大角 幸枝 × 前田 正博 茶の造形展
会期 Schedule |
平成26年8月31日(日)~9月7日(日) August 31 - September 7, 2014 |
開廊時間 Opening Hours | 午前11時~午後7時まで(最終日は午後5時まで) 会期中無休 |
ご紹介文 Introduction |
東京藝大出身の大角さんと前田さんによる茶の湯の造形展が催される。 大角さんは芸術学科に学び、その後金工の実技を習得して、金工作家として活躍するようになった。伝統工芸展に布目象嵌文を表わした優れた作品によって昭和62年に総裁賞を授与されて注目されるようになり、その後、水指や建水さらに花生などの茶具を創作するようになった作家である。私はその作品を当初から高く評価して茶会にしばしば用いている。 前田さんは、いまさら紹介するまでもなくユニークな色絵表現によって現代色絵陶の旗手として活躍している。十年ほど前から茶碗を作るようになり、次第に多くの数寄者が用いるようになって、薄茶用の茶碗としての声価は極めて高い。 藝大出身者二人の展覧会は、初めてのことで、秀でた茶具の出現を大いに期待している。 林屋 晴三 |
略歴 Biography | □大角 幸枝 [ 金工 ] 昭和20年 静岡県に生まれる 昭和44年 東京藝術大学美術学部芸術学科卒業 鹿島一谷、関谷四郎、桂盛行に師事する 昭和62年 第34回日本伝統工芸展 日本工芸会総裁賞 平成3年 第1回香取正彦賞 第4回MOA岡田茂吉賞優秀賞 平成21年 第56回日本伝統工芸展 日本工芸会保持者賞 平成22年 紫綬褒章受章 第17回MOA岡田茂吉賞 工芸部門MOA美術館賞 現在、日本工芸会正会員、東京家政大学名誉教授 □前田 正博 [ 陶芸 ] 昭和23年 京都府久美浜町に生まれる 昭和50年 東京藝術大学大学院工芸科陶芸専攻修了 平成17年 第1回「菊池ビエンナーレ」優秀賞 東京六本木に工房を移転 平成21年「赤・黒・金・銀・緑・青 前田正博の色絵」展(智美術館) 第56回日本伝統工芸展日本工芸会総裁賞 平成22年 第17回MOA岡田茂吉賞 工芸部門MOA美術館賞 平成23年 日本陶磁協会賞 現在、日本工芸会 東日本支部 幹事長 |
作家在廊日 Date Artist in Gallery | 大角:全日在廊予定 前田:8/31(日)~9/6(土) |
お知らせ Notice | 【オープニングレセプションのご案内】 展覧会初日の8月31日(日)17:00~19:00、柿傳ギャラリーにて、ささやかなパーティー(立食) を開催します。 京懐石「柿傳」のおつまみとスパークリングワインをふるまいますので、 どうぞお気軽にご参会ください。(参加費無料、申込不要) |
主な出品作品 Main Exhibited Works |
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販売方法につきまして
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- DMや当サイトに掲載している作品は、会期が始まる前の事前予約を承っております。
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- 実際に弊廊にお出かけ頂けない方には、お電話やメールでのご注文も喜んで承ります。
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- 皆様からのお問い合わせを心よりお待ち申し上げております。