陶 寄神宗美 千惠子 展
会期 Schedule |
令和元年8月5日(月)~8月11日(日) August 5 - August 11, 2019 |
開廊時間 Opening Hours | 午前11時~午後7時まで(最終日の8月11日は午後5時まで) 会期中無休 |
ご紹介文 Introduction |
「陶 寄神宗美 千惠子 展」に寄せて
前衛的な陶芸家集団「走泥社」の代表的存在であった八木一夫氏に師事された寄神宗美氏、同じく「走泥社」の同人に加わり、前衛陶芸のパイオニアとして活躍した熊倉順吉氏に師事された奥様の千惠子氏、柿傳ギャラリーでのお二人の初めての展覧会が開催されます。
宗美氏は、これまでの「RE-CREATIONS(再創造)」、創って、壊して、焼いて、繋ぎ合わせて完成する陶の造形と木の造形を組み合わせた新作を中心に、中国浙江省の龍泉窯で制作した青磁のオブジェや用の器、手練りやタタラの技法で制作した水指や楽茶埦など斬新な造形作品を出品します。
千惠子氏は、黒泥土の表面に線刻、点刻、ウロコ紋を配し、さらに銀彩、金銀彩、金赫彩を施した壺、注器、水指、香炉、蓋物、振出などを出品します。 千惠子氏の黒泥土の仕事は、手捻りで日に2~3㎝位ずつゆっくり時間をかけて積み上げ、削りは一切せず、捻った時の緊張感を大切に美しいフォルムを手捻りだけで仕上げてゆきます。
偉大な師に学び、その創作姿勢を受け継いだ“素敵なお二人の作品”を是非共ご高覧下さい。
森 孝 一(美術評論家・日本陶磁協会 常任理事) |
略歴 Biography | ■寄神宗美 Munemi Yorigami 昭和19年 京都市に生まれる 昭和42年 東京農業大学 農学部造園学科 卒業 昭和44年 八木一夫に師事(〜昭和47年) 平成3年 第47回ファエンツァ国際陶芸展 金賞(イタリア) 平成4年 現代陶芸国際激請展 グランプリ(国立歴史博物館/中華民国) 平成11年 第5回 国際陶磁器展美濃’99 銅賞 ■寄神千惠子 Chieko Yorigami 昭和43年 武蔵野美術短期大学 陶芸科 卒業 昭和45年 熊倉順吉に師事(〜昭和47年) 昭和53年 女流陶芸展 毎日新聞社賞 昭和63年 朝日現代クラフト展 最優秀賞 平成7年 第4回 国際陶磁器展美濃’95 審査員特別賞 平成8年 第4回 日清食品現代陶芸めん鉢大賞展 優秀賞 |
作家在廊日 Date Artist in Gallery | 宗美:全日在廊予定 千惠子:5日(月)、10日(土)、11日(日)予定 |
出品作品 Exhibited Works | 宗美:オブジェ、茶碗、水指、花入れ、香炉、香合、菓子器、片口、盃、銘々皿 千惠子:水指、壺、花入れ、香炉、蓋物、振り出し、注器、片口、盃、湯呑、皿 |
DM | この展覧会のDMを見る(PDF) |
主な出品作品 Main Exhibited Works |
|
No.16
作家名 | 寄神 千惠子 |
作品名 | 【左端から】 白鳳釉振り出し 金赫彩振り出し |
価格 | 21,600 円 22,680 円 |
寸法 | Φ 6.5 × H 9.3 (㎝) Φ 7.0 × H 11.0 (㎝) |
販売方法につきまして
- ・
- DMや当サイトに掲載している作品は、会期が始まる前の事前予約を承っております。
- ・
- 実際に弊廊にお出かけ頂けない方には、お電話やメールでのご注文も喜んで承ります。
- ・
- 皆様からのお問い合わせを心よりお待ち申し上げております。