留守 玲 市岡真治 展
〔左から〕 銀小筒(Φ5.2 × H6.4㎝)/市岡 真治 作 36,000円、
さび花入れ「ひこばえ」(Φ10.2 × H27.2㎝)【ご売約済】/留守 玲 作 120,000円 (価格は税別)
会期 Schedule |
平成29年4月15日(土)~4月21日(金) April 15 - April 21, 2017 |
開廊時間 Opening Hours | 午前11時~午後7時まで(最終日21日は午後5時まで) 会期中無休 |
ご紹介文 Introduction |
今年1月、留守玲は第27回「タカシマヤ美術賞」を受賞した。 熔接・熔断を用いた独自の手法と、鉄ならではの錆びるという特徴を取り込んだ<さび>の美意識が高く評価されてのことである。 しかし、留守の本当の評価は、その部分だけにあるのではない。 既成の概念に捉われず、常に新たな発見を通して、その感動を創造し続けることにある。 だから、留守の作品に人は感動を発見するのである。 それは、オブジェであっても、熔紋の花入れや蓋物であっても変らない。
また、夫である鍛金(たんきん)作家の市岡真治は、熱した金属を金槌で叩き、薬罐や匙、茶器や酒器、花入などを制作されている。 その作品は、気の遠くなるような作業の繰り返しと、高度な技術によって支えられている。 匙や薬罐などの日常品には、鍛金技術による創り過ぎない程よい加減が見られ、オブジェ作品には、寺院の装飾品や甲冑などの武具を連想させる技術の確かさが感じられる。
森 孝一(美術評論家・日本陶磁協会常任理事) |
略歴 Biography | ■留守 玲 昭和51年 宮城県仙台市生まれ 平成15年 財団法人日本文化藝術財団 第11回 日本現代藝術奨励賞 平成19年 〈素材×技術〉からフォルムへー布と金属―(茨城県つくば美術館) 工芸の力―21世紀の展望(東京国立近代美術館工芸館) 平成21年 PIANISSIMO 田中みぎわ/留守玲 展 -冬の浜辺から-(茅ヶ崎市美術館) 平成24年 留守玲の茶室 さびのけしき(山口県立萩美術館・浦上記念館) 平成28年 生への言祝ぎ(大分県立美術館) 第2回菊池寛実賞 工芸の現在(菊池寛実記念智美術館)菊池寛実賞 平成29年 第27回タカシマヤ美術賞 ■市岡真治 昭和51年 広島県生まれ 神奈川県小田原市にて鍛金による作品を制作 |
作家在廊日 Date Artist in Gallery | 留守 玲:4/15(土) ~ 19(水)、21(金) 市岡真治:4/15(土) ~ 17(月)、20(木)、21(金) |
主な出品作品 Main Exhibited Works |
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No.6
作品名 | 【左】 市岡真治/瓢箪 留守 玲/銅敷板 【右】 市岡真治/面取四角 留守 玲/さび長皿 |
寸法 | 【左】 Φ 5.8 × H 8.4 (㎝) Φ 23.0 (㎝) 【右】 W 5.4 × D 5.4 × H 6.7 (㎝) W 30.0 × D 16.0 × H 0.8 (㎝) |
No.10
作家名 | 市岡真治 |
作品名 | 【左端から】 銀小々筒 【ご売約済】 銀小筒 銀小々筒 【ご売約済】 |
寸法 | 【左端から】 Φ 4.5 × H 5.5 (㎝) Φ 5.2 × H 6.5 (㎝) Φ 5.2 × H 4.3 (㎝) |
販売方法につきまして
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- DMや当サイトに掲載している作品は、会期が始まる前の事前予約を承っております。
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- 実際に弊廊にお出かけ頂けない方には、お電話やメールでのご注文も喜んで承ります。
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- 皆様からのお問い合わせを心よりお待ち申し上げております。