist in Gallery | 1月16日(木)〜19日(日) |
出品作品 Exhibited Works | 茶碗、花入、壺、水指、向付、徳利、片口、ぐい吞、湯呑、板皿 |
DM | この展覧会のDMを見る(PDF) |
主な出品作品 Main Exhibited Works |
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No.15
作品名 | 【左端から】 井戸湯呑 【ご売約済み】 井戸湯呑 【ご売約済み】 刷毛目湯呑 【ご売約済み】 |
価格 | 各 9,900 円 |
寸法 | Φ 9.2 × H 8.0 (㎝) Φ 9.5 × H 8.0 (㎝) Φ 9.5 × H 7.6 (㎝) |
No.17
作品名 | 【左端から】 皮鯨ぐい吞 黒釉徳利 【ご売約済み】 |
価格 | 13,200 円 33,000 円 |
寸法 | W 8.5 × D 8.0 × H 6.0 (㎝) Φ 9.5 × H 18.0 (㎝) |
No.18
作品名 | 【左端から】 唐津ぐい吞 【ご売約済み】 絵唐津片口 |
価格 | 13,200 円 22,000 円 |
寸法 | Φ 7.0 × H 6.0 (㎝) W 16.5 × D 14.5 × H 8.6 (㎝) |
販売方法につきまして
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- DMや当サイトに掲載している作品は、会期が始まる前の事前予約を承っております。
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- 実際に弊廊にお出かけ頂けない方には、お電話やメールでのご注文も喜んで承ります。
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- 皆様からのお問い合わせを心よりお待ち申し上げております。