松谷 文生 陶展 ー煉問ー
〔左端から〕
縁(えん)/ 34,560 円
W 9.4 × D 9.6 × H 8.0 (㎝)
黎(れい)/ 129,600 円
W 22.8 × D 19.2 × H 20.5 (㎝)
縁(えん)/ 34,560 円
W 12.3 × D 8.6 × H 8.6 (㎝)
会期 Schedule |
平成29年4月24日(月)~4月30日(日) April 24 - April 30, 2017 |
開廊時間 Opening Hours | 午前11時~午後7時まで(最終日30日は午後5時まで) 会期中無休 |
ご紹介文 Introduction |
二月の寒いある日、愛媛県砥部町に松谷文生さんを訪ねました。 いつもと変わらぬ優しい笑顔でお出迎え頂き、淹れたての美味しい松谷珈琲を頂きながら、色々な楽しい話に花が咲きました。
さて、弊廊で二年振りとなる本展では、今の制作姿勢を改めて自問するという意味を込め、ご自身でサブタイトルを「煉問(れんもん)」と名付け、最新作の約80点を世に問います。 私が思う松谷作品の魅力は、その伸びやかで自由な「うねるフォルム」と、作品が纏う多量の細かな「筋目の質感」でしょう。 成形→削り→筋入→釉がけ素焼→釉がけ本焼→研磨と手間暇のかかる制作過程を経て出来上がる作品は独特の存在感を放っています。
そんな作品名には、黎器、黎碗、黎盃など、必ず「黎(れい)」の字が添います。黎には暗いという意味がありますが、黒になりきれない黒の作品という意味合いで名付けたとの事。 本展では、数々の受賞歴を持つ黎の作品だけではなく、青色などの新作も出品予定ですので、私もどんな作品が届くか今からとても楽しみです。 どうぞご清覧頂ければ幸いです。 店主 安田 尚史
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略歴 Biography | 昭和50年 愛媛県伊予郡砥部町に生まれる 平成8年 嵯峨美術短期大学陶芸家卒業(現 京都嵯峨芸術大学)、日本芸術院会員 今井政之先生、眞正先生に師事 平成19年 独立、砥部にて作陶を始める 平成22年 第27回 田部美術館大賞「茶の湯の造形展」奨励賞受賞 平成24年 2012京都工芸ビエンナーレ 日本経済新聞社賞受賞、菊池寛実記念智美術館 第1回「茶の湯の現代-用と形-」入選 平成25年 第5回 菊池ビエンナーレ 奨励賞受賞、神戸ビエンナーレ2013現代陶芸コンペティション 大賞受賞 平成26年 第31回 田部美術館大賞「茶の湯の造形展」展 優秀賞受賞 平成27年 第8回 現代茶陶展 TOKI織部奨励賞受賞、柿傳ギャラリー個展 平成28年 第9回 現代茶陶展 入選 平成29年 第34回 田部美術館大賞「茶の湯の造形展」展 優秀賞受賞、第10回 現代茶陶展 入選、第24回 日本陶芸展 入選 |
作家在廊日 Date Artist in Gallery | 会期中、全日、在廊予定 |
主な出品作品 Main Exhibited Works |
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販売方法につきまして
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- DMや当サイトに掲載している作品は、会期が始まる前の事前予約を承っております。
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- 実際に弊廊にお出かけ頂けない方には、お電話やメールでのご注文も喜んで承ります。
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- 皆様からのお問い合わせを心よりお待ち申し上げております。