過去の展覧会

柴田 一佐衛門 茶碗展 ー白を播く・黒を播くー

しばた いちざえもん

会期
Schedule
平成27年3月5日(木)~3月11日(水)
March 5 - March 11, 2015
開廊時間
Opening Hours
午前11時~午後7時まで(最終日は午後5時まで) 会期中無休
ご紹介文
Introduction

一佐衛門さんは、美濃焼の地である多治見に住まう陶芸家です。20代で渡米し、ジュエリーデザイナーとして活躍された後、一転、陶芸の道に入られるという異彩の人生を歩んできました。

これまで彼が作ってきた茶碗は、一目で一佐衛門作と分かる風の「瀬戸黒」を中心に発表してきましたが、3年振りとなる今回の個展では、サブタイトルを「白を播く・黒を播く」と銘打ち、新たに挑む白色と黒色の茶碗を発表します。

黒は素直な造形の茶碗に二つの薬をかけ、かせた風情を出し、白は茶碗の内外に三つの薬をかけ分けてじっくりと焼成したもの。どちらも抹茶の緑色が奇麗に映える事でしょう。

搬入日のギリギリまで窯に火を入れて、自分の納得の行く作品を出品したいと語る一佐衛門さん。

会期中は、毎日会場に詰めて下さいますので、ご批評頂ければ幸いです。

 

店主 安田尚史

略歴
Biography
昭和28年 岐阜県多治見市、五代目加藤幸兵衛の孫として土を生業とする家に生れる
昭和51年 武蔵野美術大学工芸工業学科 卒業
昭和52年 日本陶磁器デザインコンペティション 金賞受賞
昭和55年 渡米(ニューヨーク)マンハッタンにスタジオを持ち、パリ秋冬コレクション(フランス)などのアクセサリーを制作。ニューヨーク市立美術館に作品三点が展示される
平成 2 年 帰国。陶芸を再びはじめ、伯父、重要無形文化財、故 加藤卓男氏より指導を受ける
平成11年 京都銀閣寺にて個展、有馬頼底管長より、号「一佐衛門」を命名される
平成17年 茶道、遠州流家元、小堀宗実氏の門下となり、指導を受ける
平成23年 伊勢神宮に茶碗を献納する
作家在廊日
Date Artist
in Gallery
会期中、全日、作家在廊予定
主な出品作品
Main Exhibited
Works
展覧会期間中に展示した主な作品を以下にご紹介致します。
価格は、税別か税込の記載が無い場合は、展覧会開催時点の消費税込みの金額です。
画像をクリックすると拡大写真がご覧になれます。
これらの作品以外にも多数の作品がございます。お客様のお好みをお電話かメールにてお聞かせ頂ければ、より詳細な画像を撮影して、メールにてご案内させて頂きます。
展覧会終了後は、申し訳ありませんが、作品の在庫をお調べするためのお時間を頂ければ幸いです。

しばたいちざえもん01

No.1

作品名瀬戸黒
寸法Φ12.8 × H8.2 (㎝)

しばたいちざえもん02

No.2

作品名瀬戸黒
寸法Φ12.4 × H7.8 (㎝)

しばたいちざえもん03

No.3

作品名瀬戸黒
寸法Φ12.0 × H7.6 (㎝)

しばたいちざえもん04

No.4

作品名瀬戸黒
寸法Φ11.2 × H7.2 (㎝)

しばたいちざえもん05

No.5

作品名瀬戸黒
寸法Φ11.0 × H7.8 (㎝)

しばたいちざえもん06

No.6

作品名瀬戸黒
寸法Φ10.8 × H7.7 (㎝)

しばたいちざえもん07

No.7

作品名瀬戸黒
寸法Φ12.0 × H8.0 (㎝)

しばたいちざえもん08

No.8

作品名白播 筒茶盌
寸法Φ12.6 × H7.4 (㎝)

しばたいちざえもん09

No.9

作品名白播 筒茶盌
寸法Φ12.4 × H7.8 (㎝)

しばたいちざえもん10

No.10

作品名白播 端反茶盌
寸法Φ13.6 × H7.4 (㎝)

しばたいちざえもん11

No.11

作品名白播 端反茶盌
寸法Φ14.4 × H7.8 (㎝)

しばたいちざえもん12

No.12

作品名白播 端反茶盌
寸法Φ14.4 × H8.0 (㎝)

しばたいちざえもん13

No.13

作品名御深井釉茶盌
寸法Φ14.4 × H8.0 (㎝)

しばたいちざえもん14

No.14

作品名胆礬茶盌
寸法Φ11.8 × H6.8 (㎝)

しばたいちざえもん15

No.15

作品名美濃皮鯨茶盌
寸法Φ14.6 × H8.2 (㎝)

販売方法につきまして

DMや当サイトに掲載している作品は、会期が始まる前の事前予約を承っております。
実際に弊廊にお出かけ頂けない方には、お電話やメールでのご注文も喜んで承ります。
皆様からのお問い合わせを心よりお待ち申し上げております。