藤本能道 生誕100周年記念 弟子一門展
会期 Schedule |
令和元年12月21日(土)~12月27日(金) December 21 - December 27, 2019 |
開廊時間 Opening Hours | 午前11時~午後7時まで(最終日の12月27日は午後5時まで) 会期中無休 |
出品作家 Artist | 故 高橋 誠、伊藤北斗、梅本孝征、影山明志、末岡信彦、橋詰正英、廣瀬義之 ※ 恐れ入りますが、高橋誠作品は販売せず展観のみとなります。 |
ご紹介文 Introduction |
この度、藤本能道先生の生誕百年の最後の月に弟子一門展を柿傳ギャラリー安田尚史さんのお計らいで開催頂ける事になりました。 大変喜ばしく、有難い限りです。 先生が亡くなられて27年、弟子達はそれぞれが独立して先生の薫陶を引き継ぎながら、自分の世界観を出し作陶に励んでいます。 内弟子だけでなく藝大の陶芸講座の卒業生は皆、考え方、呑み方(笑)と何かしらの影響を受けていたと思います。 私も内弟子ではありませんでしたが、よく呑みに連れて行って頂きいろいろ学ばせて頂きました。 藤本先生は、愛されキャラクターでしたから、弟子達は本当にすべての時間と労力を先生の仕事に費やしていました。 アカデミックな教育を受けた弟子自身の制作を、どの様に考えていらっしゃったのかはうかがい知れませんが、今も皆が精力的に作陶を続けているのをみると、作家としてだけでなく、指導者としても素晴らしかったのだと改めて認識しています。 全盛期は沢山のよい仕事をされ、バブルとも相まってオープニングパーティーなども豪華でとても景気が良く、それだけで陶芸界全体が元気になりました。 あの頃の雰囲気までとはいきませんが、また皆で集まり、先生の思い出話をしながら少し派手にやりたいものです。 会場も素晴らしく、作品もバラエティにとんでいます。是非ご高覧頂きたく宜しくお願い致します。
日本工芸会 常任理事 前田正博 藤本能道(ふじもと よしみち) 陶歴 |
略歴 Biography | □伊藤 北斗 昭和36年 東京都中野区生まれ 昭和62年 東京藝術大学 美術学部 工芸科 卒業 平成元年 東京藝術大学大学院 陶芸専攻 修了、藤本能道先生に師事 平成5年 東京都日野市に築窯、日本橋三越本店にて二人展 平成15年 第43回 日本伝統工芸新作展 東日本支部賞 平成27年 第55回 東日本伝統工芸展 監査委員 平成29年 第7回 菊池ビエンナーレ 入選 平成30年 第58回 東日本伝統工芸展 三越伊勢丹賞 令和元年 第66回 日本伝統工芸展出品作品 宮内庁買い上げ 現在、日本工芸会 正会員 □梅本 孝征 昭和37年 東京都中野区生まれ 昭和61年 東京藝術大学 美術学部 工芸科 卒業 昭和63年 東京藝術大学大学院 陶芸専攻 修了 平成2年 藤本能道先生に師事 平成5年 埼玉県飯能市に築窯、独立 平成9年 東京藝術大学 工芸科 非常勤講師 平成14年 伝統工芸新作展 日本工芸会東日本支部長賞 平成19年 愛知県立芸術大学美術学部 准教授 平成26年 瀬戸市陶祖公園陶板制作「色絵四季の花文陶板」 平成29年 第48回 東海伝統工芸展 NHK名古屋放送局長賞 現在、愛知県立芸術大学 教授・日本工芸会 正会員・瀬戸陶芸協会 会員 □影山 明志 昭和25年 静岡県生まれ 昭和50年 東京藝術大学 美術学部 工芸科 卒業 昭和52年 東京藝術大学大学院 陶芸専攻 修了、藤本能道先生に師事 昭和59年 茨城県八郷町に築窯、独立 昭和61年 日本橋三越にて個展(以後10回開催) 平成14年 茨城県陶芸美術館「器と装飾」出品 現在、日本工芸会 正会員・茨城工芸会 会員 □末岡 信彦 昭和23年 福岡県生まれ 昭和48年 藤本能道先生に師事 平成元年 東京都青梅市大門に築窯、独立 平成4年 東京・日本橋にて個展 平成5年 長野県佐久市に工房を構える 現在、文星芸術大学 非常勤務講師、愛知県立芸術大学 非常勤講師、日本工芸会 正会員 □高橋 誠(故人) 昭和23年 埼玉県さいたま市生まれ 昭和51年 東京藝術大学大学院 修士修了、藤本能道先生に師事 昭和61年 神奈川県小田原市根府川に築窯、独立 昭和62年から毎年各地で個展、グループ展 平成14年 工芸会東日本支部賞 平成19年 日本工芸会賞 平成25年 東京都中央区で亡くなる □橋詰 正英 昭和34年 長野県蓼科生まれ 昭和59年 東京藝術大学 美術学部 工芸科 卒業 昭和60年 伝統工芸東日本支部展 入選(以降28回入選) 昭和61年 東京藝術大学大学院 修了、藤本能道先生に師事 平成5年 東京都青梅市に築窯 独立 平成7年 日本伝統工芸展 入選(以後13回入選) 平成28年 第9回 現代茶陶展 入選(以後5回入選) 現在、日本工芸会 正会員 □廣瀬 義之 昭和29年 栃木県生まれ 昭和55年 東京藝術大学 美術学部 工芸科 卒業 昭和57年 東京藝術大学大学院 美術研究科 陶芸専攻 修了 昭和59年 同大学研究生を経て、非常勤助手(~昭和60年) 昭和61年 藤本能道先生に師事 平成6年 日本橋高島屋にて個展(12回) 平成10年 日本橋三越にて逸品会 出品(4回) 国際交流基金 作品買上 平成14年 青梅市 作品買上 平成20年 第3回 菊池ビエンナーレ展 入選(菊池寛実記念智美術館・東京) 現在、日本工芸会 正会員 |
作家在廊日 Date Artist in Gallery | 伊藤北斗 12月21日(土) 梅本孝征 12月21日(土) ~22日(日) 影山明志 12月26日(木) ~27日(金) 末岡信彦 12月21日(土) ~27日(金) 橋詰正英 12月21日(土) ~22日(日) 、27日(金) 廣瀬義之 12月22日(日) ~25日(水) |
DM | この展覧会のDMを見る(PDF) |
主な出品作品 Main Exhibited Works |
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No.13
作家名 | 橋詰 正英 |
作品名 | 釉裏紅金彩紅梅文徳利 釉裏紅金彩紅梅文ぐい呑 【ご売約済み】 |
価格 | 徳利:25,300 円 ぐい呑:各 16,500 円 |
寸法 | 徳利:Φ 10.0 × H 12.6 (㎝) ぐい呑:Φ 7.5 × H 4.5 (㎝) |
販売方法につきまして
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- DMや当サイトに掲載している作品は、会期が始まる前の事前予約を承っております。
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- 実際に弊廊にお出かけ頂けない方には、お電話やメールでのご注文も喜んで承ります。
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- 皆様からのお問い合わせを心よりお待ち申し上げております。