辻 文夫 × 稲積 佳谷 二人展 ー皺とスモルトと火の彩色ー
会期 Schedule |
平成28年10月1日(土)~10月7日(金) October 1 - October 7, 2016 |
開廊時間 Opening Hours | 午前11時~午後7時まで(最終日は午後5時まで) 会期中無休 |
ご紹介文 Introduction |
『楽しむ』事は、気が穏やかな状態になるので、世界と社会にとても重要な感情です。 ストレスで、湧き上がる攻撃的な感情を他人にも自分にも向けないための知恵。バランスのとれた喜怒哀楽を色彩と皺からセレンディピティ(思わぬものを偶然見つける力)して『楽しむ』。 公園、里山、市街地の場所場所で人や生き物たちとなにかしら影響し合うことを楽しんで生きているので、作品は無意識のうちにポジティブなものが多いです。 辻陶房の登り窯に火が入る頃、興奮が始まり、窯が冷める頃には落ち着いていて、再び父の手にある信楽のぐい呑に透きとおった青緑の自然釉が「ビードロ」という名で付着したのに魅せられて興奮した幼き日の想いを胸に、色彩に投影して作品を未来に向けて作っています。 辻 文夫
心象風景を淡い抽象画で描く辻文夫さんと、可愛いらしい絵付の陶器を作る女流陶芸家、稲積佳 谷さんの二人展を開催します。 辻さんの温かく儚い絵と、稲積さんの可憐で異国情緒漂う器が、弊廊でどの様に共鳴するか私も今からとても楽しみです。 弊廊初となる絵と器の二人展。どうぞご高覧ください。 店主 安田尚史 ※スモルト化 = 銀化
・サケ、マスなどが川から海に降りる時に水圧に適応するために銀色になること。攻撃性が弱まる。
・ローマングラスなどが地中に埋もれて銀色になること。埋もれる時間が長いほど銀化した層が多く重なって、光の反射も複雑になり綺麗になっていく。
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略歴 Biography | □辻 文夫 昭和40年 辻 清明、協 夫妻の次男として東京に生まれる 昭和60年 長野県安曇野 辻陶房にて修業 平成4年 石川県九谷焼技術研修所 卒業 平成8~10年 軽井沢、ギンザ小松ストア、青山などにてグループ展多数 平成10年 以降、絵の制作に打ち込む 平成26年 「無(夢)意識の色彩」展(箱根菜の花) □稲積 佳谷 平成7 年 石川県九谷焼技術研修所 卒業 平成11年 '99世界工芸コンペティション金沢 入選 平成14年 個展「不は不」(金沢INAX ギャラリー) あさご芸術の森大賞展 入選 平成15年 個展「時を愛でる」(金沢 銀の波箔座) 平成17年 企画展「金沢からお正月」「日本のかたち」(銀座松屋) 平成24年 ギャラリーつつじヶ丘オープン 他、企画展・グループ展多数 |
作家在廊日 Date Artist in Gallery | 辻・・・会期中、全日、在廊予定 稲積・・・1日(土)、2日(日)、3日(月) |
主な出品作品 Main Exhibited Works |
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No.9
作家名 | 稲積 佳谷 |
作品名 | 〔右〕〔中央〕風の道マグカップ 〔左〕伝説の怪獣マグカップ |
価格 | 〔右〕〔中央〕 6,480 〔左〕 9,720 円 |
寸法 | 〔右〕〔中央〕W 12.2 × D 9.0 × H 8.5 (㎝) 〔左〕W 12.2 × D 9.3 × H 8.5 (㎝) |
No.11
作家名 | 稲積 佳谷 |
作品名 | 〔右〕伝説の怪獣ティーポット 〔左〕彼の日の青香ティーポット |
価格 | 〔右〕 41,040 円 〔左〕 28,080 円 |
寸法 | 〔右〕W 20.8 × D 12.0 × H 13.0 (㎝) 〔左〕W 20.8 × D 12.0 × H 13.5 (㎝) |
No.12
作家名 | 稲積 佳谷 |
作品名 | 〔右〕風の道ボウル 〔中央〕風の道ボウル/turqoise 〔左〕伝説の怪獣ボウル |
価格 | 〔右〕〔中央〕 6,480 円 〔左〕 8,640 円 |
寸法 | 〔右〕〔中央〕Φ 10.2 × H 6.9 (㎝) 〔左〕Φ 10.2 × H 7.0 (㎝) |
No.13
作家名 | 稲積 佳谷 |
作品名 | 〔右〕蓋物「宮廷聖宴」/turqoise 〔左〕蓋物「宮廷聖宴」/white |
価格 | 〔右〕【ご売約済み】 29,160 円 〔左〕 32,400 円 |
寸法 | 〔右〕Φ 10.2 × H 9.5 (㎝) 〔左〕Φ 10.8 × H 10.0 (㎝) |
販売方法につきまして
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- DMや当サイトに掲載している作品は、会期が始まる前の事前予約を承っております。
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- 実際に弊廊にお出かけ頂けない方には、お電話やメールでのご注文も喜んで承ります。
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- 皆様からのお問い合わせを心よりお待ち申し上げております。