植葉 香澄 × デレックラーセン 夫婦陶展
会期 Schedule |
平成27年2月3日(火)~2月9日(月) February 3 - February 9, 2015 |
開廊時間 Opening Hours | 午前11時~午後7時まで(最終日は午後5時まで) 会期中無休 |
ご紹介文 Introduction |
植葉香澄の作品は、その古典的模様と現代的で鮮やかな色彩、さらに「キメラ」に代表される独特な造形が融合する不思議な魅力を備えた作品である。 その作品制作は、造形のデッサンも彩色のスケッチも一切なく、神経を集中させて一気に創り上げる。 その為に、二日間ぐらい眠らないこともあるという。 それは、まるで古代人の研ぎ澄まされた感性のようでもある。 だから、彼女の創り出す連続模様には、縄文の縄目や渦とも共通する不思議なパワーが内在しているのであろう。
その夫・デレックラーセンも、また大らかで純粋な魂の人である。 彼の創る作品は、なんとも素直で気分のいい作品である。 とくに自然釉の蹲と花生は姿がよく、彼らしい「明るさび」である。
まったく対照的な植葉とデレックだが、今展には二人のコラボレーションが展示されるというから、とても楽しみである。
森 孝一(美術評論家・日本陶磁協会事務局長) |
略歴 Biography | □植葉 香澄 昭和53年 京都府生まれ 平成13年 京都市立芸術大学美術学部陶磁器専攻卒業 平成14年 京都市工業試験場陶磁器コース修了 平成15年 京都府陶工高等技術専門校卒業 平成16年 初個展(京都高島屋美術工芸サロン) 平成20年 パラミタ陶芸大賞展入選 平成21年「現代工芸への視点―装飾の力」出品 (東京国立近代美術館工芸館) 平成22年 Take Action Foudationで奈良美智氏、中田英寿氏とコラボレーション制作 (滋賀県立陶芸の森/茨城県陶芸美術館) 平成23年 京都府文化賞奨励賞受賞 平成24年 京都市芸術新人賞受賞 □デレック・ラーセン 昭和50年 米国カンザス生まれ 平成10年 カンザスで最初の穴窯をつくる 平成12年 カンザス大学デザイン学位取得 平成14年 オーストラリアでダニエルラファティのアシスタントをし、穴窯をつくる 平成15年 オーストラリアサザンクロス大学にて、陶磁器修士号取得 平成17年 米国陶器教育機関(NCECA) Biennale Prize(陶磁器芸術賞)受賞 平成22年 滋賀県立陶芸の森 アーティスト・イン・レジデンス 平成23年 愛知県柿平に穴窯をつくる 平成24年 第5回現代茶陶展入選(土岐市) 平成25年 京都府京北町の濘石に穴窯をつくる |
作家在廊日 Date Artist in Gallery | 会期中、全日、在廊予定 |
No.15
作家名 | デレック・ラーセン |
作品名 | 〔左〕濘石窯とくり 〔右〕ぐいのみ |
価格 | 〔左〕16,200 〔右〕6,480 |
寸法 | 〔左〕Φ9.4 × H14.0 (㎝) 〔右〕Φ4.8 × H6.3 (㎝) |
販売方法につきまして
- ・
- DMや当サイトに掲載している作品は、会期が始まる前の事前予約を承っております。
- ・
- 実際に弊廊にお出かけ頂けない方には、お電話やメールでのご注文も喜んで承ります。
- ・
- 皆様からのお問い合わせを心よりお待ち申し上げております。