留守 玲 展 -賛助出品- 市岡 真治
会期 Schedule |
平成26年4月15日(火)~4月21日(月) April 15 - April 21, 2014 |
開廊時間 Opening Hours | 午前11時~午後7時まで(最終日は午後5時まで) 会期中無休 |
ご紹介文 Introduction |
留守玲さんは、いま最も注目される若手金属造形家の一人である。彼女は熔接・熔断を使っ て母体金属を高温で熔かし、熔融、凝固、歪みなどの現象の中に独自の手法を加えることで鉄 の様々な表情を探り出す。 この発見という行為を通して、形を創造していくのだ。そして、鉄と いう素材と真摯に向き合うことで、自分なりの鉄観、さび観、そして熔接観を持つようになっ たという。 留守さんの作品は、小さな鉄のチップを一片ずつ積み重ねて熔接した積層という技 法と、鉄の棒を熔接するという技法などを駆使したものだが、そうした技法の上に、錆び、朽ち るという時間軸と、素材と向き合い、発見を通して生まれた確かな造形という空間軸によって、 より深く本質的なものとなっている。 今回の個展には、オブジェや花入など大小40点ほどの作品のほか、鍛金作家であるご主人・ 市岡真治氏の作品も賛助出品されるというから、とても楽しみである。 森 孝一 (美術評論家・日本陶磁協会事務局長) |
略歴 Biography | <留守 玲> 昭和51年 宮城県仙台市生まれ 平成14年 多摩美術大学大学院美術研究科修了 平成16年 拡兆する美術TSUKUBA2004(茨城県つくば美術館) 財団法人日本文化藝術財団第11回日本文化藝術奨励賞、日本現代藝術奨励賞 平成19年〈素材 × 技術〉からフォルムへ ー布と金属ー(茨城県つくば美術館) 開館30周年記念展 II 工芸の力 ̶ 21世紀の展望(東京国立近代美術館 工芸館) 平成21年 PIANISSIMO 田中みぎわ/留守玲展-冬の浜辺から-(茅ヶ崎市美術館) 平成24年 留守玲の茶室 さびのけしき(山口県立萩美術館・浦上記念館) 〈パブリックコレクション〉 山口県立萩美術館・浦上記念館 <市岡 真治> 昭和51年 広島県生まれ 平成14年 多摩美術大学大学院美術研究科修了 現在、神奈川県小田原市にて制作。鍛金作家。 |
作家在廊日 Date Artist in Gallery | 留守 玲・・・全日在廊 市岡真治・・・15日(火)、19日(土)〜21日(月) |
主な出品作品 Main Exhibited Works |
|
販売方法につきまして
- ・
- DMや当サイトに掲載している作品は、会期が始まる前の事前予約を承っております。
- ・
- 実際に弊廊にお出かけ頂けない方には、お電話やメールでのご注文も喜んで承ります。
- ・
- 皆様からのお問い合わせを心よりお待ち申し上げております。