柿傳ギャラリーブログ
岩瀬健一展のご紹介です
平成24年4月16日(月)
会話の絶えない暖かいムードは、岩瀬先生ご夫妻のもつ和やかな雰囲気によるもの。
柿釉の作品をよくお見受けしていましたが、ギャラリー初の個展となります。

これまでも茶陶を作られていたそうですが、今回の茶碗は、林屋先生とのご交流により、また、心機一転取り組まれた作品とのこと。
黒瓷茶碗には「晨映(明け方の光)」、柿瓷茶碗には「かん(花の開ききらない形)」、竹灰釉茶碗には「暁雲(明け方の雲)」といった、いずれも、はじまりを感じさせる縁起の良い名付けがされています。

竹灰釉茶碗は、竹灰で作った釉をかけて、高温で焼かれた青磁色の大きな平茶碗。中心部には、紫色の細かいドットや、花びら型の紋が現れて爽やか♪ 朝顔の花を彷彿とさせます。
柿瓷茶碗は、5色もの柿釉のうち、2~3種類を用いて、時には、マスキングもして掛け分けるそうです。境目が本当に自然で、よく見るとなめらかな変化が楽しめる蕾のかたちの大福茶碗。

黒瓷茶碗の釉薬は、実は柿瓷と変わらないそうですが、温度と酸化還元の加減を操って、黒をだしていきます。温度が下がってきた時により長く、2度目の還元をかけることで、いっそう黒みの強い茶碗になるそうですよ。
今回は、かせたグレーの美しい黒瓷が、大人気でした!! (kk)






