過去の展覧会

瀬津 純司 卅碗展

せつ じゅんじ

会期
Schedule
平成27年6月4日(木)~6月10日(水)
June 4 - June 10, 2015
開廊時間
Opening Hours
午前11時~午後7時まで(最終日は午後5時まで) 会期中無休
ご紹介文
Introduction

これぞ現代の織部茶碗

 

今年2月、織部の郷と称されている岐阜県土岐市主催の「現代茶陶展」に出品していた、瀬津純司さんの茶碗と出会い、これこそ今織部だと大いに共感を抱いた。

もちろん今織部と思ったのは私の感想であったが、作者も発想の源点に昔の黒織部茶碗があったらしい。だが、彼は昔のものの写しは造らなかった。

成形の技も、かつての黒織部のようなロクロ成形の後に歪ませるのではなく、板状に伸ばした胎土を切って胴と底を繋いで成形した、いわゆるタタラ造りである。

全体的にやや薄く造られていて、そこにすっきりと した趣が生じ、胴の文様は墨流しを応用して、白・鼠色、薄黒三段に色を重ねて表すなど、 茶碗の姿・文様ともに他にない新鮮味が感じられ、いい薄茶の茶碗が表れたと思った。

現代の茶の湯の茶碗に新たな一石を投じた、可能性の豊かな陶芸家をここに紹介する次第である。

 

林屋 晴三

略歴
Biography
昭和50年 京都に生まれる
平成9年 京都精華大学 美術学部造形学科 陶芸専攻卒業
平成14年 日本伝統工芸近畿展 新人奨励賞、益子陶芸展 入選
平成16年 京都府美術工芸新鋭選抜展
平成22年 京都工芸ビエンナーレ 入選
平成25年 世界工芸コンペティション・金沢 入選
平成27年 第8回 現代茶陶展 T O K I 織部優秀賞
作家在廊日
Date Artist
in Gallery
会期中、全日、作家在廊予定
主な出品作品
Main Exhibited
Works
展覧会期間中に展示した主な作品を以下にご紹介致します。
価格は、税別か税込の記載が無い場合は、展覧会開催時点の消費税込みの金額です。
画像をクリックすると拡大写真がご覧になれます。
これらの作品以外にも多数の作品がございます。お客様のお好みをお電話かメールにてお聞かせ頂ければ、より詳細な画像を撮影して、メールにてご案内させて頂きます。
展覧会終了後は、申し訳ありませんが、作品の在庫をお調べするためのお時間を頂ければ幸いです。

瀬津純司01

No.1

作品名彩墨流 碗
価格【ご売約済】54,000
寸法W12.0 × D12.0 × H8.9 (㎝)

瀬津純司02

No.2

作品名彩墨流 碗
価格【ご売約済】54,000
寸法W11.2 × D11.2 × H9.6 (㎝)

瀬津純司03

No.3

作品名彩墨流 碗
価格【ご売約済】54,000
寸法W12.2 × D12.2 × H8.7 (㎝)

瀬津純司04

No.4

作品名彩墨流 碗
価格54,000
寸法W11.8 × D11.8 × H9.2 (㎝)

瀬津純司05

No.5

作品名彩墨流 碗
価格54,000
寸法W12.0 × D12.0 × H8.6 (㎝)

瀬津純司06

No.6

作品名彩墨流 碗
価格54,000
寸法W12.0 × D12.0 × H8.3 (㎝)

瀬津純司07

No.7

作品名彩墨流 碗
価格54,000
寸法W11.3 × D11.8 × H8.5 (㎝)

瀬津純司08

No.8

作品名彩墨流 碗
価格48,600
寸法W11.2 × D11.2 × H8.3 (㎝)

瀬津純司09

No.9

作品名彩墨流 碗
価格54,000
寸法W14.0 × D14.0 × H7.6 (㎝)

瀬津純司10

No.10

作品名彩墨流 碗
価格54,000
寸法W11.9 × D11.9 × H8.6 (㎝)

瀬津純司11

No.11

作品名彩墨流 碗
価格54,000
寸法W12.0 × D12.0 × H8.3 (㎝)

瀬津純司12

No.12

作品名彩墨流 碗
価格54,000
寸法W12.4 × D12.4 × H7.5 (㎝)

瀬津純司13

No.13

作品名彩墨流 碗
価格54,000
寸法W11.9 × D11.9 × H8.5 (㎝)

瀬津純司14

No.14

作品名彩墨流 碗
価格54,000
寸法W11.8 × D11.8 × H9.2 (㎝)

瀬津純司15

No.15

作品名彩墨流 碗
価格54,000
寸法W12.0 × D12.0 × H8.7 (㎝)

販売方法につきまして

DMや当サイトに掲載している作品は、会期が始まる前の事前予約を承っております。
実際に弊廊にお出かけ頂けない方には、お電話やメールでのご注文も喜んで承ります。
皆様からのお問い合わせを心よりお待ち申し上げております。