今後の展覧会

高橋奈己展 白い陰影

たかはし なみ

会期 平成30年8月5日(日)~ 8月12日(日)
開廊時間午前11時~午後7時まで(最終日12日は午後5時まで) 会期中無休
略歴平成9年 武蔵野美術大学短期学部専攻科陶磁コース卒業
平成9~11年 ファエンツァ国立陶芸美術学校在籍(イタリア)
平成18年 朝日陶芸展 入選
平成25年、27年、29年 菊池ビエンナーレ 入選
平成27、28、29年 現代茶陶展 入選
平成28年 日本伝統工芸展 新人賞、女流陶芸展 T氏賞
平成29年 日本陶芸展 茨城県陶芸美術館賞
平成30年 現代茶陶展 T O K I 織部大賞
作家在廊日会期中、全日在廊予定
お知らせ■お呈茶のご案内 
暑い葉月ですので、氷水で点てた冷たい抹茶を振る舞わせて頂きます。
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 早いもので弊廊の高橋奈己展も五回目を迎える事となり、偏に皆様のお陰と感謝しております。


 ここ数年、奈己さんは、故 林屋晴三先生が現代の茶の湯道具だけで取り合わせた新宿柿傳での茶会にほぼ毎回参加され、先生の美意識を少しでも吸収しようと務めてこられました。

この茶席で林屋先生から厳しく叱咤激励された事もありましたが、でも、奈己さんは林屋先生との交わりの中で、先生が仰っていた「茶味」とか、ミリ単位の「間」という事をよくよく考え、そして悩み、そして創り、着実に階段を上がられたんだと思います。

昨今は様々な公募展での受賞も続き、より造形も洗練され、より茶味も増したと私は喜んでおります。


 折しも、林屋先生が永年、審査委員長をお務めになっていた岐阜県土岐市の「現代茶陶展」で、今年、彼女の白磁水指が見事、大賞を受賞致しました。

林屋先生が審査委員長をされていたら、目を細められ「ようやった」と仰る満面の笑顔が目に浮かびます。

一つの境地に達した奈己さんが、今後、さらなる高みに向かって、どの様に土と勝負されて行くのか、楽しみでなりません。


 いつの日か機が熟せば、うちの茶室で茶会を開きたいと笑顔で仰る奈己さん。

暑い最中で恐縮ですが、どうぞ美しく凛とした「白い陰影」をご高覧頂ければ幸いです。

 

店主 安田尚史