柿傳ギャラリーブログ

内藤六郎展のご紹介です

平成24年4月25日(水)

 

もともと絵を描くことも、ものづくりもお好きだったという内藤六郎先生。 

両方の技法を追及した作品を、最近「陶水彩」と名付けられました。

陶芸用の絵の具の中から、選び集めた30色程を水等でとき、水彩のように透明感ある作品に仕上げます。

 

 

 

 

以前、つくられていた渋い色の作品は、素焼きの状態で絵を描き、還元で焼成していたそうですが、次第に明るい発色に惹かれ、工夫をかさねられたそうです。

 

 

 

そして、6年ほど前からは、一度白い磁器として焼き上げてから絵を描き、酸化で焼くことで、次第に思うような色を再現されています。

この酸化と還元…焼物の発色でよく耳にする方法ですが、この作用が自然界で起こると、もとは同じ鉱物でも、赤いルビーとグリーンのエメラルドにわかれるといった例もうかがいました♪

 

 

 

また、自然に造詣が深く、小鳥の絵柄が印象に残る内藤先生ですが、日本野鳥の会に入られたのは、山梨県に来られてからで、本当は四足の動物に一番惹かれているそう。

陶板、面取りの壺から、ちいさな蕎麦猪口まで、カモシカや、キツネの表情も見逃せませんね!!(kk)