柿傳ギャラリーブログ
須藤訓史 × 東香織 展 ご報告
平成30年3月22日(木)
平成30年3月15日(木)~ 3月21日(水)に開催しました
須藤訓史 × 東香織 展 のご報告です。
須藤先生といえば、押点文(おうてんもん)を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
大小さまざまな点を「押す」ことで、独特のテクスチャを作りだされています。
一方で東先生は、貝をモチーフにした模様の作品を作られています。
今回はともに笠間で作陶されている、そんなご夫妻の二人展を開催しました。
須藤 訓史
堆積茶盌
堆積水指
「堆積」と名付けられた作品は須藤先生の最新作です。
押点文とは全く違った、荒々しい自然物のような風合いですね。
赤と黒の上絵を塗り重ね、何度も焼成してこの仕上がりになるのだそうです。
東 香織
茶碗 はな、花器 かい
東先生の貝模様には不思議な立体感があります。
削り、化粧土を盛り、線を放射状に掻き落とすことで、
巻貝のような立体感が生まれます。
陶板 かい
DMにはお二人の初のコラボレーション作品が使われました。
東先生が貝模様を削り出した後に、
再び土を柔らかくして、須藤先生の押点文が施されています。
今回も沢山のお客様にご来廊頂きまして、ありがとうございました。
次回は3月25日(日)より 中村 裕 展 ー北の国からー が始まります。
また皆さまどうぞ足をお運びくださいませ。
スタッフ一同、心よりお待ちしております。