柿傳ギャラリーブログ

百田 暁生 展 ーin blueー ご報告

平成29年10月21日(土)

平成29年10月14日(土)~ 10月20日(金)に開催いたしました

百田 暁生 展 ーin blueー のご報告となります。

 

 

この頃はつめたい雨ばかりが降り、夏の暑さが恋しくなる時期ですね。

柿傳ギャラリーでは前回から引き続き、有田焼の展覧会を開催しました。

百田先生の個展は四度目となります。

 

 

青白磁 器

青白磁花器

 

 

 

 

青白磁花器

青白磁皿

 

 

  

釉薬を飛ばしかけたような「彩」シリーズや、

まっすぐな釉薬の線の引かれた「line」シリーズ。

定番の作品もそれぞれ少しずつ違い、眺めていて楽しくなります。

 

 

 

 

青白磁花入

今回のDMにもなっている新作です。

新しい試みとして、最近は形に拘った青白磁を作られているのだそうです。

 

 

青白磁茶碗

鉄釉茶碗

 

 

ー彩ー 水指

 

 

酒器など小さなものは、はっとする程薄く作られています。

卵の殻のような繊細に見えますが、

1300度で焼成されているため、見た目よりもずっと丈夫です。

今回も沢山の方にご来廊頂きまして、ありがとうございました。

 

次回は10月24日(火)より 半泥子 廣永窯 四人展 が始まります。

その次には 半泥子 廣永窯 藤村 州二 陶展 も始まりますので、

どうぞ合わせてご覧くださいませ。

スタッフ一同、心よりお待ちしております。

清六窯 中村 ゑ美こ・清吾 展 ご報告

平成29年10月11日(水)

平成29年10月4日(水)~ 10月10日(火) に開催いたしました

清六窯 中村 ゑ美こ・清吾 展 のご報告となります。

 

二人展ラッシュの最後、

中村ゑ美こ先生、清吾先生による母子展を開催しました。

 

 

2011年の震災の影響により、

清吾先生の初個展は残念ながら休止となってしまいました。

それから6年半。お母様のゑ美こ先生も加わり、念願叶っての開催となりました。

 

中村 ゑ美こ先生

 

〔和紙染鉢〕

白磁に染付をした作品を作られるのがゑ美こ先生。

和紙や筆を用いて、非常に細かで美しい模様を作られます。

こちらの鉢は覗き込んでよく見ると、

小さな和紙の四角形が無数に散らばっているのが分かります。

呉須の藍色がとても綺麗です。

 

中村 清吾先生

 

〔白磁鉢〕

とろりとした質感の作品は清吾先生によるものです。

今回は他にも、青瓷や米色瓷の作品も持って来てくださいました。

この鉢はロクロで成形した後に削り、

二つの形を組み合わせたかのようなフォルムに仕上げているのだそうです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

第二展示室には青瓷や、米色瓷 の作品が並びました。

写真ではぼやけてしまいがちで、

なかなか魅力を伝えきれませんが……

とても優しい色合いで、中でも酒器は大人気でした。

 

 

 

奥のテーブルにあったこちらの鉢は、

ゑ美こ先生曰く「今回のために作りました」とのこと。

無数に連なる白い丸は、

染付後に削りだすことで出来る模様です。

波打つ模様の美しさと作業の細かさに、ため息が出てしまいます。

 

とても仲良く、気さくな両先生のおかげで、

会期中はとても賑やかな雰囲気でした。

今回も沢山の方にご来廊頂きまして、ありがとうございました。

 

次回は10月14日(土)より 百田 暁生 展 ーin blueー が始まります。

偶然にも、百田先生も有田にお住いの作家さんです。

二回連続となる有田焼の展覧会、どうぞお楽しみくださいませ。

スタッフ一同、心よりお待ちしております。

陶 藤ノ木土平 × 彩 志水 朝 二人展 ご報告

平成29年10月3日(火)

 平成29年9月23日(土)~ 9月29日(金)に開催いたしました

陶 藤ノ木土平 × 彩 志水 朝 二人展 のご報告となります。

 

二人展ラッシュの二つめ、

藤ノ木先生と志水先生による展覧会です。

まずは藤ノ木先生席主の特別茶会の様子からご紹介します。

 

 

床の間の花器と水指は土平先生の作品でした。

「唐津灰被満月壷」、「朝鮮唐津 居待月水指」と、

この時期にぴったりの、月に関連したお道具です。

 

 

 

続いてギャラリー内のご様子です。

唐津焼の藤ノ木先生と、

鮮やかな色遣いの画家の志水先生のコラボレーションということで

「一体どんな展示になるんだろう」と思っていた方も、多かったのではないでしょうか。

 

 

どっしりとした佇まいの唐津焼と、鮮やかな油絵が合わさり

とても面白い風景になりました。

お二人の作風が全く違うため、逆に互いの色彩や質感を引き立て合っているようです。

 

 

双光

志水先生は近年、藤ノ木先生の展覧会に「添え画」として出品をされてるそうで、

「二人展」としての出品は今回が初めてなのだそう。

抽象画とも具象画ともつかない、見る人により捉え方の違う作品を描かれています。

ちなみにこちらの正面右にあった作品は

「太陽」、「曼荼羅」、「ひまわり」、「魂」など、沢山の意見が飛び交いました…。

 

 

朝鮮唐津(龍の住む)鉢

底の部分に、ちらりと龍の影が。

偶然に出た模様なのだそうです。

 

 

 

 

 

朝鮮唐津呼び継ぎ茶盌

 

 

 

 

 

 

龍と天女

近づいてみますと、龍と天女の姿を見つけられます。

 

 

天女のモチーフといえば、土平先生もよく使われていますね!

 

 

会期中は先生方によるお呈茶もありました。

土平先生の小さな旅茶碗で頂くお抹茶は大好評でした。

今回も沢山の方にご来廊頂きまして、ありがとうございました。

 

次回は10月4日(水)より 清六窯 中村 ゑ美こ・清吾 展 が始まります。

六年越しの開催となる次回の展示、どうぞ皆さま足をお運びくださいませ。

スタッフ一同、心よりお待ちしております。

二人展 櫻井 伸也 池田 巖 ご報告

平成29年9月20日(水)

平成29年9月13日(水)~ 9月19日(火)に開催いたしました

二人展 櫻井 伸也 池田 巖 のご報告となります。

 

 

とても珍しいことに、弊廊では9月半ばから3回連続で二人展が続きます。

そしてその第一弾となるのが今回の展示でした。

 

 

抽象画家の櫻井伸也先生、

そして漆芸作家の池田巌先生。

お二人は活動されている分野も年齢も全く違います。

でもいざ飾りつけが終わってみると、

ギャラリー内は作品同士が響き合う、素敵な空間になりました。

 

 

 

櫻井先生はトリノに活動拠点を置かれています。

使われる画材は油絵具に樹脂を混ぜたもので、

絵の表面には、色の塗り重ねによる凸凹した表情があります。

部分によっては、ドクロやクロスの型押しをしたものも…

日本は湿度が高いため、イタリアに比べて制作期間は2~3倍かかるのだそうです。

 

 

 

 

 

 

 

池田先生のこちらの作品には、ヒビわれ、風化させた竹が使われています。

自然に入った割れ目を強調するために、

小刀で更に削って形を整えているのだとか。

塗り重ねられた黒と金色のバランスがとても印象的です。

 

 

 

第二展示室には

池田先生による茶器や茶杓、蓋置や水指も並びました。

  

  

 

 

こちらは会期中に行われた、特別茶会のご様子です。

 

 

池田先生が席主となり、柿傳茶室の「残月」にて開催されました。

先生の茶器は勿論のこと、

お道具にはローマガラスなども含まれていました。

イタリアを拠点に活動される、櫻井先生に関連した取り合わせです。

 

 

 

十畳の床の間には櫻井先生の作品が。

土壁に置いてみますと、また違った雰囲気になりますね。

今回も沢山の方にご来廊頂きまして、ありがとうございました。

 

次回は9月23日(土)より 陶 藤ノ木土平 × 彩 志水 朝 二人展 が始まります。

前日に予定しています特別茶会は、お陰様で満席となりました。

沢山のお問合せをありがとうございました。

皆さまのお越しをスタッフ一同、心よりお待ちしております。

下沢 敏也 陶展 ー北の大地からー ご報告

平成29年9月8日(金)

平成29年9月1日(金)~ 9月7日(木)に開催いたしました

下沢 敏也 陶展 ー北の大地からー のご報告となります。

 

 

 

やっと夏らしくなったかと思えば一瞬のことで、

この頃の新宿では、秋らしく涼しい日々が続いています。

そんな中で弊廊にて初となります、下沢先生の個展を開催しました。

 

 

罅裂紋茶碗

「罅裂(かれつ)」=「ひびわれ、割れさけること」

その名のとおり、ひび割れたような表情がとても見応えのある作品です。

因みに表情の全く違うこちらの二碗ですが、

使われてる釉薬は同じなのだとか。

 

 

織部茶碗、黒織部茶碗

 

 

 

下沢先生は美濃焼、とりわけ織部に関心を持っていらしたそうです。

敢えて北海道の赤土をベースに、

先生らしい織部を作ることにこだわられています。

 

 

陶板

 

 

  

 

第二展示室奥には

素敵なお茶道具が揃っていました。

 

 

こちらは ギャラリートーク「下沢敏也×森孝一」のご様子です。

「北の大地から」というタイトルに関連し、

北海道という土地柄から見る作品のお話を、たくさん聞くことができました。

 

 

北海道土産のチーズクッキーと、

お馴染みの柿傳特製おつまみも大好評でした。

今回も沢山の方にご来廊頂きまして、ありがとうございました。

 

さて、柿傳ギャラリーは9/9(土)から9/11(月)まで

お休みを頂戴いたします。

その間のお問合せ等につきましては

こちらをどうぞご覧くださいませ。

大変ご迷惑をおかけいたしますが、どうぞ宜しくお願いいたします。

 

休業を挟みまして9月13日(水)からは、

二人展 櫻井 伸也 池田 巖 が始まります。

池田先生席主の特別茶会は、お申込みをまだ受け付けております。

この機会に是非足をお運びくださいませ。

スタッフ一同、心よりお待ちしております。