柿傳ギャラリーブログ

瀧口喜兵爾・大喜 父子展 ご報告

平成29年7月25日(火)

平成29年7月14日(金)~ 7月21日(金)に開催いたしました

瀧口喜兵爾・大喜 父子展 のご報告となります。

 

左画像は喜兵爾先生と大喜先生の後ろ姿です。

こういった展覧会では、いつも素敵な作務衣を着込んで臨むのだそうですよ。

今回はそんな先生お二人による、四年ぶりの父子展を開催しました。

 

第二展示室

 

喜兵爾先生は黒織部、弥七田織部、鳴海織部など

向付や茶陶を中心とした作品を持って来てくださいました。

 

 

〔茜織部茶盌〕

〔鳴海織部茶盌〕

 

ふんわりとした綺麗な赤みが特徴的な茜織部茶盌。

こちらは失敗から偶然生まれ出たものだそうで、

なんとも言えない優しい色合いをしています。

 

 

〔鳴海織部手鉢〕

〔弥七田織部向付〕

 

 

  

 

  

  

〔織部向付〕

種類豊富な向付は見ているだけで楽しくなってしまいますね。

お気に入りを一点だけ持つも良し、

形の違うものを数点集めて使っても、とても楽しい食卓になりそうです。

 

続いて第一展示室、

大喜先生の作品のご紹介です。

  

大喜先生は黒や鮮やかな緑の美しい

食器類、茶陶類の作品が主でした。

 

 

〔鉄釉織部茶盌〕

 

 

 〔鉄釉織部水指〕

 

 

 

 

 

〔maccha cup〕〔マグカップ〕

 

「maccha」はその名の通りお抹茶のこと。

「日常でもお抹茶を気軽に楽しめるように」と

作られたカップなのだそうです。

 

  

 

〔一輪挿し〕

 

味のある器が種類豊富に並ぶ光景に、

目移りしてしまうお客様が続出されていました。

「これもいい」「あれも素敵」と

どれを買おうか悩むのは、とても幸せな瞬間ですね。

今回も沢山の方にご来廊頂きまして、ありがとうございました。

 

さて現在ギャラリーでは 釋永 維 展 ー浮遊ー を開催しております。

また皆さまどうぞ足をお運びくださいませ。

スタッフ一同、心よりお待ちしております。