釋永 由紀夫 + 維 父娘展
(左)餓鬼の田皿/釋永 由紀夫
(右)円環蓋置/釋永 維
会期 Schedule |
平成26年9月21日(日)~9月28日(日) September 21 - September 28, 2014 |
開廊時間 Opening Hours | 午前11時~午後7時まで(最終日は午後5時まで) 会期中無休 |
ご紹介文 Introduction |
立山・弥陀ヶ原高原に広がる湿原は、餓鬼の田と呼ばれています。 朝夕に無数の地塘の水面に映し込まれる天空の青。 時には、雲の移り行く姿があり、静寂の闇夜は流星さえ音をのこして、この地で消え入るかと思えてなりません。 この度、金工の世界に入り、装身具から茶の道具にも制作を広めてきた娘・維と父娘展を開かせて頂きます。 皆様にご高覧賜ればと願い、ご案内申し上げます。 釋永 由紀夫 釋永由紀夫さんは、富山の立山連峰を背にした風光明媚な工房に住まう陶芸家です。 由紀夫さんは、米国アップル社の故スティーブ・ジョブス氏と親交があり、由紀夫作品を好んだジョブス氏は、自らのそばに置いて愛用したそうです。 そんな由紀夫さんは三人のお子さん達に恵まれ、長女の陽さんと長男の岳さんは若手の人気陶芸家として活躍中であり、そして次女の維さんは金工の作家として新たな人生を歩み出しました。 先日、私が維さんのデビュー作である「円環蓋置」を手に取った時、小さいけどその美しい造形と艶やかな質感にとても惹かれたのを思い出します。 より円熟味を増した由紀夫さんの作品と、 初々しい維さんの作品との仲睦まじい父娘展。ご高覧頂ければ幸いです。 店主 安田 尚史 |
略歴 Biography | □由紀夫 昭和29年 富山県立山町越中瀬戸焼窯元に生まれる 昭和50年 林屋晴三先生の指導を受け、金重素山先生に師事する 昭和57年 韓国の古窯跡探訪を始める。以降、利川・清州・聞慶で作陶する 平成8年 スティーブ・ジョブズ氏と出会い、以後、制作依頼を受ける □維(ゆい) 昭和56年富山県に生まれる 国立高岡短期大学(現・富山大学芸術文化学部)産業造形学科、専攻科にて金属工芸を学ぶ 株式会社ミキモト装身具勤務、原型制作担当を経て 平成25年から金沢で制作活動を始める 現在は装身具と茶道具を中心に作品を展開している |
作家在廊日 Date Artist in Gallery | 会期中、全日、作家在廊予定 |
主な出品作品 Main Exhibited Works |
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販売方法につきまして
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- DMや当サイトに掲載している作品は、会期が始まる前の事前予約を承っております。
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- 実際に弊廊にお出かけ頂けない方には、お電話やメールでのご注文も喜んで承ります。
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- 皆様からのお問い合わせを心よりお待ち申し上げております。