瀬津純司 陶展 ー妖麗ー
会期 Schedule |
令和元年9月30日(月)~10月6日(日) September 30 - October 6, 2019 |
開廊時間 Opening Hours | 午前11時~午後7時まで(最終日の10月6日は午後5時まで) 会期中無休 |
ご紹介文 Introduction |
バケツをひっくり返した様な土砂降りの中、水無月の晦日に京都の瀬津さんを訪ねました。 彼の工房は山科にあり、京都駅から車で15分、東に向かっただけで、こんなにも風光明媚な場所に出るのかと驚きを禁じえません。 久々に優しい笑顔の瀬津さんにお目にかかり、新作の事、京都の事、茶の湯の事、色んな話に花が咲きました。
その作品の魅力は、茶碗、花入や酒器などの側面に墨流しの技法で彩られる美しく妖しい景色でしょう。 その形はロクロ成形ではなく、板状に延ばした土を接着させるタタラ作りによるもので、故 林屋晴三先生が瀬津茶碗を「今織部」と仰った事が私の心に響いてきます。
さて、弊廊で三回目となる本展では、副題を「妖麗」と名付けました。 これまで黒や白のくっきりとした地に墨流しの絵を描かれていましたが、本展ではこれらに加えて、備前焼を想起する茶色の地に墨流しを描かれ、まさに「妖しい」新境地を開きました。 一生懸命、作陶に打ち込む瀬津さん。 どうぞご清覧頂ければ幸いです。 店主 安田尚史
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略歴 Biography | 昭和50年 京都に生れる 平成10年 京都精華大学美術学部陶芸専攻卒業 平成14年 日本伝統工芸近畿展「新人奨励賞」 平成27年 現代茶陶展「TOKI織部優秀賞」、マイヤー×信楽大賞展 入選 平成28年 現代茶陶展「TOKI織部奨励賞」、現在形の陶芸 萩大賞展㈿ 入選 平成30年 日本陶磁器協会奨励賞関西展 入選 |
作家在廊日 Date Artist in Gallery | 会期中、全日、在廊予定 |
DM | この展覧会のDMを見る(PDF) |
主な出品作品 Main Exhibited Works |
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No.20
作品名 | 彩墨流 酒器 |
価格 | 【左端から】 15,400 円 13,200 円 【ご売約済み】 11,000 円 |
寸法 | Φ 7.0 × H 5.5 (㎝) Φ 7.0 × H 5.8 (㎝) Φ 7.0 × H 6.0 (㎝) |
販売方法につきまして
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- DMや当サイトに掲載している作品は、会期が始まる前の事前予約を承っております。
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- 実際に弊廊にお出かけ頂けない方には、お電話やメールでのご注文も喜んで承ります。
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- 皆様からのお問い合わせを心よりお待ち申し上げております。