下沢 敏也 陶展 ー北の大地からー
会期 Schedule |
平成29年9月1日(金)~9月7日(木) September 1 - September 7, 2017 |
開廊時間 Opening Hours | 午前11時~午後7時まで(最終日7日は午後5時まで) 会期中無休 |
ご紹介文 Introduction |
下沢敏也は、北海道を代表する陶芸家である。 彼は平成23年、北海道文化奨励賞を受賞した。
その活動は国内に留まらず、韓国、中国、ニューヨークと幅広い。 下沢の作品は、北の大地の壮大な時間の流れの中から、生命(いのち)の記憶を探り出そうとしている。 代表作の一つであるRe-birthは、朽ち果てていくものから生まれ変わる時間の経過を含めた<風化から再生へ>をテーマに制作している。
その一方で、下沢は茶碗や陶筥といったうつわにも挑戦している。 とくに自由で造形性豊かな織部焼に魅かれるという。 その理由は、織部焼が懐石のうつわとして誕生したからである。
今展にも織部や粉引の陶筥、罅裂紋(かれつもん)の茶碗などが出品されているが、そのどの作品からも北の大地の惠みが感じられる。 それは、下沢が北の大地の陶土にこだわり、うつわに生命(いのち)を吹き込んでいるからであろう。 すなわち、下沢のうつわは北の大地から生まれたやきものなのである。
森 孝 一(美術評論家・日本陶磁協会常任理事) |
略歴 Biography | 昭和35年 北海道札幌市生まれ 昭和53年 故下澤土泡氏に師事 平成9年 ニューヨーク Parsons School of Design (北海道文化財団芸術家海外研修) 平成13年 ギャラリーマロニエ(京都) 平成15年 「北海道立体表現展‘06‘10」 (道立近代美術館) 平成20年 A MUSE LAND TOMORROW 2010 (道立近代美術館) 平成21年 札幌文化奨励賞受賞 平成23年 北海道文化奨励賞受賞、folding cosmos展(ニューヨーク・イギリス・ドイツ) 平成24年 「交差する視点とかたち」Vol.5記念展(札幌芸術の森美術館)、光州・北海道交流展2014(光州国立博物館・韓国) 平成27年 HOPE REPORT展(Park Soo Keun Museum/韓国) 平成29年 下沢敏也展 -Re-birth-風化から再生へ- (LIXIL・GINZA・東京) |
作家在廊日 Date Artist in Gallery | 会期中、全日、在廊予定 |
出品作品 Exhibited Works | 陶板、オブジェ、茶碗、陶箱、水指、風炉釜、茶入、花入、小皿、大皿、板皿、徳利、片口、ぐい呑など |
DM | この展覧会のDMを見る(PDF) |
お知らせ Notice | ■ ギャラリートーク「下沢敏也×森孝一」&レセプションのご案内 会期二日目の夕、下沢 敏也氏と森 孝一氏によるギャラリートークとささやかな小宴を開催します。 キリっと冷えたスパークリングワインと柿傳のおつまみで、楽しい一時になればと願っております。 どうぞご参会ください。 ・日 時 9月2日(土) 17:30~19:00 ・場 所 柿傳ギャラリー ・申 込 不要です。 |
主な出品作品 Main Exhibited Works |
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販売方法につきまして
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- DMや当サイトに掲載している作品は、会期が始まる前の事前予約を承っております。
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- 実際に弊廊にお出かけ頂けない方には、お電話やメールでのご注文も喜んで承ります。
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- 皆様からのお問い合わせを心よりお待ち申し上げております。