柿傳ギャラリーブログ

中島洋一展 ー裂を愛でるー ご報告

平成31年1月10日(木)

1月6日(日)より開催しております

中島洋一展 ー裂を愛でるー のご報告です。

平成31年の年始め展覧会、中島先生による裂の個展を開催しております。

中島先生は原材料となる蚕や繭の研究は勿論のこと、

天然染料による糸染・製織など、全ての工程に拘って制作されています。

 

今展では第一展示室の入口付近から順に、

季節の移ろいを意識した展示をしております。

 

戌巴菱牡丹唐草文錦

まずは去年の干支である、「戌」に因んだ文様から始まります。

 

松立涌鶴亀文錦

 

隣に移りますと、新春にふさわしい「鶴亀」文が現れます。

 

藤立涌猪文錦

そして今年の干支である「猪」。

DM掲載の作品でもあり、今展のメインとなった文様です。

猪は出産の時期が春なので、こちらの文様は「春」を意識してデザインされたのだそうです。

藤立涌に、猪の親子や猪目が配されています。

 

牡丹草花文金襴帯地

春の花である「牡丹」の文様も

猪文の作品にまざって展示されています。

 

蓮水禽蜻蛉文錦

第一展示室の半ばを過ぎた辺りでは、

夏を彷彿とさせる「蓮」の文様の作品がご覧頂けます。

 

四季唐草文錦壁掛け・古杼一輪挿し

こちらは壁掛けと一輪挿しがセットになった作品です。

一輪挿しはその名の通り、機織りに使う杼(シャトル)から作られています。

繭から作られた美しい造花、「花まゆ」にも是非ご注目ください。

 

蓮花麦喰い禽文

第二展示室に入れば、「秋」の気配がひしひしと感じとれます。

蓮の花と麦をくわえる鳥の文様には

「学業成就」や「五穀豊穣」などの意味が込められているそうです。

 

 

帯締め、香袋、、印鑑入れ、菓子切などの

かわいらしい小物も充実しております。

お気に入りの一品を是非見つけてくださいませ。


中島洋一展 ー裂を愛でるー は 1月12日(土)までの開催となっております。

皆様のご来廊をスタッフ一同、心よりお待ちしております。

本年も柿傳ギャラリーをどうぞ宜しくお願いいたします。