石井逸郎の世界展 ー色彩の探求ー
会期 Schedule |
平成30年2月15日(木)~2月20日(火) February 15 - February 20, 2018 |
開廊時間 Opening Hours | 午前11時~午後7時まで(最終日20日は午後5時まで) 会期中無休 |
ご紹介文 Introduction |
石井逸郎作品に初めて出合ったのは、数年前、東京・青山にあるイタリアンの名店「リストランテ濱崎」さんでした。 濱崎さんの料理は最高に美味しく、舌鼓を打ちましたが、 料理もさることながら、お使いの器も美しく綺麗でした。料理を邪魔せず、料理をより引き立たせる美しい器、それが石井作品でした。
青山の一等地に上絵付け教室も主宰する石井さんは、焼成された磁器に、確かな筆致で草花などを手描きするポーセリンペインティングの日本における第一人者です。 ポーセリンとは磁器の事であり、ロイヤルコペンハーゲンなど欧州の白磁だけではなく、有田の井上萬二窯の器にも美しい上絵付けを描いています。 さらに、昨今は、笠間や唐津などの陶器にも描かれ、陶器の持つ柔らかい肌合いと美しい筆致で新境地を開きました。
その筆は、力強さと儚さが同居し、とても美しく、見事というしかありません。 日々、 色彩の探求に挑まれており、彼曰く、「日常の器は飾るだけではなく、料理を盛って楽しむことを前提に絵付けしており、食を含めて、生活を美しく彩ることが文化だと思います。」 との事で、私は強く共感を頂きました。
日本とデンマークのコペンハーゲンを行き来して、北欧文化にも一家言お持ちの石井さん。 弊廊としては初となる上絵付けの展覧会で、これまで以上に、会場が華やぐ事は間違いないでしょう。どうぞご高覧頂ければ幸いです。
店主 安田尚史 |
略歴 Biography | 昭和27年 横浜生まれ 昭和47年 デンマークに留学 昭和53年 日本人で初めてロイヤルコペンハーゲン 社の“フローラダニカ”シリーズの製作を 十年間務める 昭和63年 コペンハーゲン郊外にアトリエを開設 平成2年 ヨーロピアン上絵付け教室「SCANTIPS」を日本に設立 平成21年 銀座和光並木館にて第一回個展開催 平成22年 オメガコンストレーションアート展出品 平成23~24年 Nicolai Bergmann氏とのコラボ企画「フラワーシャワー」開催 平成24年 銀座和光ホールにて第二回個展開催 平成25年 伊勢丹 丹青会出品 平成26年 渋谷西武にて第一回個展開催 平成28年 スガハラガラスとのコラボ展 平成29年 天王洲アイルT-Art Galleryにて“Harmony ”展 |
作家在廊日 Date Artist in Gallery | 15日(木)、18日(日) 〜 20日(火) |
DM | この展覧会のDMを見る(PDF) |
主な出品作品 Main Exhibited Works |
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No.5
作品名 | KPM ノイグラード C/S ヤポニカ/サザンカ KPM ノイグラード C/S ヤポニカ/マテバシイ |
価格 | 各 129,600 円 |
寸法 | カップ W 8.0 × D 6.0 × H 5.5 (㎝) ソーサー Φ 11.5 × H 2.8 (㎝) |
No.19
作品名 | 【画像一枚目 左端から】 喜如嘉 小皿 銅色ブナ 喜如嘉 小皿 新緑ブナ 喜如嘉 小皿 ホウヅキ |
価格 | 各 21,600 円 |
寸法 | 【画像一枚目 左端から】 Φ 13.5 × H 1.8 (㎝) Φ 13.0 × H 1.5 (㎝) Φ 16.0 × H 2.2 (㎝) |
No.20
作品名 | 【左端から】 喜如嘉 徳利 ワタリガニ 副島健太郎 お猪口 ワタリガニ 喜如嘉 お猪口 ブナ/紅葉 |
価格 | 【左端から】 43,200 円 37,800 円 21,600 円 |
寸法 | 【左端から】 Φ 7.0 × H 9.3 (㎝) Φ 7.8 × H 2.8 (㎝) Φ 6.8 × H 4.0 (㎝) |
販売方法につきまして
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- DMや当サイトに掲載している作品は、会期が始まる前の事前予約を承っております。概ね、会期初日の二十日前頃にお客様へDMを発送し、ほぼ同時期に当サイトに情報をアップしております。
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- 実際に弊廊にお出かけ頂けない方には、お電話やメールでのご注文も喜んで承ります。
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- 皆様からのお問い合わせを心よりお待ち申し上げております。