今後の展覧会

三崎 哲郎 陶展

会期 平成29年6月5日(月)~ 6月11日(日)
開廊時間午前11時~午後7時まで(最終日11日は午後5時まで) 会期中無休
略歴昭和17年 東京生まれ
平成 7 年 自宅に築窯、作陶を始める
平成13年 日本陶芸展入選(以降6回)
平成19年 日本伝統工芸展入選(以降6回)、東日本伝統工芸展入選(以降9回)
平成21年 菊池ビエンナーレ入選、一水会陶芸部会展佳作賞
平成22年 日本工芸会正会員認証
平成23年 日本陶芸展文部科学大臣賞
平成27年 陶美展入選(以降2回)
作家在廊日会期中、全日、在廊予定
  1. 私が初めて三崎作品と出会ったのは、智美術館での第3回菊池ビエンナーレの入選作品 でした。

    その波状紋の大鉢は、それは清新な美しい作品で強く心に残っています。

     

    この波状紋の作品は、三崎さんの十八番いや真骨頂であり、「糸抜き」という彼独特の技法で創り出されます。

    0.5mmという細い糸を駆使して、作品に自由に糸を張り、顔料を塗り、その張った糸をはがす。

    この様に細かく根気のいる作業をひたすら繰り返し、美しく儚い波状の文様を生み出しています。

     

    三崎さんの半生を振り返ると、サラリーマン生活が長く、TVの番組制作プロデューサー、 病院の事務長という異色の経歴を経て、52歳で陶芸家デビューを果たされました。

    私も未熟なサラリーマンを経験していますから、何とはなしに相通じるものを感じます。

     

    弊廊で初個展となる今回は、茶碗、水指、花入などの茶陶から、食器、酒器などの普段使いの作品まで100点余りの見目麗しい「糸抜き」の近作を発表します。

    三崎さんはうちの展覧会にほぼ毎回足を運ばれ、勉強されてきました。

    お人柄もその作品も私が敬愛して止まない三崎哲郎さん。どうぞご清覧頂ければ幸いです。

     

    店主 安田 尚史