ゴールデンウィーク明けは、絵画の展覧会「橘　秋　展」から始まります。橘さんは、まだ30代半ばと若いですが、なかなか魅力的な抽象画を描いています。

モチーフは自らの精神世界。未熟な私には、自らの精神世界を表現する事が出来ませんが、 橘さんは、それを自らの絵具によって上手く表現しています。

自らの精神世界を感じ、静かに自分と向き合える場が茶の湯の世界ではないかと私は思いま すが、橘作品をじいっと拝見していると、自分の気持ちが今、どこに向かおうとしているのか、 少し分かる様な気がしてきました。

今回の個展では、八号(45cm×30cm程度)から、三十号(90cm×70cm程度)までの作品 を60点ほど展観いたします。

一号あたり4,000 円と親しみやすい価格ですので、多くの皆様 にご覧頂ければ嬉しいです。

店主　安田 尚史