柿傳ギャラリーブログ
ジェフ・シャピロ展のご報告です
平成23年10月8日(土)
柿傳ギャラリー初の外国人陶芸家、ジェフ・シャピロ先生のご紹介です。
陶芸の道を志すことになったのは、20代の頃、岡山で、伊勢崎淳氏と出会い、その人柄に触れ、陶芸家の生活の仕方に共感を覚えたのが、きっかけだったそうです。
現在、ニューヨーク近郊に、大・中・小の3つの窯を持っており、大作は、大きな穴窯で焼かれるのだそうです。
今回、一番大きな作品は、黄色い釉の鮮やかな大皿…本当は、工房に鋼鉄製の皿立が有るそうなのですが、寝かせても十分に面白く、丁度、にぎりのお寿司の巾に溝がきられています♪
遊び心やキレのある自由なフォルムと独特のずっしりした質感が、先生の特長。
特に、暑さ10cmもの変化叩き皿は、様々な色の窯変や白い梅花皮が、パッチワークのように繋がって、思い切りの良い形状にぴったりのアクセントになっています。
マサチューセッツ州では、何度か茶陶関係の展覧会を開かれており、お茶碗、水指、花器ともに、バラエティーに富んだ安定感のあるデザインを楽しめました。
また、再来年には、フランスのクロード・シャンピ先生、辻村史朗先生と共に、ここ柿傳ギャラリーで三人展を開催の予定です。
どうぞお楽しみに!!(kk)