ー景・水景ー 松原 賢 展 「茶席より 2010-2017」出版記念
景 W178×H87cm
会期 Schedule |
平成30年6月14日(木)~6月20日(水) June 14 - June 20, 2018 |
開廊時間 Opening Hours | 午前11時~午後7時まで(最終日20日は午後5時まで) 会期中無休 |
ご紹介文 Introduction |
松原賢さんと初めて出会ったのは今から九年前。 残念ながら昨年四月にお隠れになった林屋晴三先生の 「茶の湯同好会茶会」における柿傳の水屋でした。 以来、林屋先生と賢さんの深いご交流がはじまり、私もそれに応じて、親しくお付き合いをさせて頂くようになりました。
これまで弊廊では、彼の制作テーマである「音」に関する抽象画や、林屋先生の鶴の一声による「冨嶽図」を発表して参りました。 二年ぶりとなる本展では、近年手がけている抽象画の「景」と最新作の「水景」を発表致します。 「景」は水が創り出す象形のダイナミズムを表現し、「水景」は湖水の水面に現る大気の響きを表現しているとの事。 私は賢作品の魅力は作品にたちこめるそこはかとない「静けさ」だと感じています。 確かな筆致で描かれる作品は、力強さと儚さが同居しており、それ故の浮遊感が私が感じる所の「静けさ」になっているとも思います。
今展に際し、賢さんは人生初の席主を務める茶会も開催致します。 この茶会では、先日描き終えた「空海図」の障壁を初お披露目致します。 私もこの画像を拝見しましたが、圧倒的な迫力で強く共感を頂きました。 お忙しい中、恐縮ですが、是非、ご参会を頂ければ幸いです。
さらに、賢さんは林屋先生との出会いから始まった茶席でのお手伝いの軌跡を一冊にまとめ、「茶席より 2010-2017」を上梓される事になりました。 どうかこちらもご高覧を頂ければ幸いです。
店主 安田尚史 |
略歴 Biography | □略歴 昭和23年 富山県上市町に生まれる。 昭和48年 独立美術(東京都美術館) 昭和51年 井上三綱に師事 昭和52年 第一美術展(東京都美術館)第一美術賞 昭和54年 神奈川県美術展(神奈川県民ホールギャラリー) 県議会議長賞 昭和62年 上野の森美術館絵画大賞展(上野の森美術館) 特別優秀賞 昭和63年 日本現代陶彫展マケット展(土岐市文化プラザ)陶彫展賞 日本現代陶彫展(土岐市文化プラザ)優秀賞 平成元年 スペイン美術賞展(バルセロナ美術館) 平成2年 次代をになう作家展(箱根彫刻の森美術館) 平成3年 '91富山の美術/1995 '95富山の美術(富山県立近代美術館) 平成13年 栃木県美術の二十世紀Ⅱ千年の扉(栃木県立美術館) とやま現代作家シリーズこころの原風景(富山県立近代美術館) 平成18年 パリ・ケルン巡回展 平成20年 富山県立近代美術館企画、シリーズふるさとの群星Vol.6 松原賢ー生々流転 (太閤山ふるさとギャラリー・富山) その他、全国各地で個展・グループ展 □主な公的コレクション 昭和55年 茅ヶ崎文化会館(赫1・赫2)/神奈川、福厳寺(日・月屏風)/福井 昭和62年 箱根彫刻の森美術館(宙ー音)/神奈川 平成2年 仙石原長安寺(本堂障壁 日 月 図)/神奈川 平成3年 セラトピア土岐(陶壁 天の聲 地の聲)/岐阜、富山県立近代美術館(○・△・□)/富山 平成4年 全国大学生協会本部(琳)/東京 平成5年 宇都宮市城山地区市民センター(陶壁)/栃木 平成6年 太田市斎場(レリーフ 暘)/群馬 平成7年 笠間稲荷神社 参集殿(琳)/茨城、富山市庁舎(宙-音)/富山 平成8年 富山県芸術文化ホール(レリーフ OTO) /富山 平成9年 黒磯市役所(レリーフ 宙の聲)/栃木 平成11年 雨引山楽法寺(レリーフ 環.木聲)/茨城、土岐市文化プラザ(陶彫 環)/岐阜 広島大学 佐竹メモリアルホール(閘)/広島 平成13年 遠野ふれあい交流センター「あえりあ遠野」(レリーフ 木聲)/岩手 平成18年 曹洞宗 龍谷山 松岳寺(レリーフ 昃他)/茨城 JA共済幕張研修センター(レリーフ 地聲)/千葉 平成24年 那須日本赤十字病院エントランス「地聲」/栃木 その他、企業、マンション・ホテル等のアートワーク |
作家在廊日 Date Artist in Gallery | 会期中、全日在廊予定 |
特別茶会 Tea Party | ■「空海図 障壁」初御披露 特別茶会のご案内 6月15日 (金) ・日時 6月15日(金) 11:00と13:00席入の二席 ・席主 松原 賢 ・場所 新宿 京懐石 柿傳(東京都新宿区新宿3-37-11 安与ビル) 薄茶席「残月(9階)」、点心席「古今サロン(6階)」、 受付・寄付「柿傳ギャラリー(B2階)」 ※ 席入15分前までにお集まりください。 ・会費 5,000円(税込) ※当日、受付にてお支払い頂ければ幸いです。 ・服装 ご自由にどうぞ。 ・申込 ご希望の方は、柿傳ギャラリーまで電話、FAX、メール、お申込みフォームにてお問合せ下さいませ。 皆様のお申込を心よりお待ち申し上げております。 <ご連絡先> TEL 03-3352-5118 / FAX 03-5269-0335 e-mail gallery@kakiden.com 電話は11時~19時受付(ギャラリー休廊日を除きます) ▸お申込みはこちら |
DM | この展覧会のDMを見る(PDF) |
主な出品作品 Main Exhibited Works |
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販売方法につきまして
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- DMや当サイトに掲載している作品は、会期が始まる前の事前予約を承っております。
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- 実際に弊廊にお出かけ頂けない方には、お電話やメールでのご注文も喜んで承ります。
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- 皆様からのお問い合わせを心よりお待ち申し上げております。