柿傳ギャラリーブログ

第三回 伝統工芸 陶葉会 展 ご報告

平成29年5月16日(火)

平成29年5月8日(月)~ 5月14日(日)に開催いたしました

第三回 伝統工芸 陶葉会 展 のご報告となります。

 

陶葉会は、日本工芸会に属する千葉在住の陶芸家の会です。

今回も確かな技術と個性に溢れた作品が

展示室内にずらりと沢山並びました。

 

それでは第一展示室から順にご紹介します。

 

 

 

 

 

第三回となる今回は出品者数も増え、

総勢三十三名の先生が参加してくださいました。

展示室内はとても賑やかで、見応えのある風景となりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

続いて、第二展示室のご様子です。

 

 

 

 

 

 

参加された先生方にとって陶葉会展とは

作品について様々な角度から意見をもらうことの出来る

貴重で刺激的な場なのだそうです。

 

又、お越しくださったお客様からは

大規模なグループ展ということで

「色んな作家さんの作品を見れて嬉しい」という素敵なお言葉もありました。

 

 

初日レセプションについては

是非とも前の記事をご覧くださいませ。

切磋琢磨されている気配がひしひしと感じられる陶葉会展、如何でしたでしょうか。

今回も沢山の方にご来廊頂きまして、ありがとうございました。

 

次回は5月17日(水)より 今泉 毅 陶展 ー窯変ー が始まります。

お近くへお出かけの際には、是非足をお運びくださいませ。

スタッフ一同、心よりお待ちしております。

第三回 伝統工芸 陶葉会 展 レセプションのご様子

平成29年5月9日(火)

昨日8日から 第三回 伝統工芸 陶葉会 展 を開催しております。

おかげさまで、初日の朝から多くの方にお越し頂きました。

 

レセプションは会長 神谷先生の挨拶から始まり

学識者の先生方のスピーチ、そして乾杯の音頭へ移りました。

 

さて普段の弊廊のレセプションでは

京懐石 柿傳特製の和風のおつまみをお出ししています。

ですがこの日の柿傳は設備メンテナンスのため、残念ながら休業中……。

なので店主もスタッフも力を尽くし、

美味しい洋風のおつまみをご用意しました。

 

 

中でも目を引いたのがこちらのカンパーニュ。

蓋を開くと、中にはサンドイッチがぎっしり詰まっています。

(勿論蓋も全て食べられますよ!)

素敵な作品と、美味しいワインとお料理の力により

レセプションは大盛況に終わりました。

お越し頂いた皆様、どうもありがとうございました。

 

引き続き、陶葉会展は5月14日(日)まで開催しております。

お近くへお出かけの際には、是非ともお立ち寄りくださいませ。

松谷 文生 陶展 ー煉問ー ご報告

平成29年5月1日(月)

平成29年4月24日(月)~ 4月30日(日)に開催いたしました

松谷 文生 陶展 ー煉問ー のご報告となります。

 

そろそろ薄手のコートも必要なくなるのではと思う程

新宿では、春の心地よい陽気が続いています。

そんな四月の最終週に、松谷先生の二度目の個展を開催いたしました。

 

〔黎〕

 

 

 

「黒になりきれない黒の作品」という意味の込められた

タイトルに「黎」の字のつく作品たちは、松谷先生ならではのものです。

その色味、表面のざらつきは

「金属で出来ているのかと思っていました」と仰る方もいる程、独特の風合いを持っています。

 

 

 

 

 蒼(そう)

「黎」の色に交じり、鮮やかな色の作品も出品されていました。

 

  

〔蒼 銘々皿〕、〔黄 銘々皿〕、〔黎 銘々皿〕

 

 

〔黎盃〕、〔皓盃〕、〔黄盃〕、〔蒼盃〕

〔蒼酒器〕

色といい、形といい、遊び心のぎっしりつまった酒器類ですね。

右画像の片口は注ぎ口がとてもなだらかですが

意外にも使いやすい構造になっています。

 

 

〔黎香炉〕

 

  

〔香合〕、〔黎掛花〕

 

 

 

 

 

〔黎〕

 

 

〔黎水指(替蓋付)〕

こちらの水指の蓋はアクリル樹脂製で、

中の景色が透けて見えるような透明さを持っています。

先生は近年、作品の一部にアクリルを用いる試みをされているそうで

これからも改良を重ねていく予定なのだとか。

今後の作品がとても楽しみですね。

今回も沢山の方にご来廊頂きまして、ありがとうございました。

 

弊廊では 5/2(火)から5/6(土)まで休業を頂きまして、

5月8日(月)より 第三回 伝統工芸 陶葉会 展 を開催いたします。

初日の17:30より、オープニングレセプションも予定していますので

この機会に是非足をお運びくださいませ。

 

尚、休業の詳細に関しましては 最新情報 をご覧ください。

皆さまどうぞ素敵なゴールデンウイークをお過ごしくださいませ。

またのお越しをスタッフ一同、心よりお待ちしております。

留守 玲 市岡真治 展 ご報告

平成29年4月26日(水)

平成29年4月15日(土)~ 4月21日(金)に開催いたしました

留守 玲 市岡真治 展 のご報告となります。

 

桜もすっかり散ってしまい、初夏を思わせるような日も増えてきましたね。

そんな中で二度目となる

留守先生、市岡先生の展覧会を開催いたしました。

実は今回の会期は偶然にも、三年前と全く同じ日程となりました。

 

 

〔裏と潜熱の青春 / 留守 玲 作〕

棒状の金属を積み重ねるように溶接していくことで

留守先生の作品は作られます。

さびの具合やうねりから、緊張感がひしひしと伝わってきます。

 

因みに裏返してみますと

中は空洞で、表面がつるつるした質感になっています。

 

  

 〔南方色の翼状庭 / 市岡真治 作〕

 鍛金作家である市岡先生の作品がこちらです。

「寺院の装飾品や武具」といったご紹介文の言葉がまさに思い浮かびます。

お客様や私たちスタッフから

「蛾」、「鳥」、「南国の植物」等、様々な憶測が飛んだ作品でもありました。

先生曰く「これ」という決まった形を表現したわけではないそうです。

 

 

 

〔采〕、〔3周目の喉〕

 

 

〔当事者の縦〕

 

 

 〔面取四角〕、〔茄子〕

 

 

〔楕円筒〕、〔きいろ〕

 

〔薬鑵〕

一見するととても見慣れたフォルムですが

細部まで見れば見るほど、作り方を知れば知るほど

丁寧な仕事のあとが感じ取れる作品です。

 

 

 

 

 〔銅水滴〕、〔熔紋筆架〕

ギャラリーへよく来てくださる方には、お馴染みとなっている作品かもしれません。

弊廊ではカウンター上のご芳名帳用に

留守先生の水滴と筆架を使わせて頂いています。

 

  

〔透明になるまでの充溢〕

 

 

左は留守先生作〔銀酒呑〕

右が市岡先生作〔銀小筒〕

同じ素材、似た形でも

アプローチの仕方で違った印象を受けます。

 

 

〔さび花入れ「ひこばえ」〕

前回に引き続き、今回もDM作品となっておりました。

「切り株やその根本からはえる若芽」という意味もまた、素敵です。

 

 

〔匙〕、〔おけ〕

〔花罐〕

 

普段の弊廊では陶磁器の展示が多いせいか

「金属ってこんなに表情豊かなんですね」

「生命力やあたたかみを感じます」と驚かれる方が多くいらっしゃいました。

仲の良い金工作家のご夫婦による二人展、きっとお楽しみ頂けたと思います。

今回も沢山の方にご来廊頂きまして、ありがとうございました。

 

さて現在のギャラリーでは 松谷 文生 陶展 ー煉問ー を開催しております。

気温や気圧の安定しないこの時期ですので

どうぞ皆さま、まだまだ体調にはお気を付けくださいませ。

またのお超しをスタッフ一同、心よりお待ちしております。

西林 眞紀子 展 ー賛助出品ー 田中 佐次郎 ご報告

平成29年4月14日(金)

平成29年4月6日(木)~ 4月12日(水)に開催いたしました

西林 眞紀子 展 ー賛助出品ー 田中 佐次郎 のご報告となります。

 

 

桜もすっかりと盛りを迎え、

あっという間に散ってゆく季節となりましたね。

新年度初を飾るのは

中国古典思想を投影した絵を描かれる西林眞紀子先生、

そして賛助出品として田中佐次郎先生を迎えた展覧会でした。

 

 

〔宇宙の母〕

今回のDMの中面を飾っていたのがこちらの二頭の象。

力強い姿はとても印象的で、第一展示室の中央に飾られた様は圧巻でした。

先生にとってとても思い入れのある作品なのだそうです。

 

 

〔春風〕

 

 

〔鶴と亀〕、〔朱砂天目〕

 

 

 〔唐津茶垸〕、〔双龍〕

 

 

〔紅白祝い海老〕

 

 

 〔辰砂花生〕、〔柿之蔕茶碗〕

 

佐次郎先生の作品が加わることで

ギャラリー内は更に力強い空間となりました。

ふらりと立ち寄られたお客様の中には

「パワーをもらいました」「圧巻でした」と仰る方も。

 

 

 

第二展示室

 

〔鍾馗〕

力強さや優しさといった

不思議な魅力を持つ画風は

古典思想を学ぶうちに自然と生まれたのだそうです。

 

 

 

 

 

〔赤井堂水指〕

 

 

〔祈祷〕

歌詞全てが書きつけられ

ひとつの作品となっています。

 

会期初日には マリンバ、ピアノ、サックス&フルートから成る

とらいあんぐるミニコンサートも開催いたしました。

本格的な美しい演奏に、お客様も先生も大満足のご様子。

初日から多くの方にご来廊頂きまして、ありがとうございました。

 

さて次回の展覧会は4月15日(土)より 留守 玲 市岡真治 展 が始まります。

また皆さまどうぞ足をお運びくださいませ。

スタッフ一同、心よりお待ちしております。