過去の展覧会

今を継ぐ 越中瀬戸焼 かなくれ会 陶展

しゃくなが ゆきお

【左端から(税込)】
北村 風巳
祭器 / 75,600円
W14.2 D13.2 H7.4(cm)

釋永 陽
mari-mari / 27,000円 【ご売約済み】
Φ11.6 H10.2(cm)

釋永 由紀夫
白三角盒子 / Φ15.8 H29.0(cm)

吉野 香岳
二彩茶盌 / 108,000円
Φ11.4 H9.4(cm)

加藤 聡明
銅釉茶入 / 64,800円
Φ6.8 H10.2(cm)

会期
Schedule
平成29年2月22日(水)~2月28日(火)
February 22 - February 28, 2017
開廊時間
Opening Hours
午前11時~午後7時まで(最終日28日は午後5時まで) 会期中無休
出品作家
Artist
釋永 由紀夫、加藤 聡明、吉野 香岳、北村 風巳、釋永 陽
ご紹介文
Introduction

富山というと皆様は何を想い出されますか?

寒ブリ、白えび、ブラックラーメン、おわら風の盆、薬売、世界一美しいスターバックスコーヒー・・・。

 

私は、富山というと、まず大好きな立山連峰がまぶたに浮かびます。

その富山が誇る名峰・立山の麓で、もくもくと窯煙をあげる五人の陶工集団、越中瀬戸焼「かなくれ会」展を開催します。

富山県の工芸というとガラスや金工の方が有名かもしれませんが、いやいや、焼き物もとても頑張っているのです。

 

越中瀬戸焼は、430年の歴史を今に継ぐ古窯で、尾張瀬戸から陶工が移り住み、「越中の国内で良土をみつけて瀬戸焼を始めよ」という加賀・前田家からのお達しから越中瀬 戸焼という名前がついたそう。

また、「かなくれ」とは陶片の事をいう方言だそうですが、 先人の努力が偲ばれるとても良い名を付けられたと思いました。

 

富山の人は親切で心の優しい方が多いように私は思うのですが、かなくれ会の作品も そんなお人柄がにじむ優しい風合いが魅力で、掌にしっとり馴染みます。

弊廊にとって、初めてのかなくれ会。どうぞご批評頂ければ幸いです。

 

店主 安田 尚史

略歴
Biography
釋永 由紀夫
-庄楽窯-
昭和29年 富山県立山町に生まれる
昭和50年 釋永庄次郎より 庄楽窯を継承
昭和51年 備前・金重素山氏に師事する
昭和54年~ 韓国の利川窯・聞慶窯・清州窯にて作陶
平成8年 スティーブ・ジョブズ氏と出会い、以後、制作依頼を受ける

加藤 聡明
-四郎八窯-
昭和36年 富山県立山町に生まれる
昭和53年 石川県の九谷焼東製陶所にて東邦昭のもとで修行に入る
昭和60年 富山に帰り、家業の四郎八窯にて作陶に入る
昭和63年 自ら、登り窯を築窯
平成7年 いってこい窯を築窯
平成16年 越中陶の里「陶農館」の講師となる

吉野 香岳
-千寿窯-
昭和45年 富山県立山町に生まれる
平成4年 京都精華大学 造形学科陶芸部 卒業
平成5年 滋賀県立 信楽「陶芸の森」研修生
平成6年 京都市工業窯業試験所 研修生
平成7年 富山県に戻り家業を手伝う
平成22年 三代目香岳襲名

北村 風巳
-枯芒ノ窯-
昭和52年 富山県富山市に生まれる
平成12年 越中陶の里「陶農館」にて作陶開始
平成14年 江戸時代の越中瀬戸焼に感銘を受ける
平成18年 唐津焼 中里太郎右衛門窯にて修行
平成22年 立山町に穴窯を築窯
平成23年 枯芒ノ窯と命名し、初窯を焚く

釋永 陽
-庄楽窯-
昭和51年 富山県立山町で由紀夫の長女として生まれる
平成8年 京都府立陶工高等技術専門校 修了
平成13年 個展活動を開始
富山、金沢、京都で開催
平成21年 柿傳ギャラリー(東京)にて個展
平成22年 第1回金沢・世界工芸 トリエンナーレ出品
作家在廊日
Date Artist
in Gallery
22日(水):釋永 由紀夫、加藤 聡明
23日(木):釋永 由紀夫、加藤 聡明
24日(金):釋永 由紀夫、加藤 聡明
25日(土):釋永 由紀夫、加藤 聡明、北村 風巳、吉野 香岳、釋永 陽
26日(日):釋永 由紀夫、加藤 聡明、北村 風巳、吉野 香岳、釋永 陽
27日(月):北村 風巳、吉野 香岳
28日(火):北村 風巳、吉野 香岳
主な出品作品
Main Exhibited
Works
展覧会期間中に展示した主な作品を以下にご紹介致します。
価格は、税別か税込の記載が無い場合は、展覧会開催時点の消費税込みの金額です。
画像をクリックすると拡大写真がご覧になれます。
これらの作品以外にも多数の作品がございます。お客様のお好みをお電話かメールにてお聞かせ頂ければ、より詳細な画像を撮影して、メールにてご案内させて頂きます。
展覧会終了後は、申し訳ありませんが、作品の在庫をお調べするためのお時間を頂ければ幸いです。

釋永由紀夫-1

No.1

作家名釋永 由紀夫
作品名白六稜盒子 【ご売約済み】
寸法Φ 7.0 × H 7.4 (㎝)

加藤聡明

No.2

作家名加藤 聡明
作品名水注 【ご売約済み】
価格108,000円
寸法W 16.0 × D 110. × H 19.8 (㎝)

吉野香岳-1

No.3

作家名吉野 香岳
作品名黄瀬戸花入
価格129,600円
寸法Φ 10.8 × H 25.6 (㎝)

北村風巳-1

No.4

作家名北村 風巳
作品名茶盌 【ご売約済み】
価格64,800円
寸法W 12.6 × D 12.0 × H 6.5 (㎝)

釋永 陽-1

No.5

作家名釋永 陽
作品名花弁鉢 【ご売約済み】
寸法W 13.4 × D 11.6 × H 4.8 (㎝)

かなくれ会06

No.6

作家名釋永 由紀夫
作品名白六角水指
寸法Φ 18.8 × H 19.0 (㎝)

かなくれ会07

No.7

作家名加藤 聡明
作品名鉄釉湯沸
獅子面涼炉
価格19,440 円
140,400 円
寸法W 15.4 × D 13.0 × H 9.6 (㎝)
Φ 18.0 × H 17.5 (㎝)

かなくれ会08

No.8

作家名吉野 香岳
作品名灰釉宝珠型花器
価格270,000 円
寸法Φ 27.0 × H 25.5 (㎝)

かなくれ会09

No.9

作家名北村 風巳
作品名叩き灰釉舟徳利
価格129,000 円
寸法Φ 18.0 × H 22.5 (㎝)

かなくれ会10

No.10

作家名釋永 陽
作品名越中瀬戸平茶碗
寸法Φ 16.6 × H 5.5 (㎝)

かなくれ会11

No.11

作家名釋永 由紀夫
作品名澱青鎬水指
寸法Φ 12.4 × H 25.0 (㎝)

かなくれ会12

No.12

作家名加藤 聡明
作品名【右】茶巾筒
【左】透箸立 【ご売約済み】
価格5,400円
8,640 円
寸法Φ 3.8 × H 6.0 (㎝)
Φ 5.2 × H 6.5 (㎝)

かなくれ会13

No.13

作家名吉野 香岳
作品名黒釉土瓶
価格48,600 円 【ご売約済み】
寸法W 19.2 × D 15.2 × H 20.6 (㎝)

かなくれ会14

No.14

作家名北村 風巳
作品名越中瀬戸耳付茶入(写) 【ご売約済み】
価格162,000 円
寸法W 6.0 × D 7.0 × H 7.0 (㎝)

かなくれ会15

No.15

作家名釋永 陽
作品名白釉氷裂透鉢
寸法Φ 21.2 × H 9.5 (㎝)

販売方法につきまして

DMや当サイトに掲載している作品は、会期が始まる前の事前予約を承っております。
実際に弊廊にお出かけ頂けない方には、お電話やメールでのご注文も喜んで承ります。
皆様からのお問い合わせを心よりお待ち申し上げております。