柿傳ギャラリーブログ

京釜師 三代 吉羽與兵衛 展 ご報告

平成30年4月29日(日)

 

平成30年4月22日(日)~ 4月28日(土)に開催しました

京釜師 三代 吉羽與兵衛 展 のご報告です。

 

而妙斎御家元御好 御自筆「且坐喫茶」 繰口万萬代屋釜

 

唐金朝鮮風炉 真形釜添、鬼霰真形釜

 

京釜に作者のサインが入ることはふつうはありません。

形や大きさは昔から決まっていて、誰が作っても同じでなければならないそうです。

個性が唯一出るのが釜肌。釜肌は釜師にとってのサインなのだそうです。

 

 

平蜘蛛釡

HIコンロでの実演展はとても好評でした。

 

POT(ポット)、懸斗留(ケトル)

POTは固形燃料でお湯を沸かせられる構造です。

野点やピクニックにぴったりですね。

 

伝来形渦喚鐘 撞木添、砂張喚鐘 撞木添

 

三合釜

ご当代の吉羽先生の作品はなめらかな釜肌が特徴です。

凛とした美しい佇まいの釜を前に、じっくり見入るお客様が沢山いらっしゃいました。

今回も沢山のお客様にご来廊頂きまして、ありがとうございました。

 

さて、弊廊は4/30(月)から5/6(日)までの間、お休みを頂戴いたします。

休業時のお問合せなどにつきましては こちら をご覧くださいませ。

大変お手数をおかけしますが、何卒宜しくお願い申し上げます。

 

休業を挟みまして、5月8日(火)からは 今 千春 展 ー越後の信楽ー が始まります。

またのご来廊をスタッフ一同、心よりお待ちしております。

どうぞ皆様、素敵なゴールデンウィークをお過ごしくださいませ。