中島 洋一 展 ー裂を愛でるー
会期 Schedule |
平成29年1月6日(金)~1月12日(木) January 6 - January 12, 2017 |
開廊時間 Opening Hours | 午前11時~午後7時まで(最終日は午後5時まで) 会期中無休 |
ご紹介文 Introduction |
錦・金襴・緞子・羅・綾・唐組・・・
中島さんは、これらの古典織物(絹を素材にした文様のある織物)の制作者です。 東京都中野区の閑静な住宅街にある中島さんのご自宅兼工房には、それは大きな機織り機があり、寸暇を惜しんで制作に励まれています。
この古典織物の復元制作にあたり、原素材である繭や蚕の研究は無論、天然染料による糸染めと製織まで全ての工程を一人でなさっています。 蚕がはく糸は、糸のはき始めと終わりでは太さが違うそうで、座繰りの不均一さもあって素朴で自然な風合いが出るとの事。
さて、弊廊で初個展となる今展は「裂を愛でる」として、中島さんが丹精込めて織った「松立湧鶴亀文錦」という新春にふさわしいお目出度く美しい文様を中心に さまざまな袋物や帛紗、裂、額装された作品など100点余りを発表します。 平成廾九年丁酉の幕開けを飾る本展、どうぞご批評頂ければ幸いです。
店主 安田 尚史 |
略歴 Biography | 昭和30年 埼玉県秩父市生まれ 昭和53年 多摩美術大学 デザイン科・染織デザイン専攻 卒業 昭和61年 この頃より文化財修理に使用する古典織物の制作に携わる 取組んだ文化財は115件、うち国宝・重要文化財は20件 平成18年 伝統文化ポーラ賞 奨励賞 平成19年 民族衣装文化功労者 きもの文化賞 平成21年 S&R財団 ワシントン特別賞 |
作家在廊日 Date Artist in Gallery | 会期中、全日、在廊予定 |
主な出品作品 Main Exhibited Works |
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No.5
作品名 | 松立涌鶴亀文錦宝袋 神代楡飾り棚・垂發 |
価格 | 【宝袋】【ご売約済み】 23,760 円 【飾り棚・垂發】 18,900 円 |
寸法 | 【宝袋】 W 10.0 × D 5.0 × H 13.5 (㎝) 【飾り棚・垂發】 W 11.0 × D 6.5 × H 22.5 (㎝) |
No.6
作品名 | 松立涌鶴亀文錦なすび飾り 松竹梅菊文漆箔錦額縁 |
価格 | 【なすび飾り】【ご売約済み】 12,000 円 【額縁】【ご売約済み】 10,000 円 |
寸法 | 【なすび飾り】 W 6.5 × D 1.0 × H 14.0 (㎝) 【額縁】 W 6.5 × D 4.8 × H 21.5 (㎝) |
販売方法につきまして
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- DMや当サイトに掲載している作品は、会期が始まる前の事前予約を承っております。
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- 実際に弊廊にお出かけ頂けない方には、お電話やメールでのご注文も喜んで承ります。
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- 皆様からのお問い合わせを心よりお待ち申し上げております。