今後の展覧会

村田佳彦 漆展 ー陰影ー

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会期 令和元年12月12日(木)~12月18日(水)
開廊時間午前11時~午後7時まで(最終日の12月18日は午後5時まで)
会期中無休
略歴昭和52年 群馬県桐生市生まれ  現在、富山県南砺市にて制作
平成13年 金沢美術工芸大学 美術工芸学部 工芸科 卒業
平成17年 金沢卯辰山工芸工房 修了
平成24年 「茶の湯の現代 −用と形−」展入選(菊池寛実記念智美術館/東京)
平成29年 「素材の息吹ー発展する工芸のかたちー」(黒部市美術館/富山)
  「HARD BODIES:CONTEMPORARY JAPANESE LACQUER SCULPTURE」(ミネアポリス美術館/アメリカ・ミネソタ州)
作家在廊日会期中、全日、在廊予定
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神無月のとある午後、富山に飛びました。

私は富山が大好きで、いつか暮らしてみたいと思う町の一つであり、立山連峰を臨み、優しい富山の方々と話していると心がゆるみます。


気鋭の漆作家である村田さんの工房は、緑豊かな富山の南砺市にあります。

地元を愛し、ひとなつっこい笑顔を絶やさぬ村田さんですが、ホウや楓などの木材を丁寧に削り出し、丁寧に漆を塗り重ねる根気のいる制作に真摯に励まれています。


彼が作る漆作品は、他に類を見ない美しく伸びやかな線と面で構成されています。

その作品のテーマは「陰影」。

それは日本古来の美意識であると彼は捉えており、自然が見せる一瞬の美しさを深い漆黒と映し出される影によって表現しています。

裏面の作品「シルエット−そびえたつ−」は、富山の地に暮らす人々の心にある山への畏敬の念や信仰心をイメージしているそうです。


さて、弊廊で四年振り二回目となる本展では、最新作のオブジェや、「雫」をモチーフにしたという小さな蓋物、器など40点余が富山から届きます。

師が走るお忙しい最中で恐縮ですが、ご高覧頂ければ嬉しいです。

 

店主 安田尚史