大上伊代 ばけもん陶展
会期 Schedule |
令和元年5月8日(水)~5月14日(火) May 8 - May 14, 2019 |
開廊時間 Opening Hours | 午前11時~午後7時まで(最終日の5月14日は午後5時まで) 会期中無休 |
ご紹介文 Introduction |
寒い睦月の一日、丹波に向かいました。 ワイパーが忙しなく動く土砂降りの大雨の中、何とか大上伊代さんの工房に辿り着くと、申し訳ないことに遅刻していたにも関わらず、満面の笑顔で出迎えて下さった伊代さん。 ホッとする旅先の一場面で、有り難い限りです。
私が初めて彼女に出会ったのは、三年前の弊廊での丹波焼グループ展。 今にも動き出しそうな獅子や鬼の作品が、これは焼き物かと驚いた事を今でも覚えています。 幻妖なる縁起物や妖怪など、日本古来の奇奇怪怪なものを、可愛くゆるく見せる感性が私はとても気に入りました。
さて、弊廊で初個展となる今回は、「ばけもん陶展」と銘打ち、彼女の真骨頂である、おどろおどろしくも愛くるしい、ばけもん達を発表致します。 上の写真の一番右の作品は徳利なのですが、手酌は寂しいですからと、三つ目の天使が赤い徳利を持ってくれています。 こんなに可愛い天使に美酒を注がれたら、殊更に気分良く盃が進み、時はゆるりと流れる事でしょう。
大上さんは、裏千家流の茶の湯の稽古にも勤しまれ、5月11日(土)に柿傳で「立夏の茶会」も開催します。 こちらも合わせて、ご参会を頂ければ幸いです。
店主 安田尚史
|
略歴 Biography | 昭和62年 兵庫県丹波立杭に生まれる 平成22年 京都市立芸術大学 陶磁器専攻 卒業 陶芸家・佐伯守美氏に師事(栃木県) 平成23年 丹波焼・大熊窯にて作陶を始める 平成27年 神戸ビエンナーレ2015現代陶芸コンペティション 入選 平成28年 進行形・女子陶芸Ⅱ(茨城県陶芸美術館) |
作家在廊日 Date Artist in Gallery | 会期中、全日、在廊予定 |
特別茶会 Tea Party | ■ 立夏の茶会 柿傳ギャラリーの上にある茶室にて、大上伊代さんと、店主 安田尚史が二人で席主を務める茶会を開催致します。 茶会に参加された事がない初心の方も大歓迎ですので、どうぞお気軽に、初夏の一服の茶をお楽しみ頂ければ幸いです。 ・日時 5月11日(土) 11:00席入り(1席のみ) ・席主 大上伊代 × 安田尚史 ・場所 新宿 京懐石 柿傳(東京都新宿区新宿3-37-11 安与ビル) 受付・寄付「柿傳ギャラリー(地下2階)」→薄茶席「残月(9階)」→点心席「古今サロン(6階)」 ※ 席入15分前までに、受付へお集まりください。 ・会費 5,000円(税込) ※ 服装自由 ・申込 ご希望の方は、柿傳ギャラリーまで電話、FAX、メール、弊廊HPの御申込フォームからお申し込み下さいませ。 ・〆切 5月10日(金)までとさせて頂きます。 皆様のお申込を心よりお待ち申し上げております。 <ご連絡先> TEL 03-3352-5118 / FAX 03-5269-0335 e-mail gallery@kakiden.com 電話は11時~19時受付(ギャラリー休廊日を除きます) ▸お申込みはこちら |
DM | この展覧会のDMを見る(PDF) |
主な出品作品 Main Exhibited Works |
|
No.9ご売約済 Sold Out
作品名 | [右]鬼面盃 阿 [左]鬼面盃 吽 |
価格 | 各 21,600円 |
寸法 | [右] W 6.8 × D 7.0 × H 3.6 (㎝) [左] W 6.9 × D 6.8 × H 3.5 (㎝) |
販売方法につきまして
- ・
- DMや当サイトに掲載している作品は、会期が始まる前の事前予約を承っております。
- ・
- 実際に弊廊にお出かけ頂けない方には、お電話やメールでのご注文も喜んで承ります。
- ・
- 皆様からのお問い合わせを心よりお待ち申し上げております。