清六窯 中村 ゑ美こ・清吾 展
会期 Schedule |
平成29年10月4日(水)~10月10日(火) October 4 - October 10, 2017 |
開廊時間 Opening Hours | 午前11時~午後7時まで(最終日10日は午後5時まで) 会期中無休 |
ご紹介文 Introduction |
有田でロクロの名手と慕われた中村清六さん。 今回は、清六さんの技を受け継ぐ、清六窯の母子二人展をご案内させて頂きます。 娘のゑ美こさんは、白磁の素地に、和紙染の技法で描く美しい藍色の幾何学文様が人気を博し、孫の清吾さんは、独特のシャープな造形が魅力で、昨今の公募展でも入賞・入選を繰り返す気鋭の若き陶工です。
実は、平成23年3月に弊廊で、中村清吾さんの個展を予定していましたが、直前にいたましい東日本大震災があり、個展を延期せざるを得ませんでした。 以下は、その際、林屋晴三先生から頂いたご紹介文です。改めて、この場を借りてご紹介させて頂きます。
清吾さんの祖父清六さんは、有田にあって生涯、ひたすら白磁の器を追求した。本ものの陶人であった。 そして孫も、祖父の跡をついでいるが、当然、今に生き、智性を内包する若き陶人であり、自らの造形のあるべきようを眞撃に求め、最近は、綾線をくっきりとめぐらせた円形の器に挑んで成功している。 林屋 晴三
弊廊にとりまして、六年越しのラブコールとなる清六窯の母子展。どうぞご高覧頂ければ幸いです。 店主 安田 尚史 |
略歴 Biography | □ゑ美こ 昭和22年 故中村清六の長女として、佐賀県有田町に生まれる 昭和43年 有田物産株式会社入社 前田泰昭氏・斎藤勉氏に染付けを学ぶ 平成18年 日本伝統工芸展初入選 平成20年 清六窯三代・中村清六・ゑ美こ・清吾展 開催(日本橋三越本店) 平成23年 日本工芸会 正会員に認定される 平成26年 茨城県陶芸美術館 現代陶芸「現象」出品・収蔵 □清 吾 昭和50年 中村ゑ美この長男として、佐賀県有田町に生まれる 平成10年 九州大学卒業後、清六窯にて修行 平成17年 日本工芸会 正会員に認定される 平成25年 九州山口陶磁展 文部科学大臣賞、日本伝統工芸展「白磁鉢」東京都知事賞 平成29年 田部美術館 茶の湯の造形展 奨励賞 |
作家在廊日 Date Artist in Gallery | 二人共、会期中、全日在廊予定 |
DM | この展覧会のDMを見る(PDF) |
主な出品作品 Main Exhibited Works |
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No.5
作家名 | 中村 ゑ美こ |
作品名 | 〔左端から〕 和紙染湯呑 和紙染カップ 【ご売約済み】 染付カップ 【ご売約済み】 |
価格 | 各 16,200 円 |
寸法 | 〔左端から〕 Φ 8.5 × H 8.0 (㎝) Φ 7.7 × H 7.2 (㎝) Φ 8.5 × H 7.2 (㎝) |
販売方法につきまして
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- DMや当サイトに掲載している作品は、会期が始まる前の事前予約を承っております。
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- 実際に弊廊にお出かけ頂けない方には、お電話やメールでのご注文も喜んで承ります。
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- 皆様からのお問い合わせを心よりお待ち申し上げております。