柿傳ギャラリーブログ

池田 瓢阿・泰輔 竹芸新作展 ご報告

平成29年7月1日(土)

平成29年6月24日(土)~ 6月30日(金)に開催いたしました

池田 瓢阿・泰輔 竹芸新作展 のご報告となります。

 

 

池田 瓢阿先生、泰輔先生による竹芸展は三年ぶりの開催です。

ギャラリー内には涼しげな籠花入れや茶器が並び、

夏至を迎えたこの季節にぴったりの展示となりました。

 

 

 

お花は瓢阿先生の奥様や、先生方が活けてくださいました。

花の状態によって毎日手入れをしてくださり

会期中はお客様がいついらしても、素敵な花を見て頂けました。

「花があると器の良さが更に引き立ちますね」と

皆様時間をかけてご覧になっていました。

 

 

 

 

 

〔蝉籠花入〕、〔宗全籠花入〕

 

 

〔蛇籠花入〕

 

 

〔茶杓 銘「木陰」〕

〔茶杓 銘「慈雨」〕

 

 

〔白竹簟瓢籠花入〕〔振々籠花入〕

〔釜敷〕

 

 

〔蛇ノ目筒花入〕〔みみづく 小〕

 

 

 

 

 

 

竹芸品以外には

瓢阿先生による陶器のお茶碗や花入もありました。

 

 

〔振出 織部〕、〔青磁筍花生〕

 

 

第二展示室 には、瓢翁先生(二代目池田瓢阿先生)による作品も。

因みに今回壁を飾っていましたお軸や

お呈茶用のお茶碗も、瓢翁先生の作品でした。

 

 

〔茶籠〕、〔茶籠用茶碗 祥瑞〕

 

  

〔おいてけぼり籠花入〕

ギャラリーの一番奥にありましたこちらの花入。

どうしてこんなに寂しそうな置かれ方をしているのだろう? と

思われた方も多かったのではないでしょうか。

作品に近づき、そのタイトルを見ることで

なるほどと思える素敵な演出でした。

今回も沢山の方にご来廊頂きまして、ありがとうございました。

 

次回は7月5日(水)より 萩 傳 流 ー若手作家六人展ー が始まります。

初日である5日の17:30からはレセプション、

そして8日(土)には、お陰様で満席となりました特別記念茶会がございます。

どうぞ皆さまこの機会に足をお運びくださいませ。

スタッフ一同、心よりお待ちしております。