「伊豆山の神々と湯の泉物語」 書画展
中村 芳楽 筆 走湯山秘訣絵巻より 「赤白二龍図」ほか
会期 Schedule |
平成26年3月1日(土)~3月7日(金) March 1 - March 7, 2014 |
開廊時間 Opening Hours | 午前11時~午後7時まで(最終日は午後5時まで) 会期中無休 |
出品作家 Artist | ■陶器:中村 芳楽 □書 :千登勢 |
ご紹介文 Introduction |
文学により日本初のノーベル賞を受けた川端康成氏は、「美しい日本の私」の題で受賞記念講演を行いました。 二十六年後同じ賞を受けた戦後育ちの大江健三郎氏は、「あいまいな日本の私」の題で受賞記念講演をされたことはご記憶のことと存じます。 二人の文豪は、戦前と戦後で変化した日本の姿を一言で見事に云い切られたようです。 ここに、美しい島国日本の成り立ちを思い出させる「走(そう)湯山(とうさん)秘訣(ひけつ)絵巻(えまき)」の全貌を初めて公開致します! 源頼朝が征夷大将軍の守護神として奉(まつ)り、徳川家康も崇敬した伊豆山神社! 熱海の霊地にふさわしく、湧き湯の神霊をまもり、走湯山とよばれ、聖地と伝えられる縁起を記した秘伝の巻物。 今の世の乱れをただし、民族としての心根を取り戻すために、国文学研究者、書家、画家が協力し、わかりやすい文章とし、読みやすく書きぬき、創生の神々の姿を眼前彷彿の画巻としたものを、一堂の壁面にひろげてご披露します。 今の世の東京の繁栄を誇る新宿、その駅頭に位置する柿傳ギャラリーで、この絵巻の原典を公開展示することを、関係者一同光栄とし、多くの人に、いにしえのこの国の成り立ちを誇りとする心をとり戻されるようになることを、心より祈るものです。 海上 雅臣
文:阿部美香 学術博士。 伊豆、箱根、三島の縁起と曽我物語を中心に、中世東国における宗教文芸の研究を行う。 絵:中村芳楽 やきものの器に霊感を尊んで神界の絵を描く。『伊豆山神社の神さまのひみつ』(文 阿部美香)は神々の世界をわかりやすく書いた絵本。 書:千登勢 東京学芸大学在学中井上有一の書と精神に共感し、個展発表に専念する。 |
作家在廊日 Date Artist in Gallery | 中村 芳楽 : 3/1(土)、2(日) 千登勢 : 会期中、全日、作家在廊 |
お知らせ Notice | <同時開催展のご案内> 「古今倭歌集 千登勢の書」 展 3月1日(土)~14日(金) 午前10時~午後6時 会期中無休 ウナックサロン 東京都港区麻布台1-1-20 麻布台ユニハウス112 TEL 03-3585-7069 |
主な出品作品 Main Exhibited Works |
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販売方法につきまして
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- DMや当サイトに掲載している作品は、会期が始まる前の事前予約を承っております。
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- 実際に弊廊にお出かけ頂けない方には、お電話やメールでのご注文も喜んで承ります。
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- 皆様からのお問い合わせを心よりお待ち申し上げております。